こんにちは！
尾張地区を拠点とし、屋根の専門店をしています。
**「街の屋根やさん尾張北店」**です！

今回は、愛知県一宮市にお住まいのU様邸より、
「屋根の色あせや苔が気になるので、しっかりメンテナンスをしたい」とのご相談をいただき、屋根葺き替え工事を行いました。

施工前

＜施工前のお悩み＞

U様邸は築22年の鉄骨造住宅。
半年前に中古で購入されたとのことで、建物自体はしっかりしていましたが、屋根の色あせや表面の傷みが目立っていました。特に北面では日当たりが悪く、苔や汚れの付着が進行しており、放置すると雨水を吸収して劣化が進む危険がありました。

U様は、購入時の住宅診断でも「屋根のメンテナンスを早めに行った方が良い」とアドバイスを受けたそうで、今回弊社へご依頼をいただきました。

＜工事のご要望＞

U様からは、

• 今後長く安心して住めるように、しっかり直したい

• メンテナンスの手間を減らしたい

• 雨漏りの心配をなくしたい

とのご要望がありました。

そこで、屋根の葺き替え工事をご提案しました。
「葺き替え工事」とは、既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に取り替える工法のことです。
「カバー工法（既存の屋根に新しい屋根材を重ねる方法）」と比べて、下地の状態をしっかり確認できるため、長期的に安心して住まえるのが大きなメリットです。

施工中

＜施工工程＞

今回の屋根葺き替え工事は、以下の流れで行いました。

① 足場の設置

安全に作業を進めるため、まずは建物全体に足場を設置します。
屋根工事では高所作業が中心になるため、丁寧な足場づくりが欠かせません。

② 既存屋根材の撤去

古いスレート屋根を1枚ずつ丁寧に剥がしていきます。
この際、下地（野地板）の状態も同時にチェック。U様邸では一部に雨染みや劣化した箇所が見られたため、補修を行いました。

③ 防水シート（ルーフィング）の施工

屋根材の下には防水シート（ルーフィング）を張ります。
これは、雨が屋根材の隙間から入り込んでも、室内に浸水しないようにする大切な役割を持っています。
今回は耐久性の高い「改質アスファルトルーフィング」を使用しました。

④新しい屋根材の取り付け（アスファルトシングル）

今回採用したのは、アスファルトシングル材です。
アスファルトシングルは、ガラス繊維の基材にアスファルトを浸透させ、表面に天然石の粒を吹き付けた屋根材で、軽量・防音性・耐候性に優れた人気の屋根材です。

デザイン性が高く、柔軟性があるため複雑な屋根形状にも対応できるのが特徴です。
また、屋根全体が均一に美しく仕上がり、U様からも「屋根がまるで新築みたい！」と嬉しいお言葉をいただきました。

⑤ 仕上げ・清掃

棟板金（屋根の頂点部分）や端部の仕上げを丁寧に行い、最後に周囲の清掃と確認をして完了です。

＜施工ポイント＆こだわり＞

今回の工事で特に意識したポイントは「耐久性と防水性のバランス」です。
屋根は住宅を守る“最前線”にあり、紫外線や雨風を最も受けやすい部分。
屋根材だけでなく、下地や防水層の施工精度が今後の耐用年数を大きく左右します。

また、苔の発生を抑えるため、**換気棟（屋根内部の通気口）**を設置し、屋根裏の湿気を逃がすようにしました。
これにより結露を防ぎ、建物全体の寿命を延ばす効果も期待できます。

施工後

＜屋根メンテナンスの重要性＞

屋根は普段見えにくい場所だからこそ、劣化に気づきにくい部分でもあります。
「雨漏りしてから」では遅く、下地や構造材まで傷んでしまうケースも少なくありません。
特に築20年以上の住宅では、定期的な点検や早めの補修・葺き替えが大切です。

葺き替え工事を行うことで、

• 雨漏りのリスクが大幅に軽減

• 断熱・遮熱効果が向上

• 美観が新築同様に回復

といった多くのメリットがあります。
結果として「快適で長持ちする住まい」へと生まれ変わるのです。

＜担当者からのコメント＞

今回、弊社「街の屋根やさん尾張北店」に工事のご相談およびご依頼をいただき、誠にありがとうございました。

U様邸では、屋根全体の状態をしっかりと確認し、必要な補修を行ったうえで葺き替えを実施しました。
施工後は「屋根がきれいになって気持ちまで明るくなった」と嬉しいお言葉もいただきました。

今後も、お客様の安心と満足を第一に、地域密着で丁寧な施工を心掛けてまいります！
屋根に関するお悩みは、どんなことでもお気軽にご相談ください。

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