ホーム > 堺市堺区にて築40年の店舗改修工事|外壁塗装前の小波スレート…

堺市堺区にて築40年の店舗改修工事|外壁塗装前の小波スレート補修・高圧洗浄を実施
更新日:2025年9月29日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
前回、堺市堺区にある築40年の店舗にて屋根補修から塗装工事を行った様子をご紹介しました。
屋根工事では足場を設置し、劣化部分をしっかり補修してから塗装を行うことで防水性と耐久性を取り戻しました。
今回はその続編として外壁塗装前の補修工事・外壁の高圧洗浄の様子についてお伝えします。
外壁の塗装はただ色を塗るだけでなく、下地の状態を整えることが最も重要なポイントです。
外壁塗装は「塗料を塗れば完成」というものではありません。
特に築年数の経過した建物では、外壁のひび割れや穴あき、波板の破損などが見られることが多く、そのまま塗装してしまうと耐久性が落ちるだけでなく雨漏りの発生につながったり、仕上がりにもムラが出てしまいます。
店舗の外壁はお客様の目に最初に入る建物の顔です。
見た目の美しさだけでなく店舗の印象や信頼性にも直結するため、下地を整える『補修作業』は塗装工事において欠かせない大切な工程です。
最初の工程として、
外階段の屋根や壁に設置されていたポリカ波板とテントを撤去します。後ほど新しいものに張り替える予定ですが、古い波板やテントは劣化が進んで色褪せ・ひび割れや破れが目立っていました。
長年の雨風にさらされた素材は見た目以上に傷んでいるケースがほとんどです。
引き込み電線にシートをかけて養生します。外壁塗装の際に使用する
水や塗料が電線に触れてしまうと感電や事故のリスクがあるため、電線にシートをかけてしっかり保護し、安全を確保しました。
こうした細かな安全対策は見落とされがちですが、工事中の事故を防ぐためには欠かせません。
特に店舗の場合は営業に支障が出ないように、より慎重な対応が求められます。
養生を行った際、電線まわりに
漏電の恐れがある箇所を発見しました。
長年の使用で劣化していた部分で、そのままでは危険な状態だったため
電気工事士の資格を持った作業員が適切に補修を行いました。
「塗装工事のついでにここまで見てもらえて助かった」と感じていただけるよう、当店では安全性の確認も大切にしています。
今回の店舗の外壁には
小波スレートと呼ばれる波型の外壁材が使用されています。
小波スレートは工場・倉庫・大型店舗などで広く使われる建材で、軽量で耐久性に優れ、波型の形状により強度も確保できます。
しかし築年数が経つとひび割れ・欠け・穴あきが生じやすく、表面には汚れや苔が付着しやすくなります。
そのため塗装の際には、事前の補修と下地処理を丁寧に行うことが仕上がりや耐久性を左右します。
▶大波・小波スレートの最適なメンテナンス方法
小波スレートには長年の使用による破損や穴あきが多数見られました。
あらかじめカットしておいた
板金を当て、破損・穴あき部分を塞ぎます。裏面に
コーキング材を充填してビスでしっかりと固定しました。
板金の隙間もコーキング材でしっかりと塞ぎ、防水性と耐久性を向上させました。
建物全体を丁寧に確認し、破損や穴あき部分はすべて補修しました。
今回はこの後に外壁塗装を行うため、硬化後に上から塗装できる
「変性シリコン」というコーキング材を使用しています。
▶シーリングやコーキングの種類と使用法
外壁全体に高圧洗浄を行います。高圧洗浄は長年の汚れや付着した苔・埃などをしっかりと落とすことで、この後行う塗装工事の密着性を高める重要な工程です。
丁寧に洗い上げていくと、驚くほどきれいになっていきました!長い間、蓄積された汚れのすごさがわかりますね。
外階段や、外階段の折半屋根も丁寧に洗浄し、雨水で溜まりやすい汚れをきれいに除去しました。
室外機や照明器具といった
設備類には水圧が直接かからないよう配慮して作業を行っています。
建物全体を隅々まで洗い流すことで、次の工程に最適な下地を整えていきます。
高圧洗浄を行って外壁の表面に付着していた汚れが落ちたことで、細かなひび割れや劣化箇所がよりはっきりとわかるようになりました。
中には洗浄の
水圧に耐えられず欠けや剥がれが生じた部分もあったため、
再度建物全体の点検を行い、必要な補修を行いました。板金を当てて穴を塞いだり、コーキングでひび割れなどをしっかりとカバーしました。
高圧洗浄中、
雨樋に水が流れず詰まっている部分を発見しました。
雨樋が詰まると排水不良を起こし、雨漏りなど大きな被害につながる可能性があるため
部分交換を行いました。こういったカーブしている部分は雨水の負荷もかかりやすく、つなぎ目から水漏れしやすい部分です。
さらに、こちらの元の雨樋はカーブの角度がきつく、泥や汚れが詰まりやすい形状でした。
そのため新しい雨樋は
カーブが緩く詰まりにくい形状のものに交換して、水漏れの心配も軽減されて耐久性も向上しました。
▶雨樋の修理・交換お任せください!
今回は店舗の外壁塗装前の補修・高圧洗浄の様子をご紹介しました。
小波スレート外壁の破損補修や配管まわりの隙間処理、電線まわりの養生と補修など一見細かな作業ですが、これらを怠ると仕上がりや耐久性に大きく影響してしまいます。
当店では見た目のきれいさはもちろん、このような作業を丁寧に行うことで長く安心して使っていただける店舗づくりを心掛けています。
はい。ひび割れや穴を補修したうえで塗装を行えば、防水性と耐久性が高まり、見た目も改善できます。定期的な塗装メンテナンスが長持ちの秘訣です。
補修の内容によりますが、早めに対応することで大規模な修繕を防ぎ、結果的にコストを抑えられるケースが多いです。
高圧洗浄は長年蓄積した汚れやカビを落とすために欠かせない工程ですが、劣化が進んでいるスレート外壁では一部に欠けや剥がれが発生することもあります。水圧に耐えられない場合は張り替えを検討したり、洗浄後に状態を点検し、必要に応じて補修を行って次の塗装工程に進めるようにしています。
街の屋根やさん堺店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-sakai@osaka.zaq.jp
くまさんホーム株式会社
〒599-8237
大阪府堺市中区深井水池町3260-3
大阪府の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@39yamanaka.com
株式会社やまなか工務店
〒596-0821
大阪府岸和田市小松里町142−2 OTビル2階
電話 0120-989-742
E-Mail roofkadoma@kawaramasa.co.jp
株式会社 瓦柾
〒572-0077
大阪府寝屋川市点野5丁目1-2
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@h-o-k-s.com
東大阪瓦産業株式会社
〒578-0982
大阪府東大阪市吉田本町2丁目2−43


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。