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水戸市 瓦屋根の下地が雨漏りで陥没!腐食した野地板を増し張りで補強
更新日:2025年10月29日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
以前、「雨漏りが原因で屋根が部分的に陥没!木下地からの修繕が必要」という記事で現場調査の様子をご紹介しましたが、今回はその続きとなる屋根下地の施工編です。
野地板の補修から防水紙の施工までを、丁寧にお伝えしていきますね(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)
「豪雨で雨漏りがひどくなってしまった」というご相談をいただき、築約50年のセメント瓦屋根の調査を行ったところ、部分的に屋根が陥没するように沈み込んでいました。
順に瓦を捲ってみると、屋根材の下にあるはずの防水紙が跡形もなく、さらに長年の雨漏りでボロボロになった木下地には穴が…!
部分的な修理では雨漏りが再発するリスクが高く、築50年を超えている点も考え、現在の屋根を撤去して新しい屋根に交換する
「葺き替え」が最善だと判断しました。
雨漏りの被害を受けた屋根は、工事までの間、ブルーシートでしっかり養生しました。
こうすることで、次の雨でもさらに被害が広がることを防げます。
破損部分だけでなくその周辺まで広く覆い、風でめくれたり飛ばされたりしないよう、シートは木材で押さえ、防水テープでしっかり固定しました。
工事当日は、まず屋根の上に設置されていた鉄骨のベランダを解体。
その後、セメント瓦を一枚ずつ丁寧に撤去しました。
今回は5人体制での作業です。屋根の解体は天候との勝負!しっかり天気予報を見定め、
1日で下地まで完了させる段取りを組みました
(๑•̀ - •́)و✧
陥没した部分は、野地板が腐って穴があき、屋根の斜面を支える垂木が露出しています。
雨が降ればそのまま室内に浸水する、かなり危険な状態でした
(>_<。)
野地板が腐ると、瓦を支える力が弱まり、屋根の一部が沈み込むような変形を引き起こすことがあります。この状態を放置すると…
・雨漏りの範囲が広がる・天井裏や柱の腐食へと進行する・強風や地震で瓦がずれる、落下するリスクが高まるといった二次被害が起こる可能性も!
早期に下地から補強を行うことが、屋根を長持ちさせるための一番のポイントなんです。
腐食した箇所以外も、全体的に傷みが見られる野地板は、新しい
ラーチ合板で増し張り(重ね張り)を行いました。
ラーチ合板は強度が高く、屋根下地としてとても信頼性のある素材です。12mm厚を採用することで、上を歩いてもたわまず、長期間にわたってしっかりと屋根を支えてくれます。
腐った部分だけを補修するのではなく、広い範囲を重ねて施工することで、
下地全体の強度を均一にできるのもポイントです。
野地板の増し張りが終わったら、次は防水紙の施工です。
今回使用したのは、耐久性に優れた
改質アスファルトルーフィング。
改質アスファルトルーフィングは、通常の防水紙よりも防水性能が高く、経年劣化にも強いのが特徴です。屋根材の下に敷くことで、雨水の侵入をしっかりとブロックしてくれます。
ここまでの工程が終われば、もし途中で雨が降っても屋内に染み込む心配はありませんよ。
下地+防水紙の施工は、屋根工事の中でも特に大切な工程なんです
(•̀ᴗ•́)و ̑̑
はい、とても重要です。屋根材の下に敷かれる防水紙は「二次防水」と呼ばれ、雨水が瓦の隙間から入り込んでも下地に浸透させない役割があります。防水紙がしっかりしていれば、多少の瓦のズレや割れがあっても雨漏りを防ぐことができます。
今回の雨漏りの
根本原因のひとつが鉄骨のベランダでした。
長年、瓦の上にベランダの脚が乗っていたため、重みで瓦がわずかに浮き、その隙間から雨水が少しずつ侵入した結果、野地板に穴があいてしまったのです。
さらに、鉄骨は錆によってボロボロに腐食。現在はベランダを使用されていないとのことで、葺き替えを機に撤去することになりました。これで屋根への負担がなくなり、今後の雨漏りリスクも大幅に減らせます。
鉄骨ベランダの脚が屋根に乗っていると、その重みで瓦が浮き、雨水の侵入経路になることがあります。ベランダを撤去することで屋根への負担がなくなり、将来的な雨漏りリスクを減らせます。錆びや腐食が進んでいる場合は撤去がベストな選択です。
今回の施工では、
✓鉄骨ベランダとセメント瓦を撤去✓陥没した野地板を増し張りで補強✓改質アスファルトルーフィングで防水処理といった工程を一日で行いました!下地がしっかりした屋根は雨にも強く、次の仕上げ工程もスムーズに進められます。このあとは屋根材の施工を行い、雨漏りに強い屋根へと生まれ変わる予定です。
「屋根のへこみが気になる」「下からは見えないけど不安…」という方は、早めの点検をおすすめします。屋根の内部は、見た目以上に劣化が進んでいることもありますので、当店の無料点検をぜひご利用ください。
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茨城県全域!屋根調査・お見積りまで無料で承ります(無料点検内容)
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