こんにちは！街の屋根やさん井上です！

本日は、長崎市にある築50年の住宅でのモルロックを使った漆喰補修工事の施工をご紹介いたします！

屋根の漆喰工事を別業者で2年程前に部分的に行っており、残りの漆喰部分を塗ってほしいとの事でご相談があり井上がお伺いいたしました！

漆喰の状態は経年劣化で割れている箇所も多く屋根の調査後、工事内容とお見積もり金額に納得頂き工事を任せて頂きましたよ！(^^)

さっそく工事工程をご紹介いたします！

工事を行う現場紹介

こちらが、長崎市で漆喰補修工事を行う現場になります！

現場情報
・築50年
・いぶし瓦屋根
・以前漆喰工事あり
・雨漏りなし

工事は脚立を使って登って作業を行いますよ！

漆喰工事は、屋根の傾斜や工事内容によっては、足場は無しで施工可能です(^^)

屋根には、いぶし瓦が使用されています。

いぶし瓦は、煙でいぶして独特の銀黒色を出した伝統的な粘土瓦で、耐久性が高く、多くの住宅で使用されていますよ(^^)

屋根の形は入母屋で複雑な屋根の形になっており、屋根には棟と呼ばれる漆喰を使っている箇所があります。

この写真は、降り棟と呼ばれています。

降り棟は、土台として土を盛りノシ瓦や冠瓦を積み重ねて作られており側面部に漆喰が詰められています。

その漆喰部分が経年劣化で剥がれてしまい、土台の土が流れてしまっています(>_<)

このように土が流れすぎている場合には、降り棟が崩れてしまう事もあるので放置してはいけませんよ！

漆喰補修工事をご紹介！

今回の工事では、劣化して剥がれかけている部分は、付いている漆喰をハンマーやブラシなどを使って割って剥がしていきます！

屋根の頂点にある大棟は既存の漆喰の上から漆喰上塗りしていきます！

大棟は屋根の面と面の丁度間にあり屋根裏へ続く隙間があり雨漏りを防いでいる部分になります！

漆喰には、モルロックという南蛮漆喰を使用します！

モルロックは、伝統的な白漆喰と違い、樹脂や繊維を混ぜて耐久性を高めた漆喰材になります。

従来の漆喰は、10年前後での補修が必要ですが、モルロックは、10年～20年の耐用年数で、10年を過ぎた辺りで1度点検を行う事をおすすめしていますよ(^^)

コテを使って丁寧にモルロックを詰めていきます！

大棟はモルロックを使って詰めていきます！

漆喰の詰め直しは、築15年を過ぎた辺りでは1度点検を行い漆喰状態を確認して見ましょう！

漆喰劣化の原因は、雨風や紫外線と建てられいる立地による影響もありますよ！

以前補修されていない部分を全体モルロックで塗り直しをして施工完了になります！

本日は、長崎市にある入母屋のいぶし瓦屋根の漆喰補修工事をご紹介いたしました！

こちらの現場の漆喰補修工事は、足場不要で22万になっております！

漆喰工事には、3年間の施工保証がついていますよ(^^)

いぶし瓦は塗装が必要のない屋根材ですが、漆喰は劣化して補修が必要ですので、まだ漆喰補修をされていない方や施工したけど、メンテナンスをしてほしいとの方はお気軽に街の屋根やさん長崎店にご相談ください(^^)