こんにちは！
尾張地区を拠点とし、屋根の専門店をしています。
「街の屋根やさん尾張北店」です！

今回は、愛知県北名古屋市にお住まいのI様より、
屋根の漆喰詰め直し工事のご依頼をいただきました。

施工前

＜施工前のお悩み＞
I様邸では、定期点検の際に「漆喰（しっくい）」と呼ばれる瓦の接着や固定に使われる部分に黒ずみが見られました。漆喰は屋根瓦の隙間を埋め、雨水や風の侵入を防ぐ役割を果たす重要な素材です。しかし、長年の雨風や紫外線の影響で劣化していきます。

特に、I様邸では以下の症状が確認されました。
・棟（むね：屋根の頂点部分）の漆喰が黒ずみ、劣化が進んでいる
・漆喰の一部が剥がれかけており、防水性能の低下が懸念される
・瓦の割れや欠けが数か所確認されていた

このまま放置すると、雨水の侵入によって屋根内部の木材が腐食し、雨漏りや建物全体の寿命短縮につながる恐れがあります。

＜工事のご要望＞
I様からは、
「点検で不具合を見つけてもらったので、早めに直して安心して暮らしたい」
とのご要望をいただきました。
特に雨漏りなどの大きなトラブルに発展する前に、予防的なメンテナンスを行いたいというお気持ちから、今回の工事をご依頼いただきました。

施工中

施工後

＜施工ポイント＆こだわり＞
今回の工事では、以下の工程で施工を行いました。
◎既存漆喰の撤去
劣化や黒ずみの見られる既存の漆喰を丁寧に取り除きます。この作業を怠ると新しい漆喰がうまく密着せず、効果が半減してしまうため重要な工程です。

◎瓦の確認・補修
点検時に発見した割れ瓦については、シーリング材を用いて補修しました。シーリングとは、隙間を埋めて雨水や風の侵入を防ぐ防水材で、屋根補修に欠かせない素材です。

◎新しい漆喰の充填
棟部分を中心に、新しい漆喰を丁寧に詰め直しました。漆喰は見た目を美しくするだけでなく、瓦の固定や防水性を高める大切な役割があります。

◎最終点検
漆喰がしっかり充填されているか、補修部分に不備がないかを確認しました。見た目も白く美しい仕上がりとなり、I様にもご安心いただけました。

＜屋根メンテナンスの重要性＞
屋根は住まいを雨風や紫外線から守る最前線にあります。しかし、普段は目に入りにくいため劣化に気づかないケースが多いのです。
特に漆喰は以下のような役割を持っています。
・瓦を固定し、ズレや落下を防ぐ
・棟部分の隙間を塞ぎ、雨水や風の侵入を防ぐ
・屋根全体の耐久性を保つ

漆喰の劣化を放置すると、雨漏り・シロアリ被害・建物の腐食など、大きなトラブルにつながります。定期的な点検と早めの補修工事が、安心して長く暮らすために欠かせません。

＜担当者からのコメント＞
今回、弊社「街の屋根やさん尾張北店」に工事のご相談およびご依頼いただき、誠にありがとうございました。
I様邸では、定期点検で早期に不具合を発見できたため、大掛かりな工事に至らず補修と漆喰の詰め直しで改善することができました。屋根は「見えない部分」だからこそ、専門業者による点検がとても大切です。
今後も定期点検を行いながら、安心・安全な住まいをサポートさせていただきます。顧客満足を第一に、お客様に寄り添ったご提案を続けてまいります。
ありがとうございました！

—————————————

愛知県北名古屋市での屋根補修・点検相談は、
【街の屋根やさん尾張北店】まで
お気軽にお問い合わせください！

—————————————-

▼今回の記事に関連する記事はコチラ▼
傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ