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伊賀市で築年数の経った瓦屋根の点検で熨斗瓦の落下と丸流しのずれを発見
更新日:2025年9月25日
こんにちは!街の屋根やさん伊賀・名張店です。
今回は伊賀市で熨斗瓦と丸流しの点検をしてきました。
伊賀市玉滝にある築50年ほどの和風住宅から「瓦が落ちているので点検してほしい」とのお問い合わせをいただき、現場調査に伺いました。
お客様からのご相談内容は「熨斗瓦(のし瓦)が落下しているのを見つけた」とのことでした。
熨斗瓦とは、屋根の付け根や壁際に積まれている瓦で、瓦屋根の防水性や耐久性を守るうえで重要な役割を担っています。
築年数はおよそ50年。お客様はこれまで定期的にメンテナンスをされていたようで、外観からは比較的きれいな状態に見えました。
しかし瓦屋根は年数が経過するほど少しずつズレや劣化が進み、見えない部分で雨漏りリスクが高まっていきます。今回のケースもまさにその一例でした。
さっそく梯子をかけ、屋根に上がって確認を行いました。
すると写真の通り、熨斗瓦が一部なくなっており、その下の土が丸見えの状態になっていました。
熨斗瓦は少しずつ位置をずらしながら積み重ねていくため、一枚でも外れてしまうと防水機能が途切れ、雨水が浸入する原因となります。
特に今回のように落下が確認された場合、放置しておくと確実に雨漏りにつながる危険性がありました。
さらに、熨斗瓦の近くには「丸流し」と呼ばれる部分があります。
丸流しとは、屋根の水を流すために設けられた瓦の一部で、ここに不具合があると雨水がうまく排水されず、雨漏りの原因となります。
実際に丸流し部分を点検してみると、瓦がずれて内部の土が露出しているのが確認できました。
おそらく雨水が流れ込むことで土台の土が流され、瓦の固定力が弱まりズレが生じたと考えられます。
このまま放置すれば、次第に瓦が動きやすくなり、雨漏りがさらに深刻化していくことは間違いありません。
反対側の屋根も確認すると、同じように熨斗瓦が一部落下していました。
ただし端部のみで、中央部分の瓦は残っていました。
考えられる原因としては、外壁よりも外に張り出している端部は、特に風の影響を受けやすく、落下しやすいという点です。
これは築年数の古い瓦屋根に多く見られる特徴でもあります。
お客様には、熨斗瓦を部分的に積み直す工事と、丸流しの修復工事をご提案しました。
部分的な補修であれば、屋根全体を葺き替える必要はなく、費用も抑えながら雨漏りのリスクを軽減できます。
特に熨斗瓦や丸流しは、雨仕舞(あまじまい)に関わる大切な箇所です。
ここをしっかり直しておくことで、屋根全体の寿命を延ばし、住まいを安心して維持することができます。
今回の伊賀市での点検では、
-
築50年の和風住宅
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熨斗瓦の落下
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丸流しの瓦のズレと土の流出
といった問題が確認されました。
見た目にはきれいに保たれていても、屋根の一部が劣化していると大きな雨漏りにつながるケースは少なくありません。
瓦屋根の住宅にお住まいの方で、
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瓦がずれている
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雨樋のまわりから水が垂れてくる
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屋根から瓦が落ちてきた
といった症状がある場合は、早めに点検をご依頼いただくことをおすすめします。
屋根のちょっとした異変でも構いません。お気軽にお問い合わせいただければ、専門スタッフが丁寧に調査し、最適なご提案をさせていただきます。
お住まいを長持ちさせるためには、定期的な屋根点検と早めのメンテナンスが何よりも大切です。
今回のような熨斗瓦や丸流しのトラブルは、放置すれば確実に雨漏りへと発展します。ぜひ安心できる住まいづくりのために、点検の機会をお役立てください。
お問い合わせ先➡『街の屋根やさん伊賀・名張店』
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-iganabari@aihome-ai.com
アイホーム株式会社
〒518-0441
三重県名張市夏見3153番3
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