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阪南市で台風後の屋根を調査、瓦屋根の損傷箇所と谷樋の様子を確認
更新日:2025年10月23日
こんにちは。
街の屋根やさん岸和田店です。
先日、阪南市にお住いのY様邸から「台風で屋根が壊れてしまって...」とご相談をいただき、現場調査にお伺いしました。
現場調査にお伺いすると、屋根には、応急処置のブルーシートがかけられていて、お困りの様子でした。
作業員が屋根に上がって詳しく見させていただくと、漆喰が剥がれて瓦も割れている箇所が何ヵ所もありました。
軒樋も破損していて、このままでは雨漏りが心配な状態でした。
特に気になったのは、瓦の破片や土が谷樋に詰まって水の流れが悪くなっていたこと。
この状態では、次の雨が降ると大変なことになってしまいます。
台風の後、「屋根の様子がおかしいな」と感じていらっしゃる方はいませんか?
屋根の上は危険ですので、ご自分で確認されるのは絶対にやめてくださいね。
屋根の状態が心配なお客様は、街の屋根やさん岸和田店にご相談ください。
それでは、阪南市Y様邸の屋根の現場調査の様子をご紹介します。
是非、最後までご覧下さい。
阪南市にお住まいのY様より「
台風で屋根が破損してしまったので、調査していただきたい」とのご相談をいただき、現場調査にお伺いいたしました。
台風による屋根被害は放置すると雨漏りの原因となり、建物の構造部分にまで深刻な影響を与える可能性があります。
そのため、丁寧な調査を実施し、適切な修理方法をご提案させていただきました。
阪南市のY様邸で台風被害にあった屋根をブルーシートで雨養生
台風被害にあった阪南市のY様邸の現場にお伺いすると、Y様邸の2階の屋根と平屋部分の屋根には、雨水の侵入を防ぐためのブルーシートが適切にかけられており、風で飛ばされないよう重石で固定されていました。
この応急処置により、さらなる被害の拡大を防ぐことができていました。
しかし、ブルーシートはあくまで一時的な応急処置であり、根本的な修理が必要な状況でした。
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台風被害にあった阪南市のY様邸で外壁の漆喰が剥がれている
台風被害にあった阪南市のY様邸で、2階の窓上部分の外壁を詳しく調査したところ、
漆喰(しっくい)が剥がれている箇所を発見しました。
漆喰とは?石灰を主原料とした日本の伝統的な塗り壁材で、瓦と瓦の隙間を埋めたり、外壁の仕上げ材として使用される重要な建材。
漆喰が剥がれるとどうなる?漆喰が剥がれた隙間から雨水が侵入し、建物内部の木材を腐食させる原因となってしまいます。
こちらの漆喰は、Y様邸が工事を行う場合、塗り替えをしようと思っています。
台風被害にあった阪南市Y様邸で台風の強風により、Y様邸の銅製の
軒樋に破損が生じていることが確認できました。
軒樋とは?屋根から流れ落ちる雨水を受け止めて、適切に排水するための重要な設備。
軒樋が破損すると、雨水が建物の基礎部分に直接流れ込み、建物全体の耐久性に悪影響を与える可能性があります。
特に銅製の軒樋は耐久性に優れていますが、強風による飛来物の衝撃で破損することがあります。
その為、お客様には、軒樋の修理のご提案をさせていただきました。
阪南市で台風被害にあったY様邸の屋根の被害状況をより詳しく調査するため、経験豊富な作業員が安全な梯子を使用して屋根に上がりました。
屋根作業は非常に危険を伴うため、適切な安全装備と豊富な経験を持つ専門スタッフが慎重に作業を行います。
お客様の安全はもちろん、作業員の安全も最優先に考えた調査を実施いたします。
Y様邸の1階部分は
入母屋屋根になっていました。
入母屋屋根とは?
入母屋屋根とは、日本のお寺や昔ながらの和風住宅によく使われている屋根の形で、切妻屋根と寄棟屋根を組み合わせた日本の伝統的な屋根形式で、美しい外観と優れた耐久性を兼ね備えています。
しかし、構造が複雑なため、台風などの強風による被害を受けやすい特徴もあり、定期的な点検とメンテナンスが重要です。
阪南市のY様邸で屋根の調査を進めると、
袖瓦に亀裂が入り、周辺の漆喰(しっくい)も剥がれている箇所を発見しました。
袖瓦とは?
屋根の端部分に設置される瓦で、雨水の侵入を防ぐ重要な役割を担っています。
袖瓦が破損し、漆喰が剥がれると、その隙間から雨水が建物内部に侵入し、雨漏りの直接的な原因となってしまいます。
お客様には、このままだと雨漏りの原因になってしまうため、袖瓦の修理をするご提案をさせていただきました。
阪南市Y様邸の建物と建物の間のスペースには、台風により飛散した瓦や瓦の破片が多数散乱していました。
これらの破片は、強風によって隣接する建物や車両に損傷を与える可能性があり、安全上の観点からも迅速な撤去が必要です。
割れた屋根瓦があった箇所は、新しい屋根瓦に交換する予定にしています。
台風被害にあった阪南市のY様邸で瓦の接合部が割れ漆喰が剥がれている
台風被害にあった阪南市のY様邸で屋根瓦の接合部分に亀裂が入り、漆喰も剥がれている箇所が複数確認できました。
瓦に亀裂が生じると、そこから雨水が浸入し、下地材や野地板を濡らすことで、最終的に室内への雨漏りを引き起こします。
瓦屋根の場合、一箇所の損傷が周辺部分にも影響を与えるため、亀裂が入っている瓦は交換し、漆喰が剥がれている所は漆喰の詰替えをするつもりにしています。
台風被害にあった阪南市のY様邸で瓦に黒ずみや汚れあり
台風被害にあった阪南市Y様邸の屋根瓦には経年による黒ずみや汚れの付着に加え、ビス穴が開いている箇所がありました。
適切に処理されていないビス穴は、雨水の侵入経路となり、雨漏りの原因となります。
ビス穴の処理には専用の
シーリング材を使用し、完全に防水処理を行う段取りにしています。
シーリング材とは?建物のすき間やつなぎ目に埋めて使う「防水とクッションの役割を持つやわらかい材料」のこと。
阪南市のY様邸で
谷樋の状況を確認したところ、瓦の破片や土砂が詰まっており、雨水の流れが著しく悪化していました。
谷樋とは屋根の谷部分(屋根面が合わさる凹んだ部分)に設置される樋のことで、大量の雨水を集めて排水する設備のこと。
谷樋が詰まると、雨水が溢れて建物内部に浸入する危険性が高まります。
建物内部に侵入すると雨漏りする可能性があります。
その為、谷樋に落ちている瓦の破片を取りのぞき、谷樋に詰まっている土やごみを取りのぞき谷樋の水の流れを良くする必要があります。
Y様邸が工事を行う場合は、谷樋にある破片などを取りのぞいて、谷樋の通りをよくしようと思っています。
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台風被害にあった阪南市のY様邸の掛け瓦の深刻な割れ被害を発見
台風の強風により、阪南市Y様邸の
掛け瓦(かけがわら)に大きなひび割れが発生していました。
掛け瓦とは?
屋根の斜面部分に敷かれた瓦のことで、雨水から住まいを守る重要な役割を担っています。
割れた瓦の下からは
葺き土(ふきつち)が露出していて、このまま放置すると雨水が直接土に染み込んでしまう危険な状態でした。
葺き土とは?瓦を固定するために使用される土のこと。
水分を吸収すると重くなり、さらなる瓦のずれや落下の原因になります。
その為、お客様には、この割れた瓦は新しい瓦に交換するご提案をさせていただきました。
阪南市Y様邸の屋根の頂上部分にある棟瓦(むねがわら)にも、台風による深刻な割れを確認いたしました。
棟瓦とは?
屋根の最も高い部分に取り付けられた重要な部分で、左右の屋根面が合わさる箇所に設置され、雨水の浸入を完全に防ぐ「屋根の要」とも言える存在です。
破損した棟瓦の隙間からは、雨水が屋根内部に直接侵入してしまい、雨漏りだけでなく、屋根下地の腐食や構造材の劣化といった深刻な二次被害を引き起こす可能性があります。
お客様の大切なお住まいを長期間お守りするため、専門技術を持つ職人による棟瓦の交換をご提案させていただきました。
台風被害にあった阪南市のY様邸では、他の箇所でも瓦の割れによる葺き土の露出を複数確認いたしました。
台風などの自然災害では、一箇所だけでなく広範囲にわたって被害が発生することが多く、見た目には軽微に見えても実際は深刻な状況となっているケースがほとんどです。
露出した葺き土は雨水を吸収しやすく、カビや腐食の原因となるだけでなく、重量増加による瓦のずれや屋根全体の歪みを引き起こす危険性があります。
皆様のお家でも、屋根瓦の割れや、谷樋の詰まりが気になるお客様は、街の屋根やさん岸和田店にご相談下さい。
次回のブログは、Y様邸にある工場の現場調査の様子をご紹介します。
是非、最後までご覧ください。
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