現地調査の様子

まず、屋根に上がって状況を確認しました。
屋根材にはひび割れやズレなどの異常は見られませんでした。

細かく見てみると、谷樋に穴が開いている箇所がありました。
ここから雨水が浸入して、雨漏りが発生しているようでした。

谷樋とは？その重要な役割について

谷樋（たにどい）は、屋根の谷部分に設置される雨水の排水路で、谷板金とも呼ばれます。
屋根と屋根が合わさる谷状の部分は、雨水が集中して流れ込む場所であり、適切な排水処理が不可欠です。
谷樋がなければ、大量の雨水が一箇所に集中し、屋根材の隙間から雨漏りを引き起こす原因となります。

屋根の上にあり、目視での点検もままならず、異常があっても気づきにくいことから、実際に雨漏りが発生して点検をしたら雨樋が原因だったということが多くあります。
そのため、定期的な点検・メンテナンスをおすすめします。

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谷樋の詳細は？
➡屋根で最も雨漏りしやすい部分「谷板金」の修理方法
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谷樋の交換工事の様子

谷樋を交換するためには、まず谷樋周辺に設置されている瓦を一時的に撤去する必要があります。
瓦は一枚一枚丁寧に取り外していきます。
この作業では細心の注意が必要です。
なぜなら、瓦は再利用するため、破損させないように慎重に扱わなければならないからです。

瓦を外しながら下地の状態も同時に確認して、雨漏りによって下地が腐食していないか、追加の補修が必要ないかをチェックします。
幸い今回は下地への大きな被害は見られませんでしたが、もし下地が傷んでいる場合は、谷樋交換と同時に下地の補修も行う必要があります。

瓦を撤去した後、既存の谷樋を取り外します。
既存の谷樋を撤去すると、谷部分の下地が露出します。
ここで改めて下地の状態を確認し、必要に応じて清掃や補修を行います。

新しいルーフィング（防水シート）を張ってから、新しい谷樋を設置します。
今回使用したのは、耐久性に優れたステンレス製の谷樋です。
錆に強いステンレス製の雨樋を使用することで、雨漏りリスクを抑えることができます。

新しい谷樋の設置が完了したら、一時的に取り外していた瓦を元通りに設置していきます。
瓦は元の位置に正確に戻す必要があり、わずかなずれも雨漏りの原因となるため、慎重に作業を進めます。

すべての作業が完了したら、最終確認を行います。
谷樋の固定状態、瓦の設置状態、防水処理の状態などを細かくチェックします。
最後に、作業で発生した廃材や汚れをきれいに清掃し、工事完了となります。

谷樋は屋根の中でも特に重要な部材であり、定期的なメンテナンスと適切なタイミングでの交換が必要です。
今回の周南市での施工事例では、劣化した谷樋を新しいステンレス製の谷樋に交換することで、雨漏りを完全に解決することができました。
雨漏りは発見が遅れると、建物の構造部分にまで被害が及び、修理費用が高額になる可能性があります。
周南市で雨漏りや屋根の不具合にお困りの方は、ぜひ街の屋根やさん周南店にご相談ください。

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雨漏り修理の詳細は？
➡雨漏り修理の費用と失敗しないためのポイント！修理や原因の特定方法
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街の屋根やさんの無料点検をご活用ください

定期的に屋根の点検をしてメンテナンスをすることで、屋根そのものの寿命を延ばすことができます。
雨漏りなどの大きなトラブルを未然に防ぐためにも、定期的な点検・メンテナンスをおすすめします。

周南市周辺で屋根の点検・メンテナンスをご検討される際には、街の屋根やさん周南店までお気軽にお問い合わせください

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無料の屋根点検でどこまで見てくれるのか？
➡街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消
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街の屋根やさん周南店は地域密着で、屋根のトラブルに対し丁寧に対応していきます。

【所有資格】
・2級建築士　・建築施工管理技士２級　・外壁診断士
・一般建築物石綿含有建材調査者　・石綿作業主任者