ホーム > 【堺市堺区】築40年の店舗にて大波スレート屋根補修工事を行い…

【堺市堺区】築40年の店舗にて大波スレート屋根補修工事を行い、塗装の準備を整えました!
更新日:2025年8月26日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
堺市堺区にて大波スレート屋根店舗の屋根塗装前の補修工事を行いました。
長年使われてきた店舗の屋根は雨漏り・ひび割れ・部材の劣化などさまざまな症状が見られるケースが多く、
メンテナンスを行わずに放置してしまうと、営業にも支障が出てしまう恐れがあります。
前回の現地調査の結果、
大波スレート屋根全体の劣化・FRP製明り取りの割れ・フックボルトの錆びなど、放置すれば雨漏りや安全性に関わる症状が多数見つかりました。
今回の工事では、
足場設置・屋根補修・雨樋の新設までの工程をご紹介します。
「店舗の屋根塗装はどんな工事内容になるのか?」
「実際にどんな流れで進むのか?」
そういった疑問をお持ちのオーナー様に、少しでも参考になれば嬉しいです。
▶
メールでのお問合せはこちら(24時間受付中)
はじめに、
安全と周囲への配慮のために仮設足場を組みます。
▶足場について
通常は屋根より1mほど高く足場を設置しますが、今回は高圧洗浄での汚れの飛散を考慮して屋根より1.8m高く設置しました。
さらにメッシュシートを建物全体に掛け、店舗や近隣への水や汚れの飛散を防ぎます。
また、シートを掛けると外から営業状況がわかりにくくなり「休業中かな?」とお客様に誤解される場合もあるため「営業中」の幕を取り付け、分かりやすく提示することで工事期間中でも集客を維持できます。
当店では店舗工事の際、営業にも配慮したご提案も行っております。
現地調査でFRP製の明り取りに劣化やひび割れが確認されました。
紫外線による劣化で割れや変色が進んでおり、このままでは雨水が浸入して下地が腐食する恐れがありました。
現在は明り取りとして使用されていないこともあり、カバー工法で塞ぐことになりました。
明り取りの上に、
耐久性に優れた新しい波型の板金を差し込みます。大波スレートの下に差し込むことで、流れてきた雨水を軒先の方へ適切に排水することができます。
新しい板金を錆びにくいステンレスのボルトでしっかりと下地に固定します。
大波スレートに差し込み、重ね代を取ることで雨漏りを防ぎます。
全ての明り取りをカバーし、作業が完了です。
大波スレートには経年で割れ欠けやひび割れ箇所が多数ありました。
板金を2~3山程度にサイズカットし、破損箇所の上から差し込んでビスで固定して補修しました。特に波型の「谷」になっている部分は水が流れやすいため、雨水が浸入しないように必ず補修が必要です。
今回の店舗には、元々雨樋が設置されていませんでした。
そのため雨が降るたびに屋根から流れ落ちた雨水が直接落下して、外壁の劣化原因となっていました。
外壁の塗膜が早く傷んで建物の寿命を縮める要因となってしまうため、今回の工事で新たに雨樋を設置することになりました。
雨樋を設置すれば、この後に行う高圧洗浄時の水や汚れも受け止めて外壁や店舗周りをきれいに保つことができ、今後の雨水も適切に排水されるようになります。
軒樋をしっかり固定するために
受け金具を等間隔で取り付けていきます。
雨樋は大量の雨水を受け止めるため、強風や長年の使用にも耐えられるよう、頑丈に取り付けます。
屋根全体の高圧洗浄作業に取り掛かります。
下準備として、
谷樋や軒樋の排水口には洗浄で流れた泥やゴミが詰まらないようにネットを取り付けました。また、足場にシートを掛けて水しぶきが飛散しないようにしているものの、周辺の車が汚れないように念を入れて
養生しています。
これで安心して作業に取り掛かることができます。
屋根塗装ではこの洗浄作業がとても大切で、屋根に汚れが残ったままでは塗料が密着せずすぐに剥がれてしまう恐れがあります。
水圧を調整しながら屋根材を傷めないように、丁寧に作業を進めます。地面に流れ出た、40年の間に積もった汚れやコケの量は想像以上でした。
作業は
屋根の棟から軒先(上から下)へ向かって順に行い、水の流れを利用して効率よく洗浄します。コケが繁殖していた部分などは重点的に行い、またフックボルト周りや屋根材の重なり部分など細かい箇所も入念に洗い上げます。
洗浄後は表面が白く、見違えるほどきれいになりました!洗浄を終えた屋根は素地に近い状態になり、これから塗装を行うための最適な下地が整いました。
高圧洗浄を行うと、これまで
汚れに隠れていたヒビや欠けが一気に目立つようになります。
特に40年の間メンテナンスがされていなかった大波スレートは強度が落ちており、
洗浄の水圧に耐えきれず新たに割れてしまう箇所もありました。
洗浄後に改めて全体をチェックし、洗浄前と同じ工程で補修を追加しました。新たに確認できたヒビや欠けもひとつひとつ確実に処理し、塗装前の下地をしっかりと整えています。
ボルト周りや、過去の補修で充填されていたコーキングが劣化しており、洗浄の水圧でめくれてしまいました。
そういったコーキング材を全てきれいに除去しておきます。
屋根塗装作業の前には、補修工事が欠かせません。ひび割れや欠けを放置したまま塗装を行うと、塗膜の下から雨水が浸入して早期の劣化や雨漏りを引き起こしてしまう恐れがあります。
今回の工事でも洗浄後に新たな割れが見つかり、丁寧に補修を行いました。
こうした下地処理を怠らずに仕上げることで、塗料本来の防水性や耐久性が発揮され、建物全体の寿命を延ばすことにつながります。
次回のブログでは、いよいよ屋根塗装の工程を詳しくご紹介しますのでぜひご覧ください。
▶工場・倉庫の屋根工事
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-sakai@osaka.zaq.jp
くまさんホーム株式会社
〒599-8237
大阪府堺市中区深井水池町3260-3
大阪府の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@39yamanaka.com
株式会社やまなか工務店
〒596-0821
大阪府岸和田市小松里町142−2 OTビル2階
電話 0120-989-742
E-Mail roofkadoma@kawaramasa.co.jp
株式会社 瓦柾
〒572-0077
大阪府寝屋川市点野5丁目1-2
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@h-o-k-s.com
東大阪瓦産業株式会社
〒578-0982
大阪府東大阪市吉田本町2丁目2−43


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。