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【堺市南区】劣化して破損した妻換気の修理・ポリカ平板部分交換|金属製防虫ネットへ交換した費用をご紹介
堺市南区 その他の工事
【工事のきっかけ】
堺市南区のT様より「2階の妻換気(つまかんき)の部品が落ちてくる」とご相談を受けて現地調査を行いました。
経年劣化によって木製ルーバーが腐食して破片がポロポロと落下し、下にある通路屋根を割ってしまう危険な状態でした。
そのため今回は木製部分をすべて撤去して錆びに強く耐久性に優れた亜鉛メッキ製の防虫ネットを取り付けるご提案を行い、施工しました。
亜鉛メッキ防虫ネットは鉄に亜鉛をコーティングした素材で、防錆性・耐候性が高く、軽量で加工しやすいのが特徴です。
また、メッシュ構造により通気性を損なわず、屋根裏の湿気をしっかり排出しながら虫や鳥の侵入を防ぎます。
ルーバーの落下によって割れた通路屋根のポリカ平板も部分的に張り替え、外観・安全性ともに改善されました。
換気口は普段目につきにくい場所ですが、劣化すると落下や動物被害など思わぬトラブルを招くことがあります。
点検・メンテナンスは当店にご相談ください。
▶メールでのお問合せはこちら(24時間受付中)
基本情報
- 使用材料:亜鉛メッキ防虫ネット、ビス、コーキング剤、ポリカ平板(ブロンズクリア2枚)
妻換気の木製ルーバーは長年の風雨や紫外線の影響で劣化して腐食が進み、触れると粉のように崩れるほどボロボロになっていました。
ルーバーを固定する釘も錆びついて固定力を完全に失っています。
そのため、わずかな振動や風圧でも木片がポロポロと落ちてくる状態です。
経年の風雨の影響が蓄積した典型的な経年劣化の症状でした。
ルーバーが崩れ落ちている換気口内部を確認したところ、中には鳥の巣が作られていました。
巣立ち後だったため現在は空でしたが、枯れ草や木くずなどが周囲に散乱しており、換気口の下の下屋(げや:1階の屋根)部分にも細かい巣材が落ちていました。
このように木製ルーバーが劣化して隙間ができると鳥が入り込みやすくなり、巣を作ってしまうケースは少なくありません。
特に春先から初夏にかけては営巣時期と重なるため、放置すると再び巣を作られてしまう恐れもあります。
鳥の糞や羽毛は衛生面でも問題となり、乾燥するとアレルギーや臭いの原因になることもあるため、見つけた段階で清掃と対策が必要です。
【参考記事】【保存版】春~夏は鳥の巣被害に要注意!住宅における鳥害予防と対処法
腐食したルーバーと鳥の巣を撤去し、内部を点検しました。
換気口の中は板金で囲まれた箱型構造になっており、直接的に雨水が浸入する心配は少ない作りでした。
天井側には金網が張られており、小動物や鳥が屋根裏まで入り込む可能性も低い状態です。
とは言え、木部と外壁の接続部分から雨水が染み込むリスクもあるため、早めの対処が必要です。
ルーバーが落下した際、下部の通路屋根に使われていたポリカーボネート平板が2枚割れてしまったようです。
木材そのものは軽いように見えても2階の高さから落下すれば勢いがつき、衝撃で平板が割れるほどの力になります。
人に当たれば大怪我など事故につながる危険性もあります。
破片の落下による物損やケガのリスクを考えると、換気口など高所に設置されている部材の緩みや劣化は特に注意が必要です。
点検が完了し、下記の工事のご提案を行いました。
劣化した既存の木製ルーバーを撤去して新しく金属製防虫網を取り付けることで安全性が向上し、外観もすっきり見えるようになります。
経年劣化でボロボロになっていた木製ルーバーをすべて撤去しました。
撤去後は周囲に残った木屑や釘を丁寧に取り除き、鳥が巣を作っていた換気口内部も清掃しました。
亜鉛メッキ仕様の防虫ネットをビスで取り付けます。
メッシュ部分は細かい網目で通気性を損なわず、屋根裏の湿気を逃がしながら虫や鳥の侵入を防止します。
取り付け後は枠周りを再度丁寧にコーキング処理し、しっかりと固定しています。
外観も整ってスッキリとした仕上がりになり、美観性・安全性が向上しました。
今後は部品の落下や、鳥が巣を作る心配もなくなって安心してお過ごしいただけます。
木製ルーバーが落下して割れてしまった通路屋根の張り替えを行います。
まず、屋根のフレームの溝部分をきれいに清掃します。
長年の湿気や水分で苔がびっしりと繁殖していました。
苔は見た目が悪くなるだけでなく滑りや腐食・劣化の原因になるため丁寧に除去し、最後に水洗いで仕上げて清潔な状態に戻しました。
屋根まわりの汚れは放置せず、定期的な清掃をおすすめします。
▶雨樋掃除は業者に頼める?雨樋詰まり対策と清掃方法もご紹介
落下したルーバーで割れてしまった通路屋根のポリカーボネート平板は、割れた部分のみ交換しました。
新しく設置したのはブロンズクリアカラーのポリカーボネート平板で、透明度が高く、程よく光を通す落ち着いた色合いで屋外の通路やカーポートにぴったりのカラーです。
既存の平板も同じブロンズクリアでしたが経年劣化でやや色褪せており、新しい部分と比べると色の違いが見られますが、事前にお客様にもご説明して機能面を優先した部分交換で施工しました。
▶ポリカ屋根の補修・修理にかかる費用は?
換気口は定期的に点検・メンテナンスをおすすめします
今回のように、妻換気口(換気口)は普段あまり目にすることがない場所ですが、経年劣化や腐食が進むと落下や小動物の侵入など思わぬトラブルを引き起こすことがあります。
当店では換気口の補修や清掃はもちろん、屋根・外壁まわりの点検・メンテナンスも承っております。
「換気口の部品が外れた」「鳥が巣を作っている」などの気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
お住まいの安全を守るため、早めの点検・補修をおすすめします。
街の屋根やさん堺店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!
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