アイジー工業株式会社が製造・販売している高機能な金属屋根材の「スーパーガルテクト」を選ばれました。
軽量かつ高耐久で、断熱性能にも優れていることから、近年ではカバー工法（重ね葺き）に多く採用されています。

特に、サビに強く、断熱材一体型で施工性が良いのが特徴です。屋根の劣化が進んだ住宅に対し、長期的な安心感を与える屋根材として人気があります。

既存の屋根に取り付けられていた「雪止め金具」もこの段階で撤去します。
カバー工法では新しい屋根材の上に改めて雪止めを取り付けるため、古いものは干渉を避けるために一度すべて取り外します。
※雪止めは屋根からの落雪を防ぐ重要なパーツですので、必要に応じて再設置されます。

既存の屋根材を撤去したあとは、屋根全体を平滑に整えたうえで、防水紙（ルーフィング）を敷設します。
今回は、信頼性の高い田島ルーフィングの「TADISセルフカバー」を使用しました。
この防水紙は粘着層があるため、しっかりと下地に密着し、雨水の侵入を防ぐ効果が非常に高いのが特徴です。
屋根材の下で“二重の防水ライン”として機能する重要な工程です。

防水紙を敷き終えたあと、いよいよ新しい屋根材「スーパーガルテクト」を施工していきます。
断熱材一体型の高性能金属屋根材で、耐久性・断熱性・軽量性を兼ね備えた屋根材です。
また、同時に雪止め金具も取り付けています。これは冬季の落雪を防ぐための重要な部材で、玄関前や人の通る場所では特に必要とされます。
このように、防水・断熱・落雪対策のすべてを考慮した施工を丁寧に行っています。

カバー工法による屋根改修が無事完了しました。
既存の屋根は大きな損傷は見られなかったため、既存の屋根を撤去せずに新しい屋根材を重ね張りする「カバー工法」を採用しました。

見た目も一新され、すっきりとした印象に仕上がりました。安心して長くお住まいいただける屋根になりました。

外壁塗装の最初の工程「下塗り」では、外壁材と塗料の密着性を高めるための下地専用塗料（シーラー・フィラーなど）を塗布します。
下塗りがしっかり行われることで、このあとの中塗り・上塗りがムラなく密着し、塗膜の剥がれやひび割れを防止します。
見えにくい部分ですが、塗装の仕上がりを左右する重要な工程です。

中塗りでは、実際の仕上がりに近い塗料を使用し、色・厚み・耐久性のベースを作っていきます。
塗膜に必要な厚さを確保し、外壁を紫外線や風雨からしっかり守るためにも、この工程で均一な塗布が求められます。
下地の状態や塗料の性能に応じて、職人が丁寧に仕上げていきます。

最後の「上塗り」は、見た目の美しさと塗膜の仕上げとして最も重要な工程です。
艶・色味の調整を丁寧に行いながら、外壁にしっかりとした厚みと防水性を持たせて仕上げていきます。
上塗りまできちんと重ねることで、耐久年数が長く、色あせしにくい美しい外観が実現します。