皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。

前回のブログでは、稲敷市の住宅にて実施している屋根カバー工法リフォームの施工開始状況と雪止め金具取り付けの様子をお伝えいたしました。

今回は、前回の続きとなる金属屋根「スーパーガルテクト」を用いた屋根カバー工法本体葺き工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。

屋根カバー工法リフォームの「スーパーガルテクト」の本体葺き

今回、住宅の断熱性向上を目的とし、屋根カバー工法リフォームを行っています。

なお、屋根カバー工法リフォームは、これまでに、既存スレート屋根の上に防水シートを敷設した後、軒先部分への金属屋根の施工および雪止め金具の取り付けなどが完了しています。

この後は、さらに金属屋根の本体葺きを進め、仕上げていきます。

ちなみに、今回、使用している金属屋根は、アイジー工業の超高耐久ガルバ屋根「スーパーガルテクト」です。

「スーパーガルテクト」は、一般的なガルバリウム鋼板の3倍を超える耐食性を備えたエスジーエル鋼板と断熱材を一体化した屋根材になります。

また、表面材のエスジーエル鋼板には、優れた遮熱効果を発揮する遮熱性塗料が施されています。

この、断熱と遮熱のダブル効果が、室内空間の快適性向上や光熱費の節約に大きく寄与するわけです。

「スーパーガルテクト」は、本体の嵌合部を引っ掛けてジョイントし、ステンレスビスで固定していきます。

そして、「スーパーガルテクト」は、この勘合部にまで断熱材が充填されており、屋根カバー工法で新たに設けられる断熱層にも欠損が生じにくくなっています。

このようなきめ細かな技術とこだわりが詰まった構造が、優れた断熱効果を発揮するのです。

また、「スーパーガルテクト」は、非常に軽量であることも特徴のひとつです。

その重量は、1㎡あたり約5kgと、スレート屋根や瓦屋根などと比べても圧倒的に軽く、建物への負担を軽減することが可能となっています。

つまり、屋根カバー工法リフォームを行うには非常に適した材料なのです。

「スーパーガルテクト」を用いた、本体葺きが完了しました。

この後は、屋根の頂上部に専用の棟板金を設置する工程となります。

なお、次回のブログでは、棟板金の下地となる樹脂製貫板の取り付け工程について、その様子をご紹介したいと思います。

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