相談のきっかけと現地調査の概要

今回、可児市にお住まいのお客様から「樋に草が生えている、ついでに屋根も気になる」というご相談をいただきました。

築23年のお宅ということもあり、徐々に劣化が進んでいるのではと心配され、早めの点検をご希望。
そこでドローンを使って屋根全体を上空から確認させていただきました。

調査結果：屋根全体の劣化と樋の草発生

調査により、以下のような状態が確認できました：

• 屋根全体の劣化
  　屋根材にひび割れや欠け、部分的な抜けが見られました。これにより雨水が下地に浸透するリスクが高まっています。

• 樋に草が生えている
  　本来、雨水を効率よく排水する樋ですが、草が生えることで詰まりやすくなり、排水機能が低下。長く放置すると錆や腐食が進み、穴が空く恐れもあります。

専門的な解説と注意喚起

屋根劣化のリスク

築23年ともなると、屋根材の寿命に近づき、紫外線や雨風によるダメージが進行します。

• ひび割れや欠け、抜け → 雨漏りの直接的な原因

• 下地が腐食すると、建物全体の寿命に影響

樋に草が生えると…

• 雨水が停滞し、錆・腐食の原因に

• 草が詰まることで豪雨時に水があふれ、外壁にまで被害が及ぶ可能性も

未来に備えるカバールーフ工法と外壁塗装

お客様からは「今後もう直す必要がない状態にしたい」とのご希望をいただきました。
そこで、【カバールーフ工法】を中心に、外壁塗装もあわせてご提案しました。

カバールーフ工法とは？

既存の屋根の上に新しい軽量金属屋根を重ねて施工する方法です。

メリット

• 既存屋根を撤去せずに施工でき、工期短縮＆コスト削減

• 防水性・断熱性が向上し、雨漏りリスクを大幅に減少

• 足場を利用して外壁塗装も同時施工でき、外観も一新

早めの対策が未来を守る

屋根の劣化や樋の草の放置は、雨漏りや建物内部の被害へとつながり、修繕費用が大きくふくらむリスクがあります。

「今のうちにしっかり直しておけば、将来の心配がなくなる」――今回の対応は、安心を長く守るための大切な投資です。

もし屋根や樋の状態に少しでも不安がある方は、ぜひ無料のドローン点検をご利用ください。
お見積もりも無料ですので、お気軽にご相談いただければと思います。