今回は神戸市西区で行った雨樋取替工事の様子をご紹介します。
雨樋は経年劣化によって破損やサビが進行すると、大雨の際に雨水があふれ出し、外壁や基礎を傷める大きな原因になります。今回のお客様も「雨樋が古いので見てほしい」というご相談から調査に伺い、工事を行うことになりました。
👉 詳しい現地調査の様子はこちらの記事でご紹介しています。

「雨樋の状態が気になるけど、工事ってどんなことをするの？」という方にも分かりやすい内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

工事内容

既存雨樋撤去

既存の雨樋は金具が錆びて変形し、勾配も不良でした。撤去は周囲の外壁や屋根材を傷めないように、一つひとつ慎重に取り外していきました。
そのまま放置していれば、破損部分からの雨水が外壁に伝ってシミや劣化を早めるリスクがありました。

軒金具取付

次に新しい軒金具を取り付けました。既存の金具はサビで強度が落ちており、勾配も狂っていました。軒金具は雨樋の傾斜を決める重要な部材です。そこで、水糸を張って基準を出し、細かな誤差が出ないよう確認しながら取り付け を行いました。ここで少しでも精度が甘いと「水が流れない」「一箇所に水が溜まる」などの不具合が出やすいため、丁寧に水平と勾配を調整しました。

軒樋取付（半丸アイアン丸105）

今回使用したのは 半丸アイアン丸105サイズ の軒樋です。排水能力が高く、強度もあり、大雨時でも安心できる仕様です。取付けの際は、金具の勾配に合わせて正確に設置。軒樋の継ぎ目部分には隙間ができやすいため、しっかりと接着・固定を確認しました。ここが甘いと雨水が漏れ出し、外壁の黒ずみ汚れを引き起こしてしまいます。

竪樋取付（Φ60）

竪樋はΦ60を設置。軒樋から流れた雨水をスムーズに地面へ排水できるよう、外壁とのバランスを確認しながら固定しました。竪樋が外れたり詰まると、雨水が逆流してしまうことがあるため、しっかりした取り付けが重要です。

清掃

最後に作業で出た撤去材や細かなゴミを清掃。お客様がすぐに安心してお住まいいただけるよう、現場をきれいに仕上げました。実はこの清掃も大切で、残った釘や金具が庭先に落ちていると危険につながることもありますので、念入りに確認しています。

まとめ

今回の工事では、サビや破損が目立っていた既存の雨樋を撤去し、新しい半丸アイアン丸（105サイズ）の軒樋とΦ60の竪樋へ全面取替を行いました。既存の樋の中には鉄製のものもあり、特にサビによる劣化が進んでいたため、長期的な安心のためには交換が必要でした。新しい雨樋は耐久性が高く、今後の排水性能やメンテナンス性の向上にもつながります。

雨樋は普段あまり目に入らない部分ですが、劣化や破損を放置すると雨漏りや外壁の傷みにつながることもあります。
「雨樋の状態が気になる」「点検だけでもお願いしたい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。私たちが現場を確認し、分かりやすくご説明いたします(^^)/

📞 お電話でのご相談・メールでのご相談に関する詳しい記事はこちらをご覧ください。
👉 [ご相談の流れを詳しく見る]

🔎 無料点検に関する詳しい記事はこちらをご覧ください。
👉 [無料点検の内容と流れを詳しく見る]

📚 他の工事内容も詳しくご紹介しています
👉 [その他の施工事例を見る]