屋根塗装は美観と保護の両立が目的

屋根は建物の中でもっとも過酷な環境にさらされる部分です。

とくにコロニアル屋根（スレート屋根）は、軽量で施工性に優れる一方、塗膜が劣化すると雨水の侵入やひび割れといった劣化症状が現れやすくなります。

今回、私たち「街の屋根やさん」が施工を担当した千葉県袖ヶ浦市のぞみ野の住宅では、屋根の破損補修から再塗装までを行い、美観と耐久性の両立を図りました。

コロニアル屋根の劣化症状と放置のリスク

コロニアル屋根はセメントを主成分とした薄い板材で、軽量かつコストパフォーマンスに優れていることから多くの住宅で使用されています。

しかしながら、以下のような症状が見られる場合は要注意です。

• 表面の塗膜の劣化・色あせ

• コケやカビの繁殖

• ひび割れ・欠け

• 屋根材の浮き・剥がれ

破損した瓦は接着・固定

次に行ったのが、破損部の補修です。

屋根材の隙間から雨が侵入しないように、屋根用の専用接着剤（コーキング材）を使用して、しっかりと固定補修を行いました。
屋根建材のほとんどが隠蔽部分にて釘固定されていることから部分的補習工事ですとコーキング固定が主流になります。

この処置を施すことで、下地材へのダメージを最小限に抑えることができ、次の工程である塗装の耐久性も向上します。

屋根材の保護と見た目の美しさを回復

補修が完了した後、いよいよ屋根の再塗装工事に入ります。

今回使用した塗料は、耐候性・防藻性に優れた屋根専用塗料で、施工時は下塗り・中塗り・上塗りの3工程を丁寧に行いました。

見ていただくとわかるように、鮮やかな青が美しく、塗膜にも光沢があり撥水性能も期待できる仕上がりです。

なぜコロニアル屋根には塗装メンテナンスが必要か？

コロニアル屋根は表面の塗膜が劣化すると、素材そのものが雨水を吸収し、次第に脆くなっていきます。

とくに袖ヶ浦市のような沿岸地域では、潮風や湿気の影響も受けやすいため、定期的な塗装メンテナンスが不可欠です。

屋根塗装の目安は10年〜15年ごと。

塗膜の剥がれや色あせに気づいたときが、最適なメンテナンスのタイミングです。

コロニアル屋根塗装は、単なる色の塗り替えではなく、住まいを守るための大切な工事です。

今回ご紹介した袖ヶ浦市のぞみ野の現場でも、補修から塗装まで一貫して丁寧に対応させていただきました。

屋根の状態が気になった方は、無料点検・お見積もりをご利用ください。

街の屋根やさんが、地域の皆さまの住まいを守るお手伝いをいたします。