漆喰が崩れた瓦屋根の補修作業

瓦屋根の「漆喰（しっくい）」とは、瓦のすき間を埋める素材で、雨風の侵入を防ぐ重要な役割を果たしています。しかし、築年数が経つと、どうしても劣化してボロボロになってしまうことがあります。

今回も、屋根の棟（むね）部分の漆喰が剥がれ落ちており、一部の瓦がズレてしまっている状態でした。そこで、古くなった漆喰を丁寧に撤去し、新しい漆喰を詰め直す「詰めなおし補修」を実施しました。

この作業によって、瓦のズレを防ぎ、雨水の侵入リスクを大幅に低減することができます。

板金屋根の洗浄・サビ落とし・塗装

次に、建物の別の部分に使用されている板金屋根（薄い金属の屋根材）もチェックしたところ、広範囲にわたってサビが発生していました。金属屋根は軽量で耐久性に優れていますが、定期的なメンテナンスを行わないとサビが進行し、穴が開いてしまうこともあります。

まずは高圧洗浄で表面の汚れをしっかり落とし、その後、専用の工具を使ってサビを削り落としました。そして、サビ止め効果のある下塗り塗料を塗ったうえで、仕上げに耐候性の高い塗料でしっかりと塗装。美観の回復とともに、防水性と耐久性も向上させることができました。

今回の工事を終えて

お客様からは「屋根の状態をしっかり見てくれて安心した。見た目もきれいになって大満足」とのお言葉をいただきました。

屋根は普段なかなか目にすることができない部分ですが、知らない間に劣化が進んでしまう場所です。特に、漆喰の崩れや板金屋根のサビは、放置してしまうと雨漏りの原因となり、建物全体に悪影響を与えることもあります。

屋根の点検・補修はお気軽にご相談ください

高崎市・前橋市を中心に、屋根の点検・補修・塗装を数多く手がけております。ちょっとした不安や気になる点がある方も、まずは無料点検からご利用いただけます。

「最近、屋根を見たことがない」「築10年以上経つけどメンテナンスしていない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。経験豊富な職人が丁寧に対応いたします。