波板は、カーポートやベランダ屋根、物置など、さまざまな場所で使われている便利な屋根材です。

しかし、長年使用していると、ビスのゆるみや脱落、経年劣化などによって「バタバタ」と音を立てるようになったり、台風時に飛ばされる危険もあります。

今回は、そんなお悩みを解消すべく「波板の固定工事」を行いました。

この記事では、施工のきっかけから工事完了までの流れを、実際の写真とともに詳しくご紹介いたします。

お問い合わせ

お客様から「波板が風でバタバタしてうるさい」とのお問い合わせをいただきました。

現地を確認したところ、波板を固定していたビスが脱落しており、風が吹くたびに大きな音がしてしまう状態でした。

このような状態を放置すると、波板が飛散し周囲に被害を与えるリスクもあるため、早急な屋根修理が必要です。

現地調査

調査の結果、複数箇所で波板を固定していたビスが抜け落ちていました。

特に風が当たりやすい位置のビスが外れていたことが原因で、波板が不安定になり音が鳴っていたのです。

使用材料

今回の固定工事では、パッキン付きの波板ビスを使用しました。

パッキンビスは、波板と下地の間にクッション性のあるワッシャーがあり、しっかりと圧着することで防水性と耐風性を確保できます。

工事開始

まずは波板と下地に、下穴をあけていきます。

この作業により、波板が割れるリスクを減らし、ビスがしっかり固定されやすくなります。

ビス固定作業

次に、インパクトドライバーを使ってパッキンビスでしっかりと固定していきます。

施工中も板がガタつかないか、しっかり確認しながら丁寧に作業を進めました。

作業後の様子

ビスを一定間隔で打ち込み、波板全体をしっかりと下地に固定しました。

これにより、風が吹いてもバタつくことはなくなり、音の心配もなくなりました。

お問い合わせにあった角部分以外にも音がなりそうな箇所が複数あったため、追加で10本ほど打ち込んで固定させていただきました！！

完工

施工後、お客様からは「音がしなくなって安心しました！」との喜びの声をいただきました。

屋根修理は、早めの対応が被害の拡大を防ぐ鍵です。

特に波板は風に弱いため、少しの異音や緩みでも放置せず、早めに点検・補修することをおすすめします。

まとめ

今回の波板の固定工事では、パッキンビスによるしっかりとした補強で、バタつき音を解消することができました。

波板のような軽量屋根材は、固定が甘いと風や雨で簡単に破損する恐れがあります。

街の屋根やさんでは、屋根修理のプロが現地調査から施工まで丁寧に対応いたします。

今回の工事は弊社の最低工事価格である￥33,000（税込）で承りました。

波板の不具合でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。