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飯田市 激しく塗装が剥がれたトタン屋根と、カビの発生が目立つ外壁をモノトーンに塗装工事
飯田市 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
煙突のある外観が特徴的な戸建て住宅のI様邸に伺ったところ、屋根塗装の剥がれが目立ち、外壁はカビの発生が気になっていたので、メンテナンスを考えているところでした…と、詳しくお悩みについてお聞きすることができました。
最も傷みが気になっていたI様邸の屋根は、トタン屋根でした。錆の発生には至っていなかったものの、塗膜の剥がれが激しく金属部分がむき出しになっている箇所もみられ、いつ錆が発生してもおかしくない屋根の状態でした。金属にとって錆は大敵です!錆の発生を防止するためにも、お早めの塗装メンテナンスをご提案させて頂きました!
基本情報
- 施工費用:140万円(屋根塗装・コーキング打ち替え工事・外壁塗装・付帯部塗装(税込み))
- 使用材料:マルチエースⅡ、エポパワーシーラー、マックスシールド1500Si-JY、マックスシールド1500F-JY、超低汚染リファイン1000MF-IR、シャネツトップワンSi-JY
高機能な塗料を用いて塗装を行うことで、トタン屋根の雨漏りの心配がなくなりました。外壁はホワイトで統一して塗装を行い、屋根塗装や付帯部はブラック系を使ったモノトーンで仕上げています✨

I様邸の屋根には、トタン(鉄板に亜鉛メッキを施した金属板)屋根が用いられていました。トタン屋根は、全体的に色あせていて、所々に塗膜の剥がれが見られました。
トタン屋根の表面に施されている塗装は、防水機能を担っており、これが劣化し、剥がれてしまうと錆の発生につながり、穴が空いて雨漏りを引き起こすこともあるので、十分な注意が必要です。
そのため、錆が発生することのないように、こまめに塗装メンテナンスを行いながら、防水機能を保っていくことがとても重要です。
一般的に、トタン屋根の塗り替えのタイミングは、5~10年程度とされています。
雪止めや棟板金、玄関前の庇(ひさし)板金などにも、激しい塗膜の剥がれが見られました。
特に劣化が著しかったのは、外壁サイディングの目地やサッシまわりに施工しているコーキング(シーリング)でした。コーキングは、所々で軟化しており、表面のべた付きや流れ出てしまっているような箇所も見られました。
コーキングの傷みが激しく崩れ落ち、下地が露出してしまっている箇所も何ヵ所かで確認出来ました。
コーキングの傷みは、雨漏りを引き起こすリスクを高めてしまいますので、建物を守るために、早急に打ち替えを行うことが重要です。
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コーキングの重要性について
I様邸の外壁は、2種の窯業系サイディングを組み合わせたツートーン仕上げとなっていました。外壁は、全体的に色あせや汚れなどの経年劣化の進行が確認できました。
サイディング外壁は、大きくひび割れてしまっている箇所も確認出来ました。大きなひび割れ(クラック)は、雨水が入り込み、雨漏りに繋がることもあるので、補修してから塗装を施す必要があります。
換気フードの下側は、汚れ、苔、カビなどの発生がとても目立っていました。
I様邸屋根には、住宅の横葺きトタン屋根の色褪せや塗膜の剥がれなどの劣化と、外壁は、特にコーキングの傷みが目立ち、色褪せや汚れなどの劣化が確認出来ました。
このような点検の結果から、屋根と外壁の高機能塗料を用いた塗り替えと外壁目地のコーキングの打ち替え工事をお任せいただきました!
まずは、足場の設置から行っていきます!
足場は、住宅の屋根や外壁の工事で一般的に使われる、くさび緊結式(くさびきんけつしき)足場です。
屋根工事の品質を確保する上で、足場は重要な役割を担います。足場を設置することで、屋根上へのアクセスをスムーズにし、効率性や施工の品質を高めることができます。
洗浄作業時の水しぶきや、塗料の飛散を防ぐ役割をするメッシュシートを取り付けたら、足場の設置完了です。
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塗装工事の重要な工程となる高圧洗浄の様子です!
高圧洗浄を丁寧に行い、屋根の劣化した塗膜や錆、汚れを綺麗に落としていきます。この高圧洗浄をしっかりと行うことで、下地と塗料の付着性を高め、強い塗膜の形成が可能となるのです。
高圧洗浄が適切に行われないと、新しく塗る塗料がしっかり密着できず、塗膜の剥がれなどの傷みが生じて、塗装が長持ちしなくなってしまいます。このように、高圧洗浄は、塗装の品質を大きく左右するとても大切な工程なのです。
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洗浄後、しっかりと乾燥させ、塗装工程に入っていきます。
今回I様邸で、屋根塗装で使用する塗料は、アステックペイント社の金属屋根用遮熱シリコン系塗料「シャネツトップワンSi-JY」です。遮熱性の他、防錆性、付着性を発揮し、下塗り材と上塗り材の両方の機能を備えていることが特徴の塗料です。
下塗り工程を省き、この「シャネツトップワンSi-JY」を2回重ね塗りすることで、強靭な塗膜を形成することが可能となる塗料です。
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「シャネツトップワンSi-JY」による1回目の塗装が完了した後は、適切な乾燥時間を設け、さらに2回目を塗装し仕上げていきます。
2回目の塗装も、塗り残しなく屋根全面に塗装を施したことで、長期的に性能を発揮できる強い塗膜を形成しました!

激しく塗膜が剥がれてしまっていた玄関の庇(ひさし)にも「シャネツトップワンSi-JY」で2回塗りが完了しました。
屋根塗装完成✨新築のようなツヤが輝く美しい仕上がりとなりました!
住宅の金属屋根は、劣化を放置すると、サビが発生し、やがて穴があいて雨漏りにつながることがあります。そのため、これから先も屋根を守り、そして建物を長持ちさせるには、十分な下地処理を施したうえでメンテナンス塗装を行っていくことがとても重要です。
劣化した竪樋を撤去し、新しいものとの交換を行いました。
大きく割れていた竪樋についても、撤去後、新しいものとの交換を行いました。雨樋は、目立たない存在であるものの、劣化を放置すると雨漏りや外壁へのダメージにつながることも少なくありません。そのため、定期的なメンテナンスを行って、トラブルを未然に防ぐことがとても重要です。
既存のコーキングをカッターで1本ずつ丁寧に除去していきます。除去を終えたら、目地の内部にできるだけゴミが残らないよう、掃除しておきます。コーキングの仕上がりをよくするため、マスキングテープで養生を施した後、目地内部に接着性を高めるためのプライマー(下塗材)を塗布します。
目地のプライマー(下塗材)が乾燥したら、新しいコーキング材を充填します。少し多めに充填後、ヘラで表面を押さえ整えていきます。
乾ききってしまう前に、マスキングテープを剥がし、コーキングが硬化したら打ち替えの完了です。
玄関ドアや窓、インターホン、玄関ポーチ、ベランダの腰壁や笠木、手すりなどに養生を行っていきます。
外壁塗装の養生は、塗料が飛び散ったり、付着したりするのを防ぐため、マスカーやマスキングテープなどを使って塗装しない箇所を保護する工程です。
外壁などの塗装面との境目に行う養生は、そのまま塗装ラインとなるので丁寧に養生を行う必要があります。
養生が完了するといよいよ塗装工程に入っていきます。
まずは、軒天、鼻隠し、雨樋などの付帯部の塗装から行っていきます!
軒天は、防カビ剤を添加した塗料にて、2回の重ね塗りで仕上げ、湿気に強くカビの生えにくい塗膜を形成することが出来ました!
鼻隠しや雨樋も、外壁や屋根と同様に紫外線や風雨の影響を受けるところなので、劣化が進んでいます。そのため、定期的なメンテナンスを行うことが重要です。
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下塗り塗装で使用するのは、アステックペイント社の水性形一液屋根外壁用エポキシ系下塗材「エポパワーシーラー」です。「エポパワーシーラー」は、下地となるサイディングの深くまで浸透し、この後に続く仕上げ塗装の付着性を向上させる下塗り材になります。
スプレーガンとローラーを併用しながら、外壁サイディングの全面に下塗り塗装を行います。スプレーガンを用いた塗装は、細かい凹凸のある外壁にもムラのない滑らかな仕上がりを得られる一方、ローラー塗装は、物理的に塗料を押し込み、より定着性を高めることが可能となります
中塗りと上塗りには、アステックペイント社の「超低汚染リファイン1000MF-IR」を塗装しました。下塗り時と同様、スプレーガン、ローラーなどを使い分けながら、塗り残し、ムラが無いように丁寧に塗装を行います。外壁塗装は特に、規定の塗布量を守りながら適正な塗膜の厚さを確保することが大切です。
中塗り時と同様の塗料、アステックペイント社の「超低汚染リファイン1000MF-IR」にて、塗装をおこないました。
I様邸の外壁塗装には、以前とはガラッと印象を変えて、「ガルグレー」という、少し黄みがかった淡いグレー色を選んで頂きました!とても明るくて、すがすがしい雰囲気に変わってとても素敵な印象です✨
ベランダの笠木や鉄枠、内壁パネルなど、鉄素材対する塗り替えは、ケレンなどの下地処理を行った後、錆止め塗料にて下塗り→中塗り→上塗りの3回塗りで仕上げていきます。完成後、錆の発生を抑制することがとても大切です。
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最後に、取り外していたフェンスを復旧してベランダ部分の塗り替え完了です!
基礎水切りの塗装を行いました。
ベランダ部分の鉄素材と同様の手順にて、しっかりとケレン後に、錆止めの下塗り塗装→中塗り→上塗りを行います。ブラック系の塗料を使用し、外壁とのコントラストが美しく仕上がりました。
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I様邸では、基礎巾木にも塗装を行いました。この部分に塗装を施すことで、中性化やひび割れなどの劣化を抑えることが出来、見た目にも美しい外観を完成させることが可能となります。

今回の塗り替え工事では、外壁をホワイト系に統一し、屋根塗装や付帯部は、ブラック系を使ったモノトーン仕上げとしています🏠✨住宅の外観は、住まいの印象を左右する重要な要素となります。塗装により外観のイメージチェンジを図ると、見た目を美しくするだけでなく、機能性を高め、資産価値の向上にもつながることになるのです!
最後までご覧いただきありがとうございました☺️
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