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加古川市の日本家屋で使われていた土葺き屋根とは?湿気への課題や対策をわかりやすく解説
更新日:2025年10月8日
加古川市の立派な日本家屋の瓦の修繕現場で出会ったのは、土葺き屋根でした。
土葺き屋根とは、その名の通り、屋根に「土」を使用する工法のこと。日本では古くから使われてきた技法で、江戸時代から昭和中期にかけて広く普及しました。
現代の屋根は「乾式工法」と呼ばれるやり方が主流で、屋根全体に土を使うことはほとんどありません。ですが、屋根の一部分に土を使用しているお宅は、まだまだ見かける機会も多くあります。
土葺き屋根には、以下のようなメリットがあります。
- 柔軟性がある:土がクッションのように働き、地震や振動を吸収してくれる。
- 施工がしやすい:当時は入手しやすい素材で施工でき、地域性にも合っていた。
- 風に強い:屋根全体が重くなるため、強風で瓦が飛ばされにくい。
昔は今のように建材が充実していなかったため、土と瓦で家をつくることは、効率性・費用面でも優れた方法だったのです。
しかし、現在の住宅事情においては、土葺き屋根はデメリットのほうが目立ってしまいます。
- 重量が大きい:屋根が重いため、耐震性の観点では不利になることがある。
- 湿気を含みやすい:土が水分を吸収しやすく、内部に湿気がこもりやすい。
- 劣化が進みやすい:長い年月が経つと土が痩せ、瓦がズレやすくなる。
特に湿気による影響は深刻で、雨漏りのリスクを高め、下地木材の腐食にもつながります。そのため、現代では防水性の高い「乾式工法」や「ラバー工法」に切り替えられることが多くなっています。
屋根に土を使用している場合、経年劣化が進むとさまざまな工事が必要になります。
そのうちの一つが湿気対策です。土は湿気が溜まりやすいため、その上に乗せられた瓦が水分で割れたり欠けたりすることもあります。
また土の土台は漆喰と異なり固定しづらいため、瓦がズレる原因にもなります。
土を使用した屋根の劣化が進行している場合には、軽量で防水性に優れた新しい屋根材へ葺き替える選択肢が有効です。
屋根材に「土」を使用している住まいは早めの点検を!
土葺き屋根は日本の伝統的な工法であり、歴史や文化を感じられる一方で、現代の住まいではデメリットが多いのも事実です。今後も安心して住み続けるためには、適切な工事や定期点検が欠かせません!
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