新潟市江南区ににお住まいの方より「先日の大雨と落雷の後から、和室の天井に雨染みが出てきて雨漏れしているようだ」とご連絡を頂いたことがきっかけで、現地調査を行い、外壁と屋根の一部張り替え・葺き直し工事をご提案、ご依頼を頂きましたのでご紹介します。

街の屋根やさん新潟店では屋根や外壁工事以外でも住まいに関するご相談を承っております。

現地調査・見積は無料で行っておりますので、街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消！までお問い合わせください！

調査の結果

和室の天井角には薄っすらと雨染みが確認できました。

天井裏を覗くと、垂木（屋根を支える木材）を伝って水が流れた跡が残っており、やはり瓦のズレが原因と判断できました。

また外壁を確認すると、一部で下端が剥がれている箇所も見つかりました。

こちらは部分補修ではなく、既存の外壁材を剥がして新しい外壁を張り替える工事の方が長持ちするとご説明し、ご提案いたしました。

工事内容① 屋根の葺き直し

まずは雨漏りの直接的な原因である瓦の修繕から行いました。

既存の瓦を剥がすと、屋根下地が濡れて穴があいている箇所がありました。このままでは再び雨漏りを起こす可能性があるため、2坪程度を葺き直すことに。

まず既存の瓦を２坪程度剥がします。

次にベニヤ板を敷いて下地を補強、ルーフィングシート（防水シート）を敷設、ルーフィングの上に瓦桟（瓦を固定するための細い木材）を設置します。

これにより下地をしっかりと防水し、瓦を元通りに戻しました。

工事は2坪程度の範囲でしたので、1日で完了いたしました。

工事内容② 外壁張り替え

次に外壁の補修です。

既存の窯業系サイディング（セメントと繊維で作られた外壁材）を剥がしたところ、木下地に腐食は見られませんでした。そこで防水シート「タイベック」を張り、下地を保護しました。

その後、新しい窯業系サイディングを張り、外観もきれいに仕上げることができました。

屋根と外壁を合わせて、工期は2日間で完了です。

今回の雨漏りは、瓦のズレや下地の傷みは、普段の生活ではなかなか気づきにくいものです。

また、外壁下部の剥がれも放置しておくと雨水が入り込み、下地の腐食やシロアリ被害につながる可能性もありますし、屋根や外壁の劣化は、普段の生活の中では気づきにくいものですが、大雨や台風の際にトラブルが顕在化するケースが多いです。

「天井に雨染みができた」「外壁が剥がれてきた」など、少しでも異変を感じたら早めの点検がオススメします。