郡山市にて屋根工事 錆びた棟板金を交換して安全性・美観を回復
更新日：2025年11月14日
前回の現場調査で棟板金に錆が見つかったお客様宅にて、今回は実際に棟板金の交換工事を行いました。
この記事では、古い棟板金の撤去から新しい棟板金の設置までの工程を分かりやすくご紹介します。屋根の劣化や雨漏りが心配な方の参考になる内容です。
錆が進行した棟板金は強度が低下しており、固定ビスも劣化していることが多いため、無理に残すと後の施工に影響します。また、錆が進行すると棟板金の下地である貫板にまで水が伝わり、腐食を引き起こすことがあります。貫板の状態を確認するためにも、古い棟板金をすべて撤去しました。
そのため、貫板をすべて撤去して新しいものを取り付ける準備をしていきます。
古いコーキング材が屋根の上に残っていると、きちんと防水処理がされないため、雨水が入り込んでしまったり、腐食が発生したりなど、屋根の耐久性が下がってしまいます。
屋根の形に合うように調整した貫板を設置します。屋根材をしっかり固定し、雨漏りの危険性を低減させるためにも、正確に寸法や角度を調整した貫板を使用するようにしました。
板金の重なり部分にはコーキング材を塗布し、固定します。
この工程により、雨水が隙間から入り込むことを防ぐことができます。
今回の郡山市の住宅では、錆びた棟板金を交換することで、屋根の耐久性と美観を改善することができました。屋根の劣化や棟板金の錆は放置してしまうと、雨漏りや屋根の下地の腐食につながります。そのため、気づいたら早めに対応することが重要になってきます。
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