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【熊本市東区】医療施設ビル屋上のパラペットや天窓の雨漏り補修|コーキングを使った雨漏り修理実例をご紹介
熊本市東区 ビル
【工事のきっかけ】
熊本市東区にある医療施設ビルにて「3階部分に雨漏りが発生している」とのご相談をいただきました。
お客様によると、以前から雨漏りの問題があり、屋上のウレタン防水工事を実施されていました。
ウレタン防水工事により大部分の雨漏りは改善されたものの、天窓周辺からの雨漏りだけは改善せず、特に雨の強い日には室内への漏水が発生していました。
雨漏りによる設備への影響や患者様への迷惑を最小限に抑える必要があり、早急な対応が求められていました。
現地調査を実施したところ、屋上床面の防水工事は適切に施工されていましたが、パラペット部分の配線ボックス周辺に防水処理が不十分な箇所があることが判明しました。
これらの箇所からの雨水浸入が雨漏りの原因と考えられたため、コーキング補修による部分的な修理工事をご提案し、お客様に工事のご依頼をいただきました。
基本情報
- 使用材料:変成シリコン、シリコンコーキング、シーリングプライマー
熊本市東区の医療施設ビルで雨漏りのご相談をいただきました。
お話をお伺いすると、以前から雨漏りがあり、屋上の防水工事を行ったことで、大部分の雨漏りは改善したそうです。
しかし、3階の天窓周辺の雨漏りは工事の後も改善せず、お客様も大変お困りでした。
天井裏を点検したところ、デッキプレートが錆びていることが分かりました。
デッキプレートは鉄骨造の建物で床面の下地として使われており、このデッキプレートは屋上の床面下地となっています。
長年の雨漏れで錆びが進行し、割れも起きているため、このまま雨漏れを放っておくと建物の強度低下・耐久性低下にもつながります。
【関連記事】RC造建物は雨漏りが最大の弱点!適切なメンテナンスで雨漏りを防ぎましょう
屋上を点検すると、電気配線ボックスに繋がっている配線の下に、ウレタン防水が塗られていない箇所を発見しました。
本来であればパラペットにもウレタン防水塗料を塗るため、壁に取り付けている物があれば仮撤去して塗ります。
しかし、こちらでは防水工事の際に配線ボックスを仮撤去せずに施工されていました。
コーキング(シーリング)とは、建物の隙間や接合部分を埋めるための補修材です。
ゴム状の弾性を持つ樹脂材料で、乾燥すると防水性と密着性に優れた膜を形成します。
コーキングにも様々な種類がありますが、今回は「シリコンコーキング」と「変成シリコン」と呼ばれる2種類のコーキングを使い分けます。
通常のシリコンコーキングは防水性が高く、耐久性もありますが、塗料を弾いてしまう特徴があり、塗装を行う箇所には向いていません。
変成シリコンはシリコンに比べてやや耐久性が劣りますが、塗料を弾くことなく塗装ができる特徴があります。
今後塗装を行う箇所には変成シリコンを使用します。
【関連記事】屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法
まず対応したのは、屋上パラペット立ち上がり部に取り付けられていた配線ボックスです。
パラペットは屋上周辺の立ち上がり壁で、防水工事の際はパラペットも防水工事を行う必要があります。
しかし、パラペットの配線ボックス周辺には防水工事が行われておらず、配線ボックスの裏側が雨水の侵入口になっている可能性がありました。
そのため、今後防水塗料などを再塗装する可能性も考慮して、変成シリコンを使用して補修を行います。
配線ボックスを一旦取り外し、その背面にしっかりと変成シリコンコーキングを充填してから再度取り付けました。
ボックスの周囲にも変成シリコンを施工し、雨水が建物内部へ入り込まないよう防水処理を施しました。
ウレタン防水を施工し直すとなると、費用もかかってしまいますが、今回は未施工部分のみを簡易的に雨水の侵入を防ぎました。
パラペットの外側にも、外壁と笠木(パラペットの上に被せる仕上げ材)の間のシーリングに隙間ができていました。
こちらも雨漏りの疑いがあるため、コーキングで隙間を埋めます。
外壁は今後塗装を行う可能性があるため、変成シリコンを使用します。
ドーム型天窓の周辺にもひび割れが見られました。
こちらは直接の雨漏りの原因とは考えにくいですが、今後雨漏りに繋がる可能性もあるため、一緒に補修することになりました。
天窓には塗装を行うことはないため、通常のシリコンコーキングを使用します。
打設箇所にシーリングプライマーを塗布し、シリコンコーキングを打ちました。
今回雨漏りの直接的な原因にはなっていませんが、天窓周辺は特に雨漏りリスクが高い場所です。ひび割れは塞いでおき、今後の雨漏りリスクを低減しておきました。
【関連記事】天窓の雨漏りはどうしたら?修理か交換か?事例を紹介
今回の補修工事では、雨漏りの原因や、今後雨漏りになる可能性のある箇所を補修していく方法を取りました。
コーキングによる簡易的な補修にはなりますが、雨漏り疑い箇所を塞ぐことで雨漏りの改善を行いました。
ビルや施設の屋上は、雨風の影響を最も受けやすく、少しの隙間や劣化からでも雨漏りが発生することがあります。
特に屋上付近は雨水の侵入経路になりやすい場所ですので、定期的な点検と早めの補修が重要です。
「どこから雨が入っているのかわからない」「一度防水工事をしたのにまだ漏れている」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ街の屋根やさん熊本店へご相談ください。
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電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
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〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8

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