ホーム > 小山市 築約40年のカラーベスト屋根は塗膜が粉になりひび割れ…

小山市 築約40年のカラーベスト屋根は塗膜が粉になりひび割れも進行
更新日:2025年7月16日
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
小山市にお住まいのお客様より、ご自宅の屋根についてご相談をいただきました。
「築40年ほどの家なんですが、そろそろ屋根をメンテナンスした方がいいですよね?
塗装での対応で済むのか、もっと大きな工事が必要なのか診てほしいです」
屋根はわたしたちの生活を守る大切な部位ですが、半永久的に維持できる屋根材は存在しません。
そのため、屋根材ごとの耐用年数にあわせて適切な時期にメンテナンスをおこなう必要があります。
かなり昔に一度塗装したきりとのことで、今回はしっかりと屋根全体の点検をさせていただきました(๑•̀ - •́)و✧
小山市のお客様宅にお伺いしました。
築40年とお聞きしていましたが、思いのほか綺麗な外観です。
遠目で見る限りは屋根も特にダメージがあるようには見えませんが、果たして本当にそうなのでしょうか?
こちらの屋根材は
カラーベスト屋根です。
カラーベストとは、セメントを主成分とした薄い板状の屋根材です。
コロニアル、化粧スレート屋根とも呼ばれており、軽量で価格も比較的安価なため戸建住宅でよく採用されています。
カラーベストは表面の塗装が劣化すると防水性が低下するため、定期的な塗装メンテナンスが必要な屋根です。
また
一般的には20~30年程度が耐用年数と言われていますので、築40年ですと状態が気になりますね(·_·;
こちらのお家には開放可能な天窓がついていて、お洒落なつくりですね。
しかし以前塗装メンテナンスを行った塗装膜は剥離しているようで、全体的に色褪せて白っぽくなっています。
日当たりの悪い北面や西面の屋根は黒ずんでしまっています(゚д゚lll)
この黒ずみの正体は
「カビ」。
経年劣化で塗膜が剥がれると防水性が落ち、雨水を弾かずに表面に浸み込むようになります。
水分を含んだカラーベストはカビや苔が非常に繁殖しやすい状態になり、屋根面が黒ずんだり緑がかったりします。
降雨などで傾斜に沿って流れ落ちてきた水分が長く滞留する軒先(屋根の先端)は、特に多くのカビが発生していました(>_<。)
この黒ずみは見た目の問題だけではなく、屋根材の脆化を示す重要なサインです。
屋根表面を触ると、白い粉のようなものが手袋の指先につきました。
「チョーキング」と呼ばれる劣化症状です。
チョーキング(白亜化)とは、
塗料に含まれる顔料という成分が紫外線や雨風などの影響で分解され、粉状となって表面に浮き出てくる現象のことです。
放置すると防水性がどんどん低下し、雨水が染み込んで内部から傷んでしまう可能性があります;:(∩´﹏`∩):;
セメント系の薄い板を重ねて葺いているカラーベスト屋根は、
塗膜が剥がれて防水性が落ちると、雨水を含んでは乾燥を繰り返すことで傷んでいきます。
紫外線による表面劣化も加わり、全体的にひび割れや欠けが起こりやすくなります。
特に
谷部などの屋根面と屋根面が合わさる凹部は、雨水が集中的に流れる構造上濡れやすく乾きにくいため、基材が水を含んだままになり脆くなります。
また谷部や屋根の段差には風が吹き込みやすく、脆くなった屋根材はこの力に耐えきれず割れてしまうこともあるのです(@_@;)
小山市の築40年のカラーベスト屋根は以下の症状が進行していました。
✅ 塗膜劣化による防水性の喪失
✅ 屋根材自体の脆化
✅ 風雨に晒され続けた谷部の傷み
「築年数から見ても、症状をみても、屋根の専門店としては塗装をオススメできない」
というのが正直なところです。
塗装はあくまで素材の防水保護膜を維持するためのもの。
傷んで脆くなった素材に塗装をしても、美観は向上しますが素材を修復してくれる訳ではありません(´;︵;`)
調査結果を踏まえた結果、現在のカラーベスト屋根の上から新しく軽い屋根材を被せて施工する
「屋根カバー工法」をご提案させていただきました。
小山市の屋根は、
カバー工法が良いというよりは塗装では改善しない、という症状です。
私たちは屋根材のほか下地や防水紙の状態を診断し、どんなメンテナンスが最適かを総合的に判断します。
今回は下地がまだ十分しっかりしていたため、解体コストを抑えつつ防水層をしっかり新設できる屋根カバー工法が最適というのが当店の見解です。
お客様には撮影した写真をお見せしつつ状況を説明し、ご検討くださいとお伝えして無料診断終了です!
屋根カバーをもっと詳しく➤屋根カバー工法を行う5つのメリットをご紹介!
マイホームの築年数が進むと「そろそろ塗装した方がいいかな?」と考える方も多いと思います。
大切なのは「塗装が有効な状態かどうか」を診断することです。
塗装メンテナンスは、見た目を回復することはできても防水性は維持できません。
大切なお住まいの屋根を守るためにも、屋根カバー工法という選択肢もぜひ視野にお入れくださいね(。ӧ◡ӧ。)
街の屋根やさん栃木小山店では、お住まいの状況をによって本当に必要な工事を診断・ご提案しています。
これからの台風シーズン前に点検だけでもしておきませんか?
調査・点検は無料で行っておりますので、ぜひお気軽にご相談くださいね~( ´ ▽ ` )ノ
屋根工事は、私達にお任せください!現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyanetochigioyama@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒329-0205
栃木県小山市間々田1361−5
栃木県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@ie-shuri.com
株式会社イープラス
〒329-1105
栃木県宇都宮市中岡本町3718-9


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。