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堺市美原区にて風災で軒樋が変形|廃盤雨樋E70の火災保険を使った修理をご提案
更新日:2025年7月14日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
本日は堺市美原区にて
雨樋が変形し、現地調査を行った様子をご紹介します。
他社では「部材が廃盤のため対応不可」と断られたそうで、大変お困りのご様子でした。
当店にて調査を行った結果、以前の突風による風災が原因で雨樋が被害を受けてしまったと見られ、火災保険を使用した工事のご提案を行いました。
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今回のお客様は「雨樋が変形して、別に2箇所割れている部分もあります」とのご相談でした。
他の業者へ問い合わせると「雨樋が廃盤になっている物のため交換できない」と断られてしまい、困って当店にご相談をいただきました。
普段から建物のメンテナンスはされていたそうですが、こうした突発的な被害は突然起こります。
早速調査に伺いました。
軒樋(のきどい)の状態を確認すると、
見た目にも大きく変形しているのがわかりました。
軒樋が全体的に傾いています。その影響で雨水がうまく排水されず、軒樋の内部に水や泥が溜まっています。
正常な勾配が保たれていないため、
オーバーフロー(排水不良)が起きている状態になっています。
軒樋のコーナー部分が割れています。
雨樋に割れが発生すると、本来流れるべき雨水が割れた箇所から外へ漏れ出してしまいます。
そうなると建物の外壁や基礎部分に雨水が直接かかり、外壁の汚れや塗装の劣化・雨漏りや基礎の腐食といった二次被害につながるリスクがあります。
さらに、割れて脆くなっていると強風の際に飛散する可能性もあります。
小さな割れでも放置すると被害が広がるため、早めの修理や交換が重要です。
使用されていた雨樋は
「エスロン雨樋E70(スタンダード角樋)」という製品で現在は廃盤になっており、メーカーでも製造と取り扱いを終了しています。
使用されている雨樋が廃盤となっている場合、同じ型での交換対応はできません。
型によって形状が違うため、うまく繋ぎ合わせられず部分交換は難しく、
別型の雨樋への交換修理が必要となります。
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雨樋とは?種類と形状・素材を一挙解説!修理時に確認したい雨樋基礎知識
今回の軒樋には明らかな変形と割れが確認され、勾配の崩れも見られました。
調査の結果、軒樋の破損は以前の突風などの強風による衝撃が原因ではないかと考えられます。
雨樋自体はおそらく20年以上使用されており、メンテナンスされているものの、経年による劣化が始まって強風の影響を受けやすい状態だったのではないかと思われます。
雨樋は強風や台風などの「風災」では下記のような被害が多く発生します。
| 樋の歪みや変形 | 雨水がうまく流れず、滞留したりオーバーフローを起こす |  |
| 支え金具の破損 | 雨樋が変形したり落下する恐れがあり、全体のバランスが崩れる |  |
| 継ぎ目やコーナー部分での割れ | 雨水が外へ漏れ出し、外壁や基礎を傷める原因になる |  |
| 勾配が崩れることによる排水不良 | 水が流れず、ヘドロやごみが溜まって詰まりや悪臭の原因になる |  |
多くの方が加入されている火災保険は、実は火事だけでなく「風による被害」や「ひょう」「雷」「雪による損傷」など、さまざまな自然災害も補償の対象に含まれていることをご存じでしょうか?
今回のように突風によって住宅の一部が壊れてしまった場合でも「風災」として保険申請ができる可能性があります。
保険が適用されれば修理費用の全て、もしくは一部が補填されるため、自己負担を抑えられるのが大きなメリットです。
費用面で不安がある方にとっても、とても心強い制度です。
今回のお客様も火災保険の使用をご希望されており、
火災保険を使用した工事のご提案を行いました。
後日、火災保険の請求に必要な
工事見積もり書と
被害箇所の写真をご提出させていただきました!
▶雨樋の修理・交換お任せください!費用と火災保険利用について
今回は、突風による雨樋の変形・割れといった風災被害の調査とご提案内容をご紹介しました。
「うちの雨樋も少し歪んでいるかも…」
「雨が降ると音が気になる」
といった小さなサインが、大きな不具合につながる場合もあります。
同じようなお悩みがありましたら、お気軽に当店までご相談ください。
当店では保険申請のサポートも行っております!
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