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下野市 屋根の棟瓦を無料点検!漆喰崩れや留め釘浮きも多数確認
更新日:2025年9月22日
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
今回は、下野市で行いました瓦屋根の無料点検の様子をご紹介いたします。
「家の周りに白い欠片がたまに落ちてくる。築28年経つので、一度ちゃんと見てほしいなって」
ご自身ではなかなか確認することができない場所にある屋根、それも築年数が経った屋根はどんな状態なのか不安になりますよね。
そんな不安を解消するのが私たちの仕事です(o^^o)♪
見えない場所だからこそ、このような小さな変化に気づいた時ご相談いただけるのは、実はとっても大切なことです。
落ちてきた欠片が何のサインを示しているのか、詳しく調査してみました。
下野市のお客様宅の屋根は
「平板瓦」という種類の屋根材です。
平板瓦(へいばんがわら)とは、昔ながらの和瓦に比べて凹凸が少なく、表面が平らでシンプルな形状をした瓦の総称です。 軽量で施工性が高く、耐久性や耐候性にも優れているため、スレート屋根や金属屋根と並んで人気の屋根材のひとつです。
こちらのお住まいには太陽光パネルが設置されていますが、屋根の面がフラットなので太陽光パネルも載せやすいですね。
陶器瓦は耐久性があり長く使える優秀な屋根材ですので、築28年とはいってもぱっと見かなり綺麗な状態です。
しかし屋根の頂上にある
「棟瓦(むねがわら)」という部分を見てみると、漆喰がいたるところで崩れ落ちています(゚д゚lll)
実際に剥がれた漆喰の破片が瓦の上に散らばっている様子も確認できました。
お客様が目にした「白い欠片」というのは、おそらくこの破損した漆喰のことでしょう。
漆喰(しっくい)とは、石灰を主成分とした塗り材で、古くから建物の壁や屋根に使われてきた建築材料です。瓦屋根では、棟瓦(むねがわら)や熨斗瓦(のしがわら)の隙間を埋めて接着し、雨水の侵入を防ぐ役割を担っています。
漆喰は瓦同士を固定する接着材として機能し、棟瓦が動かないように安定させつつ、瓦の隙間から雨水が侵入するのを防いでいます。
風や地震への耐性を高める役割もあり、
漆喰がしっかりしていることで屋根全体の強度が保たれているのです。
しかし
漆喰の耐用年数は15年程で、雨風や紫外線に晒されることにより徐々に劣化していきます。
劣化が進むと剥がれ落ち、今回のお客様宅のように欠片が落下することもあるのです。
棟瓦の根元は、漆喰がすっかりなくなり空洞になっている箇所も見受けられます(@_@;)
このように剥がれた状態のまま放置すると、
棟瓦がずれたり瓦同士がぶつかって割れや欠けを起こす原因になります。
さらにその空洞から雨水が入り込んで棟を固定する力が弱まり、強風や地震が起きた際は揺れに耐えられず、
棟が傾いたり崩れてしまう危険性にもつながってしまいます。
屋根の漆喰は、定期的な点検と補修がとっても大事な箇所なのです;:(∩´﹏`∩):;
棟瓦は設置の際に漆喰を充填して隙間を塞ぎ、上から釘を打って固定します。
通常一枚の棟瓦につき二本の
留め釘で留められていますが・・・
半分以上の棟瓦で留め釘が浮いて抜けかかっていましたΣ(゚д゚;)
釘は長年の風揺れや地震の影響で少しずつ引き抜かれるように浮いてしまいます。
一度浮いてしまうと
隙間から雨水が入り込み、下地の木製垂木を腐食させ、さらに釘が効かなくなるという悪循環に陥ってしまうのです。
垂木(たるき)とは、屋根下地や屋根材を支えるために斜めに取り付けられた部材のことを言います。 棟瓦はその下の垂木に留め付けられているため、垂木が雨水の侵入などにより腐食・劣化すると釘が効かなくなり、棟瓦が崩れる一因になります。
漆喰崩れや留め釘浮きが見られる棟瓦は、放置すれば雨漏りや棟の傾きにつながる危険性が高い状態でした。
改善策として最も効果的なのは
「棟瓦の取り直し工事」です(^-^)
まず棟瓦を一旦取り外した上で、劣化し剥がれかけている漆喰をすべて撤去します。
下地の垂木を新しいものに交換し、取りはずした棟瓦を再び設置して新しい漆喰を詰め直します。
その際は従来の木製の垂木に替わり、
腐食に強い樹脂製垂木にするのが良いでしょう。
樹脂は水分を含んでも劣化しにくいため、長期的に安心してご使用いただけます。
さらに、棟瓦を留める際には従来の釘ではなく、
パッキン付きステンレスビスを採用します。
ビスは釘に比べて抜けにくく、しっかりと固定できます。
さらにパッキン付きなら
雨水の侵入も防げるため、棟部分の弱点を大きく補強できるのです(^^♪
お客様には撮影した写真をお見せしながらていねいに現状を説明させていただきました。
特に釘が浮いている部分は肉眼で分かるほどだったため、「このままだと棟が落ちてしまうのでは」と心配されていました。
棟取り直し工事でお見積りを提出いたします<(_ _)>
ポイントは
樹脂垂木+パッキン付きビスで「抜けにくく腐食しにくい構造」にすることです。これにより、屋根全体の寿命をさらに延ばすことができます(*^ー゚)b
瓦は耐久性が非常に高いことから『瓦屋根はメンテナンスフリー』と思われがちかもしれません。
しかし瓦屋根を支える漆喰や下地材は瓦ほどの耐用年数はなく、定期的な点検・お手入れはやはり必要です(。•́ - •̀。)
高いところにある屋根の不具合は、普段の生活ではなかなか気づきにくい部分です。
しかし今回のように「漆喰の欠片が落ちている」などの小さな変化が、トラブルの前触れであることも少なくありません。
街の屋根やさん栃木小山店では、下野市をはじめとする地域のお客様の屋根を無料で点検しております。
些細な変化や気付きでも、もし不安を感じたらお気軽にお問い合わせください!
早めのご相談が安心につながりますよ~( ´ ▽ ` )ノ
屋根工事は、私達にお任せください!現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
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