こんにちは😃
街の屋根屋さん川口店です♡
今回ご依頼いただいたのは、さいたま市にお住まいのお客様です。築20年以上が経過し、屋根にはスレート（薄い板状の屋根材）が使用されていました。

長年の風雨や紫外線の影響で、表面には黒ずみ汚れが広がり、塗装もすっかり劣化してしまっている状態。こうした状態のスレート屋根には、以下のようなデメリットがあります：

• 防水性能の低下：塗膜が剥がれ、雨水がスレートの下に染み込むリスクが高くなります。
• カビ・苔の繁殖：湿気を含みやすくなり、屋根表面にカビや苔が発生し、見た目も衛生面も悪化。
• ひび割れや破損：脆くなったスレートが割れると、雨漏りの原因になります。
• 住宅全体の寿命に影響：屋根が傷んだままだと、下地や構造部分まで劣化が進行します。

こうしたトラブルを未然に防ぐため、今回は屋根カバー工法（既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる方法）をご提案し、施工いたしました。

既存の屋根の状態

今回はさいたま市で、長年使われてきたスレート屋根のカバー工事を行いました。

既存の屋根はスレート材が使用されていましたが、経年による劣化が進み、表面には黒ずみやコケ、汚れが目立つ状態。雨水が滞留しやすくなっており、建物内部への影響も心配される状況でした。

ルーフィング（防水シート）の設置

まず初めに行うのがルーフィング（防水シート）の設置です。今回は「日本一ライト」という軽量で高性能なルーフィングを使用しました。

♡ルーフィングの役割♡

• 雨水を屋内に侵入させない二次防水：万が一、屋根材の隙間から水が入っても、このシートがしっかりブロックします。
• 建物内部の劣化を防止：木材や断熱材を湿気から守り、建物を長持ちさせます。

目に見えない部分ですが、実は屋根工事で最も重要な工程とも言えるほど、大切なステップです🌟

屋根本体葺き

今回カバー工事に使用した屋根材は、アイジー工業の「スーパーガルテクト」。カラーは落ち着いた印象のシェイドグリーンを選ばれました。

スーパーガルテクトの主な特徴☑️

• 軽量で耐震性◎：金属屋根の中でも非常に軽く、地震時の建物への負担が少ない。
• 断熱材一体型構造：屋根裏への熱の侵入を抑えるため、夏は涼しく、冬は暖かく。
• 耐久性が高い：サビに強く、15～20年メンテナンスフリーとも言われています。
• 遮音性にも優れる：金属音が気にならない特殊構造。

見た目の美しさはもちろん、これからの台風シーズンにも安心できる性能が備わっています🌈🌈

貫板の設置

屋根の棟（むね）部分には「貫板（ぬきいた）」という部材を取り付けます。

従来は木材が使われていましたが、今回は樹脂製の貫板を採用しました。

樹脂製貫板は以下のような特徴があります：

• 腐食に強く、耐久性が高い
• 雨水による劣化が少なくメンテナンスの手間が減る
• シロアリなどの害虫にも強い

屋根の高い位置に取り付ける部材だからこそ、長持ちする素材を選ぶことが大切です。

棟板金の設置

貫板の上に「棟板金（むねばんきん）」を取り付けていきます。

この棟板金がしっかりと固定されることで、風や雨の侵入を防ぎ、屋根全体の仕上がりが完成します。

棟板金は、特に台風やゲリラ豪雨の強風によって飛ばされやすい箇所でもあります。

今回の工事では、ビス止めとシーリングでしっかり固定し、強風対策もしっかり施していますぐっど

屋根工事完了

街の屋根やさん 川口店では
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