日立市 1階天井の雨漏り原因は屋根ではなく雨戸の木製レールでした
更新日：2025年9月16日
お話では『雨漏りがひどく困っている』とのことです。
確かに、雨水で天井材が傷んでたわむとともに、2枚に剥がれてきていました( ；∀；)
また、床面も雨漏りでシミが広がっていました。写真奥のブルーシートは、雨漏り対策でしょうか？
雨漏りは、放置すればするほど、お住まいにダメージを与えるので、早めに対処することが大切です。『天井裏でポツポツ音がする』『雨漏りのシミが出てきた』時は、屋根のプロに見てもらいましょう。
お客様によると、『当店が調査を行う数十分前に、他社さんが見に来た』そうです。
他社さんの担当者は、計測や調査らしい調査もせず、『雨漏りを修理しながら屋根塗装するしかない』と言い、10分程度で帰ったとのこと・・・
本当に屋根を塗装すれば雨漏りが直るのでしょうか？いいえ、そのようなことはありません。
塗装は、雨漏りを直すものではなく、屋根材を保護するものです！「雨漏りは塗装で直る」は、間違っているので気をつけてくださいね。
屋根は、かなり年季の入った金属屋根（瓦棒トタン屋根）です。塗装が剥げてサビが広がっていました(//∇//)
他社さんがおっしゃるとおり屋根塗装が必要ですが、雨漏りとは直接関係なさそうです。
一階の雨漏り箇所から雨水の入り口を想定し、その上部にあたる二階の屋根部を重点的にお調べしました。
どうやら2階のサッシ周りが怪しい・・・
よ〜く見ると、雨戸の木製レールがズレているのに気づきました！
木が腐食していて、かなりぐらぐらしています。手で少し引っ張ると、簡単に外れてすき間があきました。ここから雨水が入り、一階の天井に雨漏りが発生した模様です(>_<)
この部分が雨漏りの原因なので、さすがに屋根塗装では直りません。
ちなみに。サッシや窓を建築用語では『開口部（かいこうぶ）』といい、雨漏りの原因となりやすい部分です。
無料調査の後、お客様にお見積りを提出して、当店に工事をお任せいただきましたm(_ _)m
雨戸の木製レールの下がどうなっていたのか、その一部をご紹介します。
木製レールを撤去すると・・・サッシと立ち上がり外壁との間に約1㎝のすき間！があいていました。これでは、雨水が入り放題です。
工事では、雨漏り原因となった箇所からしっかり直しました♪
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