ホーム > 【堺市北区】ブロック塀を軽量フェンスへ交換|地震対策と安全性…

【堺市北区】ブロック塀を軽量フェンスへ交換|地震対策と安全性向上の外構リフォーム事例
堺市北区 その他の工事
【工事のきっかけ】
当店のリピーター様である堺市北区のT様より「地震が不安なためブロック塀をフェンスにリフォームするか検討しています」とのご相談をいただき、現地調査を行いました。
ブロック塀の外観上は大きな劣化は見られませんでしたが、内部の鉄筋や基礎の状態は確認できず、将来の耐震性に不安が残る状況でした。
特に今回の塀は高さがあるため、大地震時に倒壊すれば通行人やご家族に被害を及ぼす可能性が否定できませんでした。
堺市でもブロック塀の安全点検を呼びかけており、所有者には早めの確認や補強・撤去工事が推奨されています。
そこで既存ブロックを撤去し、軽量で耐震性の高いリクシル製フェンスへのリフォームをご提案させていただきました。
周辺環境やお客様が大事にお手入れされている花壇の植物に配慮しつつ、ブロックの解体から新しい鉄筋の打ち込み、モルタル補修、塗装、フェンス設置まで丁寧に施工しました。
門柱のひび割れ補修と表札交換も行い、安全性と美観が大幅に向上しました。
外構は防犯や防災に直結する重要な部分です。
「見た目は問題なさそうだけど不安…」という場合も、専門業者による点検とリフォームで安心を確保できます。
街の屋根やさん堺店では地域密着の対応で、お住まいの安全と快適をサポートいたします!
▶メールでのお問合せはこちら(24時間受付中)
基本情報
- 使用材料:リクシル製フェンスAB YL3型、リブブロック、モルタル、ケミカルアンカー、鉄筋、塗料、シーラー、表札
当店のリピーター様より「自宅のブロック塀をフェンスにリフォームするか検討中です。ブロックを見る限り大きな劣化はないものの、テレビで地震が来るとブロックが倒れる恐れがあると聞いて不安です。」とのご相談をいただき、調査を行いました。
地震前の備えとしてリフォームを行い、心配を軽くしたいとのお気持ちが伝わってきました。
現地で拝見すると、ブロック塀の表面や目地にひび割れや崩れ、傾きなどの目立った劣化はありませんでした。
ブロックが今にも倒れそうな緩みもなく、外観上は安定して見えました。
しかし、内部にある鉄筋や基礎の接合状態などは見た目からは確認できず、将来の耐震性については断言できないというのが実情です。
今回のブロック塀は地上からの高さが比較的高く設けられており、もし大きな地震で倒壊した場合、通行人や敷地内のご家族に直接被害が及ぶ可能性があるという点は見過ごせません。
過去には老朽化したブロック塀が倒れ、人的被害が発生した事故も起きています。
外見では気づきにくい施工不良や管理不足が原因となることがあり、所有者には定期的な点検と安全対策が求められます。
万が一事故が発生すると所有者の責任が問われる場合もあるため、早めの確認やリフォームを検討することが大切です。
堺市では、ブロック塀等の安全確保のために安全点検の実施を所有者に呼びかけています。
公式ホームページにはブロック塀の基準や民間の相談窓口などが掲載されており、どなたでも確認することができます。
万が一基準や安全性に不安があれば、専門家による点検や補強、必要に応じて撤去・工事が推奨されています。
こうした制度や基準を理解しておくことは、ご自宅の安全を考える第一歩となります。
【堺市ホームページ】ブロック塀等の安全点検について
お客様へブロック塀の点検結果をご説明し、工事のご提案を行いました。
リクシルのフェンスは軽量で耐震性に優れ、倒壊リスクを大幅に軽減できます。
さらに通風性や視界を確保し、防犯性も兼ね備えており、見た目もすっきりとした印象になります。
お見積り書をご提出後、工事のご依頼をいただきました。
今回のブロック塀は地上からの高さがある構造です。
作業の安全性を考慮して仮設足場を設置しました。
高所作業は不安定になりやすいため、作業員の安全確保と効率的な施工のために足場は必須です。
塀の裏側には花壇があり、お客様がお手入れされている木や植物が植わっています。
ブロックを撤去した際に土が崩れて流出しないよう、事前に一部の土を避けて養生しておきます。
工事中、花壇やお客様が大切にされている植物へのダメージを最小限に抑えられるようにしました。
解体にあたって、まずダイヤモンドカッターで撤去するブロックに切れ目を入れていきます。
切れ目を入れることで、次の斫り(はつり)作業で撤去する箇所だけを綺麗に外すことができるようになります。
カッターで切れ目を入れたブロックを、ハンマーなどを使って丁寧に斫り(はつり)ます。
「斫る(はつる)」とは、コンクリートやブロックを部分的に削ったり割ったりする作業のことを指します。
今回は裏手が花壇になっており、大切に育てられている植物が多くあったため、できる限り振動や破片が飛び散らないように慎重に手作業で進めました。
撤去したブロックの内部には補強のための鉄筋が通っており、カットして撤去しました。
解体時にはブロックの破片・モルタル・鉄筋など、さまざまな廃材が発生します。
当店では廃材を現場で適切に分別して産業廃棄物として安全に処分していますので、環境面でもご安心いただけます。
フェンスの基礎として重要なアンカー(鉄製の固定具)を、コンクリートに固定していきます。
このアンカーがしっかりと効いていないとフェンス設置後にぐらつきや傾きが発生する可能性があるため、とても重要な工程です。

マスキングテープでアンカーの間隔を正確にマーキングします。

マーキングした位置に、ドリルを使用して適切な穴を開けます。

ブロワーやブラシを使って、穴の中の粉塵や小さな破片を綺麗に取り除きます。

ケミカルアンカー(専用の樹脂系接着剤)を穴の中に入れます。
これが鉄筋とコンクリートの密着を強化します。
上から鉄筋を挿すとケミカルアンカーのガラスが割れ、中から出てきたケミカル(薬品)が鉄筋とコンクリートをしっかりと固定させて一体化します。
フェンスを支える支柱がしっかりと固定される強固なベースが完成しました。
アンカーは外から見えない部分ですが、安全性を左右する非常に重要な工程です。
ケミカルアンカーによってコンクリートとの密着性も高まり、わずかな揺れや力にも耐えられる構造になっています。
一度ブロックを撤去したのにまた積むの?と思われるかもしれませんが、フェンスを取り付けるためと、花壇の土が流出しないように2段のみ積み上げます。

前回打ち込んだ鉄筋にブロックの穴を通して積み、間にモルタルを挟んで固定します。
ブロックを水平に積み上げるために水糸(みずいと:水平を記す糸)を張り、それに従って積んでいきます。

ブロックを積み上げる際、崩れることがないように縦方向だけでなく横方向にも鉄筋を入れて補強します。
水平器を使用して奥行方向の水平も確認しながら、ブロックを2段積み上げました。
上段のブロックの溝にモルタルを詰めて埋め、コテで綺麗に平らに均して完了です。
この上にフェンスを設置するため、フェンスの支柱を取り付ける場所は埋めずに隙間を開けてあります。
ブロックを撤去した壁面もモルタルで埋め、綺麗に整えました。
しっかりと角が出るように丁寧に施工しています。
モルタルが露出したままだと、水の染み込みや汚れが発生しやすくなります。
そこで「小口(こぐち)塗装」を行い、防水性と美観を向上させます。
小口塗装とはモルタルやブロックの切り口や端部に塗装を施し、仕上がりを保護する作業です。
塗装する周辺を養生して準備をしておきます。
下塗り(シーラー)1回で下地を整え、塗料を中塗り・上塗りの2回で色をしっかりとのせ、合計3回塗りで丁寧に仕上げます。
周辺の壁面と同じ白色で塗り上げることで、既存の外構と自然に馴染むように施工しました。
モルタルの端部まできれいに保護され、見た目もスッキリと統一感のある外観となりました。
いよいよ、仕上げとなるフェンスの取り付けです。
お客様と事前に打ち合わせて、今回使用するのはリクシル製「フェンスAB YL3型」横ルーバータイプです。
軽量でありながら強度があり、耐震性にも優れています。

ブロックの穴にフェンスの支柱を差し込み、水平・垂直を保ちます。

穴にモルタルを詰めて固定します。
天端が平らになるように綺麗に仕上げました。

最後にフェンスを取り付けて完了です。
横ルーバー構造で風を通しながら視線を適度に遮ってくれ、防犯面やプライバシーの確保もできます。
門柱には割肌調の石張り仕上げの装飾ブロックが使われていました。
経年劣化により一部に欠けやひび割れが見られたため、モルタルを使って隙間を丁寧に埋め、表面を滑らかに整える補修を行いました。
石の風合いを損なわないように配慮しつつ、安全性と美観性が向上するように仕上げました。
これまでの表札は木製で、長年の風雨や日差しの影響で文字が薄くなり読み取りづらくなっていました。
新しい表札は黒御影石のような高級感があり、耐久性が高いものです。
名前がはっきりと見えるため門柱全体の印象がぐっと引き締まり、モダンで落ち着いた雰囲気に仕上がりました。
外構リフォームも街の屋根やさん堺店にお任せください
外構は安全性や防犯性にも大きく関わる大切な部分です。
今回のように「見た目は問題なさそうだけど地震が心配」「塀や門柱の劣化が気になる」といったお悩みは、早めの点検やリフォームで解消できます。
お客様のご要望を丁寧にお伺いし、予算や将来のプランも考えた最適なご提案を行います。
「うちの外構は大丈夫かな?」と少しでも不安を感じたら、ぜひ一度ご相談ください。
地域密着店ならではのきめ細やかな対応で、安心できるお住まいづくりをサポートいたします!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-sakai@osaka.zaq.jp
くまさんホーム株式会社
〒599-8237
大阪府堺市中区深井水池町3260-3
大阪府の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@39yamanaka.com
株式会社やまなか工務店
〒596-0821
大阪府岸和田市小松里町142−2 OTビル2階
電話 0120-989-742
E-Mail roofkadoma@kawaramasa.co.jp
株式会社 瓦柾
〒572-0077
大阪府寝屋川市点野5丁目1-2
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@h-o-k-s.com
東大阪瓦産業株式会社
〒578-0982
大阪府東大阪市吉田本町2丁目2−43

共通の施工事例はこちら
記事がありません
表示する記事はありませんでした。
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。