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泉区住吉台│強風ではい樋が落下!雪止金具で固定を強化(火災保険が適用されました!)
仙台市泉区 火災保険
【工事のきっかけ】
泉区住吉台にお住まいのN様から「1階屋根の上の雨樋が強風で落下して、2階からの排水が屋根に直接流れてしまって困っている」とご相談がありました。
現地調査をしてみると、はい樋として設置されてい竪樋が強風によって継ぎ目から外れ、完全に落下していました。
はい樋がなくなったことで、2階の屋根からの雨水が直接1階の屋根に流れ、時間が経過したこともあり屋根材に黒ずみやシミができていました。このまま放置すれば、屋根材の劣化だけではなく、雨漏りの原因となる恐れもあります。
また、しっかりと固定してはい樋を再設置しないと、また同じ被害が起こる可能性があるため、早急に固定を強化した修理が必要な状態でした。
基本情報
- 使用材料:後付け用雪止金具、銅線、丸60Φたて樋他雨樋部材(シンチャ)
屋根の上を這うように設置された雨樋で、2階の竪樋から流れてきた雨水を1階の軒樋に導く役割があります。主に、下屋根の屋根の上に取り付けられます。

こちらは1階北面の屋根です。
はい樋として取り付られていた竪樋が、強風の影響で継ぎ目から外れて落下していました。
元々はい樋があった部分は、2階から流れてきた雨水が集まる場所です。
これでは、2階からの大量の雨水が屋根の上に直接流れ、屋根材への負担が大きくなってしまいます。雨漏りを調査をした際に、こうしたはい樋不良は最も多い雨漏りの原因の1つです。

1階北面の東側です。
2階からの雨水が直接1階の屋根に流れ落ちていたため、すでに屋根材(化粧スレート)に黒ずんだシミが確認されました。
雨水が繰り返し同じ場所に流れると、屋根の防水機能が低下し、下地まで傷む危険があります。
こうしたシミや汚れは、見た目だけでなく、建物の耐久性にも大きくかかわってきます。

1階北面の西側です。こちらは竪樋の継手から先が風で飛ばされてしまいました。
流れた水に晒された化粧スレート屋根がすでに劣化し始め、変色等が見られます。
※継手とは…
パイプとパイプをつなぐ雨樋の部品。途中で長さを出す時に使います。
現地調査で判明したはい樋落下の原因
◇ 外れた箇所のはい樋のうち西側は、竪樋同士を途中で繋いでいたため、風にあおられて継ぎ目から先が外れて落下
◇ 東西とも、はい樋として取り付けられた竪樋は、軒先部分しか屋根に固定されておらず、中間部分に支えがないため、風が吹くとしなって壊れやすい構造
これらの原因を踏まえ、今回の工事では以下の内容で雨樋補修を行いました。

破損した部品は全て取り外し、新しい竪樋とエルボを取り付けました。
特に竪樋は丸々1本を取り付け、継ぎ目を作らないようにしました。
また、エルボは風圧を受けやすい箇所でもあるため、接続部にはしっかりと防水処理も施しました。
※エルボとは…
パイプの方向を変えるL字型の部品で、水の流れをスムーズにします。
②後付けした雪止め金具に竪樋の中間部分をしっかりと固定

前回の落下原因の1つは、竪樋の中間部が宙に浮いた状態で、固定されていなかったこと。
そこで、化粧スレートの屋根に後付け用の雪止め金具を追加設置し、そこへ銅線で竪樋をしっかりと固定しました。
雪止め金具とは本来、雪の落下を防ぐ金具ですが、今回は竪樋の支えとして利用しています。
結束に使った銅線はサビに強く、長期間しっかりと支えてくれるため安心です。
このように固定することで、風によるしなりや揺れを大幅に軽減し、耐風性がアップしました。
③軒先にはい樋水下エルボを取り付け、軒樋への排水をスムーズに

竪樋の軒側の先端に「はい樋水下エルボ」を取り付けて、雨水が軒樋へしっかり流れるようにしました。
これにより、雨水が跳ね返って壁や屋根にかかるのを防ぎ、雨仕舞がしっかり整いました。
※はい樋水下エルボとは…
雨樋の部品の一つで、L字型に曲がった部品のことです。はい樋から軒樋への雨水の流れをスムーズにし、雨水が飛び散るのを防ぎます。
今回のような「突発的な自然災害による破損」は、火災保険の補償対象となる場合があります。
N様もご自身で保険会社へ申請を行い、認定を受けて工事費用の一部が保険でカバーされました。
当店では、火災保険の申請に必要な見積書の作成や現場写真の提供など、保険申請をサポートする体制も整えております。申請の手続きはお客様ご自身で行っていただく必要がありますが、分からないことがあればお気軽にご相談ください。
※なお、保険の適用可否や補償範囲については、必ずご契約中の保険会社へご確認ください。

施工前ははい樋がなく、雨水が屋根に直接流れていたため、シミや汚れが目立っていました。

施工後は竪樋が新しくなり、美観も回復し、中間部分も銅線と雪止め金具でしっかりと固定されたことで、雨の日も風の日も安心して過ごしていただける状態になりました。
はい樋が落ちたまま放置すると、屋根材が傷んで雨漏りにつながる危険性があります。
また、外観も悪くなり、建物全体の耐久性や資産価値に影響を与えることもあります。
近年では、台風や線状降水帯の発生が増え、雨樋や屋根への影響も大きくなっています。
「雨が降ると変な音がする」「強風の後、屋根の下に何か落ちている」などの異変を感じたら、早めの点検が大切です。
街の屋根やさん仙台石巻店では、雨樋点検や雨樋清掃も承っております。
異常を放置すると、雨漏りや外壁の傷みにもつながりますので、
定期的なチェックをおすすめします。
お住まいのちょっとした不安でも、ぜひお気軽にご連絡ください!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@t-roof.com
髙橋屋根工業株式会社
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電話 0120-989-742
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