東大阪市で経年劣化したコロニアル屋根の状態確認、屋根材の劣化放置が及ぼす危険について解説
更新日：2025年10月16日
屋根表面の色あせや黒ずみ、部分的な苔の付着も確認でき、長年の紫外線や風雨の影響がうかがえる状況です。コロニアルは軽量で施工性の高い人気の屋根材ですが、防水性は塗膜に依存しています。
塗膜が劣化すると吸水性が増し、内部の防水シートや下地まで影響が出てしまう恐れがあります。
「雨漏りしていないから大丈夫」と思っても、屋根の寿命は確実に近づいているのでご注意ください！
また、台風や豪雨の際には、こうした小さな劣化部分から雨水が侵入してしまう危険性があります。三階建てのお住まいの場合、風の影響も受けやすく、棟板金（屋根の頂上部分）や釘の浮きも起こりやすい環境です。
今回のお住まいでも、屋根材が少し浮いて隙間ができている箇所が確認できました。このような隙間は、放置すると雨水が入り込みやすくなり、内部の防水シートを劣化させてしまいます。
塗装で防げるのは表面劣化の初期段階のみで、劣化が進行した状態では屋根カバー工法の検討が必要です！
屋根の健康状態を知ることが、安心して暮らす第一歩です！
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