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堺市堺区にて棟板金がめくれた工場屋根を補修|大波スレートの下地強化と板金カバー工事
更新日:2025年11月26日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
堺市堺区の築50年以上の工場にて、
一部めくれてしまった棟板金(むねばんきん)の修理を行いました。
古い大波スレート屋根でよくある「金具の錆び」「過去修理の不具合」「台風の繰り返しで弱っている」といった状況が重なっており、しっかりとした対策が必要でした。
工場・倉庫の屋根修理をお考えの方はご参考にしてみてくださいね。
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前回、堺市堺区の築50年以上の工場にて、強風で一部がめくれた棟板金(むねばんきん)の調査を行いました。
「棟板金の幅に合っていない固定」「フックのピッチ不足」「金具の錆び」といった
複合的な不具合を確認しました。
適切に固定されていた箇所は無傷だったため、施工の差がめくれた原因と考えられました。
お客様には
棟板金のカバー工事・大波スレートの補強カバーをご提案し、今回工事を行います。
▶棟板金の交換・修理ガイド|浮きや飛散の修理事例・費用も豊富に紹介
築50年以上が経過した大波スレートは表面が弱くなり、ちょっとした荷重でも割れたり踏み抜いたりする危険があります。
そのため屋根の上に足場板を並べ、その上で作業を行います。
重さが一点に集中しないように分散させることでスレートを傷めず、安全に作業ができます。
カバー工事のため、まずは
古いビス・フックの撤去作業を行いました。
錆びで固着している固定金具は無理に引き抜くと、スレートが割れたり欠ける原因となるため慎重に撤去します。
ビス・フックを1本ずつ丁寧に撤去しながら、必要に応じて小さなビスで大波スレートを仮留めしました。
仮留めすることで大波スレートがズレたり下がったりせず、安全に作業を進めることができます。
既存の棟板金の下に大波スレート鉄板(GL鋼板)を差し込み、屋根の強度を高めます。
●雨が内部に入り込むのを防ぐ
●経年劣化で脆くなった大波スレートを補強する
●新しい棟板金をしっかり固定できる下地をつくる
といった重要な役割があります。
築年数が経った大波スレート屋根材は脆くなって、金具が効きにくく風に弱い状態になっていることが多いため、この下地強化が耐久性を向上させてくれます。
大波スレート鉄板の
水上側(棟側)は、端部を立ち上げ加工してあります。
こうすることで雨水が逆流してきても堰き止めて、内部に浸入することを防ぐことができます。
古い棟部では、こうしたひと手間が後々の雨漏りを防ぐ大切な工程になります。
パッキン付ビスで固定していき、大波スレート鉄板の取り付けが完了しました。ゴム製のパッキンがビス周辺をしっかり密着させ、強風時の揺れやスレートのわずかな動きにも対応し、防水性も長期間維持することができます。
新しい棟板金を取り付けていきます。工場の屋根は築年数が経つほどわずかな反りやゆがみが出ていることが多いため、板金は現場で細かく折り曲げ加工し、ラインにぴったり合うよう調整します。
板金の継ぎ目部分はコーキングを充填して、しっかりと密着させます。
こちらも
パッキン付ビスを使用し、ピッチを狭くして固定していきます。
棟板金の端部には小さなビスを打ち込み、風を受けにくい構造に仕上げています。
端部は風の巻き込みが起きやすく、浮きやバタつきの原因になりやすいため、細かな固定で長期的な安定性を確保します。
棟の端部は、板金で丁寧に包み込み仕舞で施工しました。
この部分は少しでも甘いとそこから風が入り込み、一気にめくれてしまうことがあるため、特に慎重な仕上げが必要です。
既存の棟板金のめくれが発生していたのも、まさにこの端部に風が集中したことが原因でした。
そのため従来よりも耐久性を高めるため、補強と防水を兼ねた包み込み仕上げで棟全体の耐風性・耐久性を大きく向上させています。
棟板金・大波スレートの一部カバー工事が完了しました
棟板金・大波スレートの一部カバー工事が完了しました!
施工前は棟板金の端部がめくれ上がり、ビス・フックの錆びや経年劣化によって板金全体が不安定になっていました。
大波スレートの下地も弱っており、強風時にはさらに被害が拡大する恐れがある状況でした。
今回のカバー工事では大波スレート鉄板(GL鋼板)による下地補強を行い、その上から新しい棟板金をしっかりと固定しています。
特にビス・フックのピッチ(間隔)を狭く配置し、
風を受けてもバタつきにくい構造へと改善し、お客様にもご安心いただけるようになりました。
▶工場・倉庫の屋根や外壁に使用される大波スレートと小波スレートの最適なメンテナンス方法
工場・倉庫屋根は定期的なメンテナンスがおすすめです
工場や倉庫の屋根は一般住宅と比べて面積が広く、常に強風・雨・温度変化の影響を受けやすい環境にあります。
大波スレートや古い板金屋根では固定金具の錆びや屋根材の脆化が進みやすく、少しの不具合でも棟板金のめくれや漏水につながることがあります。
「最近屋根を点検していない」「強風後に不安がある」という場合は、早めのチェックが安心につながります。
当店では工場・倉庫の点検や部分補修も承っておりますので、いつでもお気軽にご相談ください。
可能です。築年数が経っていてもスレートの状態に合わせて補強板(GL鋼板)を追加したり、塗装することなどで安全に補修できます。
固定ピッチを狭くする、錆びに強い金具を使う、端部をしっかり包むなど、強風対策をした施工が必要です。
工場や倉庫の屋根は、5年に1度の定期点検、もしくは台風後のチェックを推奨しています。広い屋根は異常に気づきにくいため、早期点検でトラブルを防ぐことができます。
街の屋根やさん堺店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!
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