小山市 緩い勾配屋根へ錆びにくい極みMAX素材の立平葺きを施工
更新日：2025年7月18日
無料調査を行った後、『トタン屋根から錆びにくい極みMAX素材による立平葺き屋根』へ、屋根材を取り替える葺き替え工事を行う運びとなりました。
立平葺き（たてひらぶき）って、あまり聞き慣れないですよね。一体どのような屋根なのでしょうか？
今回のお住まいは、1階屋根と2階屋根がありました。まずは2階部分から施工開始です。
既存のトタン屋根を撤去すると、防水紙が経年劣化でボロボロになっていました。
さらに！野地板の木毛板（もくもうばん）もフカフカになっていたんです。そこで、野地板を補強してから、新しい防水紙を敷設しました٩( 'ω' )و
現場ブログ▶小山市 金属屋根を解体し木毛板野地板に針葉樹構造用合板を増し張り補強
屋根葺き替えは、経年で傷んでいた屋根下地を補強できるのもメリットなんですよ〜
こちらが今回採用した、立平葺き屋根材『JFE鋼板さんの極みMAX』です。
今回の現場は、緩い勾配屋根で雨水がスムーズに流れにくいので、一般的なガルバリウム屋根材では不十分と判断しました。
屋根の勾配は、屋根材を選ぶ際の重要なポイントです！
それにしても、【極み】+【MAX】と、名前だけでもとても凄そうですよね(^^♪
極みMAXについて解説を少々・・・
そして、屋根材の横幅にも気を配りました。一般的な屋根材の横幅は455（mm）ですが、今回は350（mm）を採用しました。
455の方が一度に葺ける面積が大きいため、作業スピードが350よりも早いんです。けど、横幅が広いと、経年とともに熱膨張で凹みや蒲鉾のように膨らむ可能性が高くなります。屋根材の凹みや膨らみは、緩い勾配屋根では雨水が溜まる原因に・・・
今回は、屋根下地の野地板を補強しているので、350を使用した方がより経年時のリスクを軽減できます。
当店では、『屋根の構造により、将来どのようなリスクがあるのか』を考えながら、最適な屋根材をお選びしています(*≧∀≦*)
新しい屋根材を敷設して、サビにくいステンレスビスで固定します。
なお、極みMAXは、隣あう板どうしを物理的にはめ合う構造（嵌合構造：かんごうこうぞう）をしているんです。雨水が入りにくいうえ、ステンレスビスが隣の屋根材で隠れる安心設計なんですよ^^
2階部分の屋根の葺き替えを完了しました。
今回お客様がご選択されたのは、写真が暗くてわかりにくいですが、爽やかなモスグリーンです。濃いグリーンで屋根がシックにまとまるので、女性に人気の色なんですよ〜
1階部分の施工を終えたら、施工ブログで報告しますね( ^ω^ )
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