玄関や窓の上にある“庇（ひさし）”は、普段は気にすることが少ない部分ですが、雨風から建物を守るとても大切な役割があります。
しかし実際には、「サビてきた」「歪んでいる」「交換するといくら？」「この状態は危険？」 など、意外とご相談の多い場所でもあります。

前回の記事
「西宮市｜庇（ひさし）の修理・交換は必要？劣化サインと放置リスクを徹底解説【外壁・雨漏り対策】」
では、庇が劣化したときに起こりやすい症状や、放置するとどうなるのかを中心に詳しく解説しました。

👉 今回はその続編として、庇（ひさし）の“リフォーム費用”と“工事内容”に特化した記事です。

庇は小さなパーツですが、劣化すると外壁の雨染み・雨漏り・下地腐食などにつながるため、
早めの点検・適切なリフォーム判断がとても大切です。
ぜひ参考にしていただき、安心して工事を進めていただければと思います(^^)/

庇（ひさし）のリフォームが必要になる劣化サイン

庇は屋根ほど面積が大きくないため見落としがちですが、劣化スピードは意外と早いです。
特に次のような症状があれば 修理・交換を検討すべきタイミング です。

• サビ・腐食・塗装の剥がれ

• 風でバタつく、ビスが緩んでいる

• 釘が浮いて「カタカタ」と音がする

• 軒天の黒ずみ・雨だれ跡

• 取り付け部分の隙間

こうした症状を放置すると、雨水が外壁内部に回り込んで
雨漏り・外壁の腐食・柱の劣化 につながるケースもあります。

西宮市で多い庇の種類（素材ごとの特徴）

庇の費用は素材によって大きく変わります。まずはよく使われている3種類を簡単にまとめます。

● トタン（鉄製）庇

• 費用が安い

• サビやすい

• 修理の相談が最も多い素材

● アルミ庇（アルミ製）

• サビにくく長持ち

• デザイン性が高い

• 交換費用はやや高め

● ポリカーボネート庇（後付けタイプ）

• 玄関や勝手口で人気

• 採光性が良い

• 台風時は固定が弱いと外れることも

素材が分かるだけでも、費用のイメージがつきやすくなります。

庇リフォームの費用相場（工事別）

庇の費用は 部位・サイズ・素材・下地の状態 によって変わります。
一般的な相場は次のとおりです。

● 庇の塗装

25,000～50,000円
（サビ止め＋上塗り2回）

● 庇板金の張替え（カバー工法）

35,000～80,000円
※トタン → ガルバリウム鋼板が人気

● 庇の交換（作り替え）

60,000～150,000円
※アルミ庇の場合は製品代で変動

庇は小規模工事でも、外壁の状態次第で追加費用が発生することがあります。

庇の費用が変わるポイント

庇の費用は「取り付け部分の状態」で大きく変わります。

• 下地木材が腐っているか

• 外壁と庇の取り合いに隙間があるか

• 雨漏りを起こしていないか

• 既存庇の撤去が必要か

庇工事でよくある質問（Q&A）

Q. 火災保険は使えますか？

強風・落下物など“自然災害”が原因なら適用される可能性があります。

Q. 工期はどれくらい？

・塗装：半日
・張替え：半日～1日
・交換：2日

と短期間で完了します。

まとめ｜庇は小さくても建物を守る大切な部分

庇は普段あまり意識されませんが、劣化すると外壁や内部にまで影響が出る重要な部分 です。
症状が軽いうちに補修すれば費用は抑えられます。

「これって修理が必要？」という段階でもお気軽にご相談ください。
実際の状態を拝見し、最適な工事方法と費用 を分かりやすくご説明します。

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