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大垣市|屋根を軽くしたい!瓦屋根を金属屋根に葺き替えて地震対策
更新日:2025年11月12日
大垣市で「地震が心配だからとにかく屋根を軽くしたい」というご相談を受けて、瓦屋根から金属屋根への葺き替えを提案した事例を紹介します。屋根が重いと建物への負担が大きく、重心が高いため地震の横揺れに弱いのです。そのため、重い瓦屋根を軽量な屋根材に葺き替える事例が増えています。それでは、実際の屋根の様子を見ながら、瓦屋根が地震に弱い理由を見ていきましょう。>>ここまでやります!街の屋根やさん岐阜店の無料点検はこちら!
屋根の葺き替えの相談を受けて見積もり調査を行ったお宅です。二階建ての立派な戸建住宅でした。
屋根は昔ながらの釉薬瓦を使用した瓦屋根です。瓦は陶器でできているため、1枚1枚に重みがあり、特に重い屋根材と言えます。その瓦を屋根全体に並べているため、屋根が重くなるのは間違いありません。
瓦を外してみると、土が詰められているのが見えます。昔は「土葺き」と言って、藁などを混ぜた土を土台にして、その上に瓦を並べる工法が一般的でした。屋根の下地と瓦の間に大量の土が入っているため、屋根がとても重くなります。
土葺きでは、釘やネジで瓦を固定することができず、地震などで瓦がズレやすい点もデメリットです。
屋根全体を見てみると、実際に瓦がズレているところがありました。現在では、木材に瓦を固定する「桟葺き」が一般的となり、同じ瓦屋根でも葺き替えを行うことで安全性が向上します。
瓦の中でも特にゆがみ・ズレが発生しやすく、瓦が脱落するリスクが高いのが棟です。複数の瓦を積み上げ、棟番線と呼ばれる針金で緊結しているだけなので、ゆがみやすいのです。こちらの屋根でも、棟を構成している瓦の一部が大きくズレており、脱落してなくなっているところもありました。
瓦屋根は重量があり地震に弱いということから、他の屋根材に葺き替える事例が増えています。なかでも、最近主流となっているのが金属屋根です。最近は錆などに強い耐久性の高い金属屋根材が登場しており、軽量で強度も高いことから人気があります。今回は、金属屋根材の「スーパーガルテクト」での葺き替えを提案しました。>>【スーパーガルテクト】人気のガルバリウム鋼板屋根材おすすめの理由次回以降の記事で、葺き替えの見積もり調査でチェックするポイントを紹介します。
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