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小山市 押入れにポタポタと雨漏り!原因は瓦ではなくルーフィング破損
更新日:2025年11月27日
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
小山市にお住まいのお客様より『押入れの天井から雨漏りがして困っている』とご相談をいただき、調査に伺ってまいりました。
DIYで雨漏り補修を試みたものの一向におさまらず、やはり業者にやってもらわないとダメか・・・と思い立ってのご依頼でした<(_ _)>
DIYでの処置はあくまでも“その場しのぎ”に過ぎません。
雨漏りは「見えている部分」だけを補修しても直らないケースが非常に多く、根本原因が残っていればすぐに再発してしまうからです(´;︵;`)
小山市のお客様宅にお伺いし、まず室内から調査を開始しました。
問題の雨漏りが発生している押入れの天井を確認すると、うっすらと色が変わり雨染みが広がっています。
この段階では
「屋根のどこかから水が入っている」ことがわかるだけで、まだ原因の特定には至りません。
幸い
点検口(天井裏への入り口)がありましたので、許可を取って上がらせていただき、屋根裏の状態をチェックしましょう(`・ω・´)ゞ
暗い中を懐中電灯を照らしながら注意深く進んでいくと、合板にはっきりと水が垂れ落ちた痕が・・・(;>人<)
その真上にあたる
野地板(屋根材を支えるための下地材)は、板材が黒く変色しています。
この黒ずみは汚れではなく、
雨水の侵入や湿気により内部の腐食が進行しているサインの可能性が高いです。
小山市のお客様宅の野地板は、
バラ板と呼ばれる木板の一種が使われていました。
バラ板とは、構造用合板などが使用される以前に使用されていた野地部材のことです。
細長い薄い木板を並べ上げた上に瓦を乗せている構造ですが、隙間から雨水が入り込まないよう、バラ板の上(=瓦の下)には
ルーフィング(防水紙)が施工されています。
ルーフィング(防水紙)とは、屋根材の下に敷かれている防水シートのことです。台風や豪雨時に屋根材の隙間から雨水が入り込んだ時、ルーフィングは建物内部への浸水を防ぎ、建物を守る上で非常に重要な「二次防水」の役割を担っています。
小山市のお客様宅は瓦葺きの屋根です。
築年数を感じさせる色褪せがあるものの、遠目には大きな破損はなく、問題なさそうに見えます。
事前にお客様から伺っていた通り
「棟瓦(むねがわら)」の周辺に白く
シーリング材が塗られた痕がありました。
棟瓦とは、瓦屋根の一番高い頂上部分(棟)に取り付けられる瓦のことです。
屋根のてっぺんを水平に覆う瓦で、雨水の侵入を防ぎ、屋根全体を安定させる重要な役割を持っています。
雨水が入って来ないように何度かシーリングで隙間を塞ぐ修理を試みたそうですが、残念ながら雨漏りはこれでは直りません(∩´﹏`∩)
なぜでしょうか?
『雨漏りを止めるには、雨が入ってきそうな隙間を塞いでしまえばいい』と考える方が非常に多いのですが、実はこれは逆効果になるケースも少なくありません。
屋根や外壁は、雨水を完全に遮断するのではなく、
「正しい経路で屋外へ排水する」ように設計されています。
DIYでむやみにシーリングを詰め込むと、
一度屋根内部に入り込んだ雨水の逃げ道がなくなり、室内側へ回り込んで雨漏りが悪化してしまうことがあるのです。
多くの場合、雨漏りの原因はこういった「目に見える隙間」ではありません。
実際に問題となっているのは、屋根材の下にある
ルーフィングの破損です。
ルーフィングが傷んでいると、どんなに表面を塞いでも雨漏りは止まらないのです(;▽;)
試しに瓦を一定量剥がしてみました。
あらわになったルーフィングには、雨水が通った痕がくっきりと残っています(゚д゚lll)
ルーフィングは劣化し、触ると簡単に裂けてしまいます(@_@;)
中には穴が開いてスカスカになっている箇所もありました。
小山市のお客様宅は築45年。
ルーフィングの耐用年数は20~30年程度ですので、防水機能が完全に失われてしまっている状態です(;_;)
瓦を剥がした箇所を天井裏から見てみると、光が差し込んでいますΣ(@д@;ノ)ノ
この状態ではなにをどうやっても雨漏りは収まりません(*_*)
瓦屋根はもともと瓦同士に隙間があいている構造ですので、瓦の下に雨水が入る前提でルーフィングで防水しています。
そのルーフィングが
劣化して防水機能を失うと、建物内部まで雨水が浸入し、やがて室内にまで雨漏りしてしまいます。
小山市の現場は、雨漏りを防ごうと隙間をシーリングで塞いだことで入り込んだ
水の逃げ場がなくなり、水分が瓦内部に留まっていたと思われます。
水が排出できず長時間滞留すると、ルーフィングの劣化が促進し屋根下地や野地板まで傷んでしまうため、早めにメンテナンスしてあげなければいけませんね(>_<。)
腐食した野地板は、部分的に交換することで対処できます。
そのうえで新しいルーフィングを敷設すれば、雨漏りはおさまるでしょう(*^_^*)
しかし築45年ということを顧みると、相応のメンテナンスが必要な時期にも来ています。
部分的な雨漏り修理だけでなく、これを機に屋根全体の工事を検討してみてもいいかもしれません。
お客様に撮影した画像をお見せしつつ、丁寧に状況を説明いたしました。
特に屋根裏から光が射している様子には驚かれたようで、
「やっぱりDIYじゃ無理でしたね。プロの業者さんにお任せした方がいい」ともおっしゃっていただけました୧(˃◡˂)୨୧(˃◡˂)୨
屋根材を「一次防水」とするならば、屋根材の下に敷かれたルーフィングは「二次防水の要(かなめ)」です。
ルーフィングが健全な状態であれば、仮に雨水が侵入しても建物内部まで届かないように防いでくれます。
雨水を“入れない”ことも重要ですが、万が一入った水を“室内に通さない”役割こそ、ルーフィングの使命(๑•̀ - •́)و✧
DIYで表面を直しても、根本的な防水機能が劣化していれば雨漏りは止まりません。
雨漏り修理は、屋根構造を理解した専門業者にお任せするのが一番安心です(^O^)/
街の屋根やさん栃木小山店では、無料診断にて雨漏りの原因を徹底的にお調べいたします。
押入れや天井の雨染みに気付いたら、放置せずぜひお早めにご相談くださいね~( ´ ▽ ` )ノ
屋根工事は、私達にお任せください!現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
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