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【熊本市中央区】棟板金の貫板交換と縦ハゼ葺きの隙間にコーキングで雨漏り修理!気になる費用や工程をご紹介
熊本市中央区 屋根補修工事
【工事のきっかけ】
熊本市中央区、築11年の金属屋根住宅にお住まいのM様より、雨漏りのご相談をいただきました。
雨漏りの状況を詳しくお聞きすると、「雨の日の最中ではなく、雨が止んだ後に屋根の頂上から壁を伝って水が流れてくる」ということでした。
室内を調査したところ、棟木(むなぎ)付近から雨漏りが発生しており、壁を伝って雨水が流れている状況でした。
屋根の上を確認すると、棟板金の継ぎ目部分に隙間があり、ここから雨水が侵入していると考えられました。
詳しく調査を行ったところ、金属屋根の縦ハゼ葺きで、棟の立ち上がり部分にわずかな隙間ができており、これが雨漏りの主な原因であることが判明しました。
棟板金の下地である貫板も、雨水の侵入により黒く変色しており、劣化が進んでいました。
このままでは強風時に棟板金が飛散する危険性もあるため、M様には貫板の交換と下地の補修をご提案し、工事のご依頼をいただきました。
基本情報
- 施工内容:屋根補修工事
- 施工期間:1日
- 築年数:11年
- 使用材料:貫板、棟下地木材、ステンレスビス、コーキング
熊本市中央区のM様より、「雨の日の最中ではなく、雨が止んだ後に屋根の頂上から壁を伝って水が流れてくる」
とご相談をいただきました。
室内から調査を行うと、確かに棟木(むなぎ・屋根頂上の木材)付近に水濡れの跡が確認できました。
また、壁に沿って筋状のシミができており、雨水が屋根の頂上付近から壁を伝って流れていました。
雨水がポタポタと落ちてバケツを置くような雨漏りではなく、じわじわと染みて流れてくる状況です。
確認すると、棟板金から屋根へと水が流出した跡がありました。
ちょうど棟板金の継ぎ目付近から水が流出しているため、棟板金同士の継ぎ目から雨水が侵入し、室内の棟木付近から雨漏りが起きたようです。
雨の日の最中ではなく、雨が止んでから水が出てくるのは、棟板金内部や下地に一度雨水が溜まり、それが時間差で染み出しているためと考えられます。
今回の雨漏りは、棟板金周辺の隙間から雨水が侵入し、建物内の雨漏りにつながったと判明しました。
M様には以下の工事をご提案し、工事のご依頼をいただきました。

スレートや金属製の屋根の頂上には、金属製の板である棟板金が取り付けられています。
その棟板金の下地となるのが、「貫板」です。
貫板は木製のものが使われていることが多く、雨水の侵入や経年劣化によって腐食しやすい部分です。
貫板が劣化すると、棟板金を固定している釘やビスの効きが弱くなり、強風で棟板金が飛ばされてしまう危険性があります。
普段は見えない部分ですが、定期的な点検・メンテナンスが重要なパーツです。
まずは既存の棟板金を慎重に取り外していきます。
貫板を確認すると、やはり水濡れによる変色が見られました。
今回は棟板金自体には大きな損傷がないため、貫板交換後に再利用します。傷つけないよう慎重に保管しておきます。
貫板を撤去すると、屋根の下地の状態がよく見えるようになります。
確認すると、こちらは「縦ハゼ葺き」と呼ばれる金属屋根で、棟の立ち上がり部分にわずかな隙間ができていました。
雨水は、ほんのわずかな隙間からでも浸入してきます。この立ち上がりの隙間が雨漏りの原因であることが分かりました。
棟の下地板も撤去すると、ちょうど縦ハゼ葺きの隙間部分で特に変色が起きていました。
隙間部分から雨水が入っており、下地を傷めていたことが分かります。

下地木材に向かって、新しい貫板を固定していきます。
貫板が不安定だと棟板金も剥がれやすくなるため、耐久性の高いステンレス製のビスでしっかり固定しました。
仮撤去しておいた棟板金を元の位置に戻して固定しました。
雨水が入らないよう、横方向からビスでしっかりと固定し、雨水が入りやすいビス穴や棟板金の継ぎ目部分にもコーキングを打って防水処理を行いました。

貫板交換工事が完了しました!
新しい下地木材と貫板を取り付け、雨漏り原因になっていた棟付近の隙間もコーキングでしっかりと塞ぎました。
普段は見えない部分もしっかり補修し、強風や大雨でも安心してお過ごしいただけるようになりました。
10年が交換の目安ですが、台風や立地によってはさらに早く劣化が進むケースもあります。台風前後には点検を行っていただくと安心です。
棟板金を固定する力が弱くなり、強風で棟板金が剥がれたり飛ばされたりする危険性が高まります。実際に台風などで棟板金が飛散すると、ご自宅だけでなく近隣の住宅や通行人に被害を及ぼす可能性もあります。また、棟板金が外れた部分から大量の雨水が浸入し、雨漏り被害が拡大することもあります。
樹脂(プラスチック)製の貫板もあります。木製の貫板よりも費用は高くなりますが、水分にも強く腐食しにくく、耐久性も高いです。
今回のように、棟板金の継ぎ目や貫板の劣化が原因で雨漏りが起こるケースは少なくありません。 放置すると屋根内部の木材まで腐食し、修理費用が高くなってしまうこともあります。
棟板金の浮きやビスの緩みなど、少しでも異変を感じたら早めの点検が安心です。
「棟板金の浮きや隙間が気になる」「屋根からポタポタ音がする」「うちの貫板は大丈夫かな?」 そんなお悩みがあれば、ぜひ街の屋根やさん熊本店までご相談ください。
街の屋根やさん熊本店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8

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