ホーム > 【熊本市東区】瓦屋根の雨漏り修理|棟と下屋の一部葺き直しで破…

【熊本市東区】瓦屋根の雨漏り修理|棟と下屋の一部葺き直しで破れたルーフィングを改修
更新日:2025年11月17日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
本日は
熊本市東区で発生した瓦屋根の雨漏りを、一部葺き直し工事で解決した事例をご紹介します。
瓦屋根のルーフィングが劣化で破れて雨漏りが発生していたため、新しいルーフィングに改修して雨漏りを解消しました。
築40年の瓦屋根で雨漏り発生|ルーフィングの破れが原因
屋根の調査を行うと、棟(むね)や下屋(げや)にルーフィングの破れが見られました。
お客様には、一部葺き直しでルーフィングを改修する工事、天井の張り替え工事をご提案し、工事のご依頼をいただきました。
今回の記事では、一部葺き直しでルーフィング改修を行った様子をご紹介します。
葺き直し工事とは、
既存の瓦を一度剥がし、ルーフィングや下地を改修した後、同じ瓦を復旧する工事です。
新しい瓦に交換する「葺き替え」よりも
材料費や解体撤去費用が節約できます。
【関連記事】これまでの瓦を再利用して屋根を葺き替える屋根葺き直し今回は雨漏りが起きた箇所のみの
「一部葺き直し」を行います。
まずは屋根の頂上=棟(むね)付近の葺き直しを行います。
棟付近のルーフィングは大きく破れが生じていました。
大雨時には瓦の隙間から雨水が入り込み、ルーフィングの破れ部分から雨漏りが起きていました。
新しいルーフィングに張り替え、雨漏りの原因を解消します。
棟付近の瓦を仮撤去しました。
瓦をはがすと、ルーフィングの劣化や破れ具合がよく分かりますね。
仮撤去した瓦は、下地の補修後に再設置するため、割れなどがないように慎重に保管しておきます。
ルーフィングの上には「桟木」という瓦を固定する細長い木が取り付けられています。
桟木は劣化して木がボロボロになり、瓦を固定する力が弱くなっています。
劣化した桟木を取り外し、既存のルーフィングの上から新しいルーフィングを敷設します。
古いルーフィングの上から、
新しいルーフィングを敷設しました。
棟部分は特に雨漏りリスクが高いため、棟部分にルーフィングの継ぎ目が来ないように張りました。
ルーフィングは雨漏りを防ぐために最も重要な層です。瓦を戻すと状態を確認することができないため、正しく丁寧な施工を行う必要があります。
【関連記事】ルーフィングとは?種類・役割・選び方・費用など屋根の防水完全ガイド!
ルーフィングの上に、新しい桟木を設置します。
あらかじめ、瓦のサイズに合わせてルーフィングに墨出し(設置位置に線を引いておく作業)をしておき、線に合わせて桟木を真っすぐ取り付けました。
桟木はただの細長い木材に見えますが、実は水抜きのための穴が開いています。
水抜き穴がないと、瓦の中に入り込んだ雨水が桟木部分で滞留し、桟木の腐食やルーフィングの劣化につながります。
屋根工事では、丁寧な作業だけでなく、適切な材料を使用することも重要です。
仮撤去していた瓦を再設置しました。
新しく取り付けた桟木に引っ掛けるように固定していき、軒先→棟の順で瓦を葺いていきます。
下屋(げや)の葺き直しも行います。
下屋とは、大屋根よりも低い位置にかかる屋根です。
雨水が集まりやすいため、ルーフィングが劣化していると雨漏りに直結します。
こちらの住宅では、下屋の下にある縁側に大きな雨漏り被害があったため、棟周辺と同様にルーフィングの改修を行います。
瓦を仮撤去し、劣化した桟木も取り外しました。
棟のルーフィング・桟木と同様にかなり劣化しており、
ルーフィングにも穴が開いていました。これでは雨漏りしてしまうのも仕方ありません。
新しいルーフィングと桟木を設置しました。
雨漏り箇所よりも若干広めに葺き直しを行うことで、将来的な雨漏りリスクも軽減することができます。
もちろん、こちらにも水抜き桟木を使用しています。
最後に仮撤去していた瓦を復旧しました。
一番外側にある瓦は既存のものを再利用しているため、工事前後で見た目はそれほど変わっていません。
しかし、瓦の内側で雨水の侵入を防いでいる
「ルーフィング」を改修しており、
建物の防水性・耐久性が向上しています。
雨漏りを防ぐために最も重要なのが、この「ルーフィング」です。
普段見えない部分ですが、建物の健康を守るために非常に大切ですので、
定期的に点検・メンテナンスを行うことをおすすめします。
今回のように瓦に割れがなく使用できる状態であれば、
「葺き直し」を選択することも可能ですよ。
次回の記事では、雨漏り被害を受けていた室内天井の張り替えについてご紹介します!
【天井張り替え工事の様子】雨漏り被害を受けた天井を張り替え!南海プライウッド「山水」で縁側が明るく生まれ変わりました
はい、可能です。ただし、葺き直さなかった箇所は数年の間に雨漏りが起き、再度工事が必要な可能性もあります。
部分的な葺き直しの場合は2〜5日程度、全体の葺き直しの場合は1〜2週間程度が目安です。今回の棟と下屋の葺き直しは2日間で完了しました。ただし、雨天時は作業を中断するため、天候によって前後します。
瓦屋根の雨漏りは、放置すると建物全体を傷め、修理費用が高額になってしまいます。
「大雨の日だけ少し漏れる程度」と軽く考えてしまうかもしれませんが、瓦の下では確実に建物の劣化が進行しています。
街の屋根やさん熊本店では、雨漏りの原因を正確に特定し、お客様のご予算に合わせた最適な修理方法をご提案いたします。
現地調査・お見積りは無料で承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
街の屋根やさん熊本店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。