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名古屋市南区で、瓦棒葺き屋根を葺き替え!トタン波板などの鉄部は塗装で機能を回復
【工事のきっかけ】
以前、雨漏り修理を行ったお宅の定期点検がきっかけでした。
調査を実施したところ、瓦棒葺きの金属屋根で雨漏りの発生を確認。
別の箇所の瓦棒葺き屋根とトタン波板はサビが発生し、激しく劣化していました。
そこで、雨漏り修繕として、ガルバリウム鋼板屋根への葺き替え工事をご提案。
サビが目立つ屋根と外壁は塗装によるメンテナンスをご提案し、修理をお任せいただくことになりました('◇')ゞ
<街の屋根やさんのお客様との10のお約束>
基本情報

- 使用材料: 屋根材:ガルバリウム、屋根塗装:弱溶剤シリコン樹脂
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です!
今回は、名古屋市南区の平屋住宅において、雨漏りが発生している瓦棒葺き屋根の葺き替えと、サビが目立つ金属屋根やトタン波板の鉄部塗装を行った施工事例をご紹介いたします。
金属屋根や鉄でつくられたトタン波板は時間とともに劣化が進み、サビが発生します。
一度、サビが発生すると急速に広がり、最悪の場合、穴があいてしまうので、早めのメンテナンスで食い止めることが大切です。
ここでは、屋根の葺き替えや塗装の流れを説明するとともに、ガルバリウム鋼板屋根のメリットなどもお話しますので、屋根や外壁のリフォームをお考えの方はぜひ参考にしてみてください(^_-)-☆

コチラが、名古屋市南区で雨漏りしている瓦棒葺き屋根を葺き替える現場です(‘◇’)ゞ
【建物情報】
・平屋住宅
・屋根 金属屋根
・現在 雨漏りあり
瓦屋根の軒先に設置されている瓦棒葺きの雨漏り修繕と、この屋根とは異なる場所に設置された金属屋根とトタン波板を塗装していきます。
まずは、定期点検に伺ったときの様子からご紹介してまいりましょう♪
瓦屋根の軒先にある瓦棒葺きの金属屋根は激しく腐食し、雨漏りが発生していることが判明しました。
金属屋根の塗膜はところどころ剥がれ落ち、屋根材が変形して隙間が生じている部分も確認できました。
そこで、瓦棒葺き屋根を剥がしてから、合板で下地をつくり直し、新たにガルバリウム鋼板を立平葺きで葺き替える工事をご提案。
瓦棒葺きは屋根の継ぎ目に芯木と呼ばれる角材(木の棒)を入れて金属の屋根材を固定する施工法になりますが、立平葺きは芯木を使わずに金属屋根を縦方向に葺いていく施工法になります。

雨漏りが発生している屋根とは異なる場所にも瓦棒葺き屋根があり、ここでも塗膜の剥がれなどの劣化症状を確認。
外壁のトタン波板も劣化が進み、サビが発生しているような状況でした。
そこで、サビや塗膜剥がれが目立つ瓦棒葺き屋根とトタン波板の外壁には、サビ止め塗装によるメンテナンスをご提案。
雨漏りを放置すると建物内部にも被害が拡大し、住宅自体の耐久性の低下にもつながるので、気付いたときの対処が重要です。
建物の寿命を急速に縮めないためにも、瓦棒葺き屋根の葺き替えと塗り替えによるメンテナンスを行っていきますよ(^^)/

金属屋根と瓦屋根の取り合い部分には軒先瓦が施工されており、この瓦を一度どかさないと、瓦棒葺き屋根を葺き替えることができません。
そこで、取り合い部分の瓦を丁寧に取りはずしてから、既存の瓦棒葺き屋根を撤去しました!
金属屋根の継ぎ目にある板金部材をはずすと、雨水の影響を受けて腐った芯木が姿を現しました。
芯木が腐ると板金の固定力が弱まり、強風であおられた時に屋根そのものが飛ばされかねません((+_+))
飛ばされた屋根が隣家や通行人にあたると、損害賠償が発生するようなケースもあるので、放置されている方は早めの修理が不可欠です。

金属屋根の下に敷設された下葺き材も激しく傷み、交換が必要な状態でした。
ここまで傷んでしまうと、屋根下地の防水機能もすでに失われているでしょう。
葺き替え工事では、下葺き材のコンディションまで確認できるため、根本的な修復を図れる点が建物にとって大きなメリットになります。
屋根の塗り替えや新しい屋根材を被せるカバー工法では、残念ながら、下地の状態までは確認することができません。

今回は下地が傷んでいることもわかったので、合板で新たな下地をつくっていきます。
屋根工事においては、下地材に構造用合板を使うのが一般的です。
構造用合板は複数枚の木材を接着剤で貼り合わせて作られる合板で、強度・耐久性・耐水性に優れています。

合板で新たな野地板を作ったら、上から防水シートを施工していきます。
屋根葺き替え工事で使用した防水シートは、「改質アスファルトルーフィング」です。
改質アスファルトルーフィングとは…
アスファルトにゴムや合成樹脂、ポリマーなどを混ぜて、通常のアスファルトルーフィングよりも耐水性や耐久性を向上させた防水シート
この高性能な防水シートを、野地板の全面と軒先瓦の下に潜り込ませるように施工しました(‘◇’)ゞ
瓦棒葺き屋根を撤去する際に取りはずした軒先瓦は、ガルバリウム鋼板屋根の施工後に戻すので、一度マスカーにて養生しています。
マスカーは養生シートにテープが付いた養生資材で、施工したばかりの防水シートを傷や汚れから守ってくれるんです♪

屋根の下地が完成したので、ガルバリウム鋼板屋根を立平葺きで施工していきます。
立平葺きとは…
屋根の頂上から軒先に向かって、板金を垂直方向に並べていく施工方法。雨水の流れを遮る継ぎ目が少ないので、雨漏りのリスクを大幅に軽減することができます。
瓦棒葺き屋根のように木材を使用せず、板金を折り曲げてつなぎ合わせるのが特徴。
金属だけで構成された屋根なので、木の腐食による影響もないのが魅力です(^^♪
外壁との取り合い部には、雨水の侵入を防ぐための水切り板金も設置しました。
ガルバリウム鋼板屋根は耐久性が非常に高く、金属の大敵であるサビにも強いので、長きに渡り建物を守ってくれるでしょう。
【ガルバリウム鋼板屋根のメリット】
・サビに強く、耐久性が高い
・軽量な素材で、地震の揺れに強い
・断熱性・遮音性に優れている
・工期が短縮できる
・スタイリッシュなデザイン
・カバー工法に対応
・ひび割れの心配がない
・苔やカビが付着しにくい
【ガルバリウム鋼板屋根のデメリット】
・施工費用がやや高め
・職人の技術力によって品質に差が出る
ガルバリウム鋼板屋根の葺き替え工事の仕上がりは、職人の腕にも左右されるので、経験豊富な職人がいる業者を選ぶことも大切です!

取りはずしていた軒先瓦を元通りに戻したら、ガルバリウム鋼板屋根への葺き替え完了です(‘◇’)ゞ
サビや変形から生じていた屋根からの雨漏りも解消され、地震にも強い高耐久な屋根に生まれ変わりました☆彡

塗膜の剥がれやサビが生じ、著しく劣化していた屋根と外壁の鉄部には、塗り替えによるメンテナンスで機能を回復させていきます。

まずは、鉄部表面のサビや古い塗膜を除去するケレン作業から入ります!
ケレンには、サビなどを落とすだけでなく、塗料の密着性を高める役割もあるんですね。
「目荒らし」ともいい、塗装面に小さな傷をつけて、塗料の付きを良くします。
ケレンが済んだ塗装面に、下塗り塗料を塗布していきますよ(^^)/
ケレンと下塗りは、鉄部塗装を成功させるうえで非常に重要な工程です。
また、鉄部の塗装においては、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本。
塗料を3回重ねることで、塗装面にしっかり密着する、強い塗膜がつくれるようになるんですね。
下塗り完了後は規定の乾燥時間を設け、中塗りと上塗りを行います。
中塗りと上塗りでは、主要成分にシリコン樹脂を含むシリコン塗料を採用しました。
シリコン塗料はコストと耐久性のバランスがとれた塗料で、屋根や外壁の塗装に最も使用されています。
【シリコン塗料のメリット】
・汚れが付着しにくい
・耐水性・撥水性が高い
・紫外線に強い
・耐久性が高く、メンテナンス費を抑えられる
【シリコン塗料のデメリット】
・初期費用が高い
・過酷な環境下では、劣化スピードが早い
お住まいの地域で、シリコン塗料による塗装が可能か知りたい方は、お気軽にお問い合わせください!
高耐久なシリコン塗料を重ねたら、瓦棒葺き屋根とトタン波板の外壁への塗装が完成です!
適切な重ね塗りを行うことで、塗料に備わった性能が最大限発揮できる塗膜の厚さを確保しました(^^♪
南区の塗装工事ではサビ止めも入れているので、長きにわたり、サビが発生しない状態が続くでしょう。
激しく劣化していた瓦棒葺き屋根は、耐久性が高くサビに強い、ガルバリウム鋼板屋根で葺き替えました。
ボロボロになっていた下地も新しく作りなおしたので、雨漏りも解消されて、健全な機能を果たせる屋根に回復!
台風が来ても、大雨が降っても、安心して暮らせる住まいに生まれ変わっています(^_-)-☆
サビや塗膜の剥がれが広がっていた瓦棒葺き屋根とトタン波板の外壁はケレンを行い、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りで、美しいツヤを取り戻しました。
今回は、屋根に人気が高いブラウン系の塗料を採用したことで、落ち着きのある外観に仕上がっています(*^^)v
外壁・屋根のトラブルは街の屋根やさんにご相談ください

屋根や外壁のトラブルを放置しておくと建物の寿命を縮めてしまうので、普段からトラブルが起こらないよう、定期的にメンテナンスを行って機能を維持していくことが大切です。
万が一、トラブルが起こってしまった場合でも、速やかな修理が求められます。
街の屋根やさん名古屋南店では、これまで多くの屋根や外壁に関する工事を行ってまいりました。
経験豊富な職人が現場に駆けつけますので、お外回りで気になることがございましたら、お気軽にご相談ください♪
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