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水戸市 貸しテナントの雨漏り!屋根と外壁の防水紙が劣化していました
更新日:2025年8月26日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
今回は、水戸市にある貸しテナントでの雨漏り修理の事例をご紹介します。
築年数が45年以上経過した建物で、これから新しい入居者様を迎えるとのこと。引渡し前に雨漏りを直しておきたいという、オーナー様からのご依頼でした。
「雨漏りは入居者さんに大きな迷惑をかけてしまうので、早めに直してほしい」とのご要望です。
実際に現地調査を行ったところ、思った以上に防水部分が劣化していました
(>_<。)
オーナー様が気にされていたのは、入り口上の天井に近い部分のクロス剥がれです。触れてみると湿っていて、確かに
雨水が伝ってきた跡が残っていました。
クロスが剥がれた部分の上にあるのは、勾配(傾斜)がかなり緩やかな縦葺きのトタン屋根です。
緩勾配の屋根はどうしても
水はけが悪く、通常よりも雨仕舞いが重要になります。特に台風やゲリラ豪雨など強風を伴った雨が降った時には、吹き込みや逆流で漏水につながることも珍しくありません。
オーナー様に現状と必要な修繕内容をご説明し、お見積りを提出。快くお任せいただけたので、さっそく工事を開始しました
(๑•̀ - •́)و✧
今回の雨漏りの原因となったのは、
屋根と壁が接する取り合い部分。建物の構造の中でも、雨漏りが起きやすい代表的な箇所と言われています。
なぜ屋根と外壁の取り合いで雨漏りが起きやすいのか?
1.水の流れが滞留しやすい:壁に当たった雨水が溜まったり、風で吹き込むことで水が入り込みやすくなります。
2.施工の難しさ:複雑な納まりになるので、防水紙や板金の施工精度がとても重要です。わずかな隙間が雨水の侵入経路になります。
3.経年劣化:取り合いには、「水切り板金」や「シーリング」が用いられていますが、これが古くなると割れたり痩せたりして、本来の防水性能を果たせなくなります。
取り合いの壁の一部を解体して内部を確認すると、本来は雨水を防ぐ役割を持つ防水紙が、ところどころ破れて穴があいていました。
この状態では、雨が壁に吹き付けた時に内部へと水が入り込みやすくなり、室内にまで到達してしまいます。
防水紙は建物を雨から守る「最後の砦」のようなもの。これが劣化して穴が開いている以上、どれだけ外側を補修しても再び雨漏りする可能性が高いのです…
( ;ㅿ; )
トタン屋根も撤去したところ、やはり屋根側の防水紙もかなり傷みが進行している状態。弾力性が失われてボロボロになり、とても機能しているとは言えませんでした。
築45年以上経過している建物ですから、当時の防水資材の耐久性を考えると致し方ないでしょう。ここまで劣化していると、
雨漏りを避けることはできなかったと思います。
屋根や外壁材があるのに、どうして防水紙が必要なの?
屋根材や外壁材の隙間からは少しずつ雨水が入り込みます。その水を食い止めるのが防水紙。見えないけど大事な存在なんです。
防水紙が機能していない以上、根本からやり直す必要があります。
まず
新しい野地板を張り直し、安定した下地を作りました。
こちらの貸しテナントのように、勾配がほとんどない屋根の場合、通常の防水紙では雨水が逆流してしまう可能性があるため、
粘着式の改質アスファルトルーフィング(従来よりも強度と耐久性を高めた防水紙)を採用。
野地板と接する面に粘着力があり、そのまましっかりと接着させることで、平坦な屋根でも防水性を高めることができます
((*^^)v
さらに壁際には
透湿防水シートを設置!
透湿防水シートは、外壁や屋根の下地に使われるシートで、雨水は通さず、建物内部の湿気は外に逃がすという特徴を持っています。家を雨から守りながら、壁内や屋根内部がムレないようにする、とても大切な建材なんです。
下地の野地板、防水紙、透湿防水シートを整えたことで、ようやく二次防水が完成です。ここまでで、雨漏りの大元は解消されました。
あとは新しい仕上げ材を張っていけば、見た目もきれいに仕上がります。
今記事では途中経過までですが、完成の様子も改めてご報告させていただきますね(*,,•ᴗ•,,)
ご紹介した水戸市の貸しテナントの事例では、雨漏りの原因は屋根や外壁の仕上げ材ではなく、内部の防水紙の劣化でした。
表面だけ補修しても再発するため、根本からの改善が不可欠です。
「雨漏りは直してもまた同じ場所から水が…」というご相談は少なくありません。その多くは、防水紙や下地の不具合を直していないことが原因です。
街の屋根やさん水戸店では、根本から改善する工事をご提案しております。貸店舗や賃貸物件など、人が入れ替わる建物は特に、雨漏りがあると入居者に大きな影響が出てしまいます。「早めに直しておきたい」「原因をしっかり調べてほしい」とお考えのオーナー様は、ぜひ一度お気軽にご相談くださいね!
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