はじめに｜突風被害が多いポリカーボネート屋根

近年、杉並区井草周辺でも局地的な突風や強風の影響で、ポリカーボネート屋根（ポリカ屋根）が持ち上がったり、ビート（押さえゴム）が外れてしまうトラブルが増えています。
軽量で丈夫なポリカ屋根ですが、風が下から吹き上げると浮き上がる危険性があります。

今回は、実際に杉並区井草で発生したポリカーボネート屋根の被害と、復旧・補強工事をご紹介します。

被害状況の確認｜パネルが風で持ち上がってしまった

ビート（押さえゴム）の脱落も確認

復旧作業開始｜外れたポリカパネルの再セット

まずは外れかかったポリカーボネートパネルを枠にしっかりと戻し、正しい位置に固定します。
パネルが変形していないか確認しながら慎重に作業を進めます。

パネルが浮き上がる原因としては以下が考えられます。

・経年劣化でビートが緩んでいた

・強風が想定以上に吹き上げた

・施工時の固定が弱かった

今回は強風による影響が大きいものの、経年劣化も見られました。

壁際部分のシール処理を実施

再発防止対策｜フラットバーで飛散防止補強

最後に、ポリカーボネートパネルの上からフラットバー（押さえ金具）を取り付けました。
これにより、パネルが再び浮き上がることを防止できます。

フラットバー固定のメリットは以下のとおりです。

・強風に対する耐性が大幅に向上

・パネルのたわみの抑制

・ビートが劣化してもパネルが飛ばされにくい

突風被害が多い地域では非常に有効な補強方法です。

今回の工事ポイントまとめ

杉並区井草で行った今回のポリカ屋根修理のポイントをまとめると以下の通りです。

・ポリカーボネート屋根は軽量のため風に弱い部分がある

・ビートが外れるとパネルが簡単に持ち上がる

・正しい再セットとシール処理が基本

・フラットバーでの補強で再発防止に大きく効果

突風被害はいつ起きるかわかりません。
屋根材が飛散してしまうと、近隣への被害に発展する危険性もあるため、早めの点検をおすすめします。

杉並区井草でポリカーボネート屋根修理なら街の屋根やさんへ

当店では、ポリカーボネート屋根の点検・修理・交換工事を多数行っております。
小さな不具合でも放置すると大きなトラブルにつながりますので、ぜひお気軽にご相談ください。