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福岡市の屋根破損にお悩みの方へ|14万円で解決した「鬼瓦の落下による雨漏りリスク」
更新日:2025年11月22日
✅福岡市の屋根破損にお悩みの方へ|14万円で解決した「鬼瓦の落下による雨漏りリスク」こんにちは!
街の屋根やさん福岡西店です。
前回の記事では、福岡市内の築50年を超える和風住宅で、
鬼瓦が落下しその下から瓦を固定していた赤土が流れ出るという、棟の危機的な状況をご報告しました。この状態は、棟の防水性が失われ、雨漏りや棟全体の崩壊リスクが非常に高いことを示していました。
お客様は、この深刻な危険性を理解され、建物の安全と安心を確保するため、棟の積み直しと新しい鬼瓦の取り付け工事を決断されました。
本記事では、この緊急性の高い工事の内容と、お客様が安心を取り戻すまでの具体的な工程をご紹介します。
屋根調査の結果、鬼瓦が落下していました。
棟の内部の赤土が洗い流され、雨水が下地に達し、
雨漏り寸前でした。
✅このままでは雨漏りが発生するリスクがあり危険な状態でした。
| 工事内容 | 鬼瓦が脱落した部分を含む周辺の棟の積み直し工事と、新しい鬼瓦の取り付け。 |
| 工事金額 | 140,000円 |
✅この金額で、建物の最も危険な部分の安全性を回復させ、今後数十年の棟からの雨漏りリスクを解消することができました。
棟は、屋根の頂上部という最も風雨に晒され、構造的な負荷がかかる箇所です。
そのため、従来の土葺き工法ではなく、耐久性の高い現代的な工法を用いて再構築しました。
まず、鬼瓦が落下した周辺の棟瓦、崩れかかった漆喰、そして長年の風化で劣化した
古い赤土をすべて丁寧に解体・撤去しました。
この作業により、棟の下にある野地板(下地材)がむき出しになり、損傷がないかを確認しました。
劣化した部材を完全に除去することが、新しい棟の強度を確保する第一歩です。
棟を積み上げる土台として、棟のラインを正確に出すための
調整材や
防水材を設置し、新しい棟の土台を強固に築き上げます。
ここが工事の核となる部分です。
-
高性能な材料の使用
従来のように崩れやすい赤土は使用せず、耐久性・防水性に優れた南蛮漆喰などの高性能な詰め物(棟積材)を使用しました。
この材料は軽量で水を通しにくく、棟の強度を飛躍的に高めます。
-
緊結(きんけつ)による耐震性の向上
新しい棟瓦を積む際、単に材料で固めるだけでなく、銅線やステンレス製のビスで棟瓦を野地板にしっかりと固定(緊結)しました。
これにより、地震や強風が来ても瓦が飛びにくい、耐震・耐風性能の高い棟へと生まれ変わりました。
棟の先端部に、新しく製作した
鬼瓦を慎重に取り付けました。
鬼瓦を強固なステンレス製のビスなどで棟の下地にしっかりと固定し、その周囲を漆喰で美しく仕上げます。
これにより、棟の末端の防水性が回復すると同時に、和風住宅らしい威厳のある美しい外観を取り戻しました。
| ビフォー | 鬼瓦がなくなり、赤土が流れ出た、崩壊寸前の棟。雨漏りや瓦落下のリスクが非常に高い状態。 |
| アフター | 強固な緊結工法で再構築された棟。新しい鬼瓦がどっしりと据え付けられ、棟の防水性と強度が完全に回復。 |
今回の工事により、棟からの雨水の侵入リスクは完全に解消されました。
また、棟瓦が地震や強風で落下する危険性もなくなり、お客様の「安全に暮らしたい」という願いが実現しました。
新しい南蛮漆喰の美しい白が、和風住宅の美観も回復させました。
今回の福岡市の和風住宅の事例は、瓦屋根の長寿命の裏側にある「棟の寿命」を示す典型的なケースでした。
お客様の不安から始まった調査でしたが、14万円という費用で、建物の最も重要な部位の一つである棟の防水性と安全性を根本から回復させることができました。
瓦屋根はノーメンテナンスでは危険です。外から見ても分かりにくい棟の内部や瓦の固定状況は、築年数に応じて必ず劣化が進行しています。
手遅れになる前に、専門家による定期的な点検が、建物を守る鍵となります。
鬼瓦が落ちた場合、そこだけ修理すれば雨漏りは止まりますか?
鬼瓦が落ちたということは、棟全体の固定力が失われている証拠です。その箇所だけ修理しても、他の箇所も近いうちに崩れる可能性が高く、根本的な雨漏りや崩壊のリスクは解決しません。必ず、周辺の棟全体を解体し、緊結工法で積み直すことが必要です。
棟を解体する際は、必ずその下の野地板の上に一時的な防水シート(ターポリンなど)を施します。これにより、工事中に予期せぬ雨が降っても、下地や建物内部に水が浸入しないよう、万全の対策を講じて作業を進めますのでご安心ください。
この記事を書いた加盟店
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