皆さんお疲れ様です。街の屋根やさんつくば稲敷店です。

前回のブログでは、阿見町の住宅にて実施する屋根カバー工事の足場設置の様子と施工前状況などをお伝えいたしました。

今回は、強風の影響により割れてしまっていたコロニアル屋根の補修について、その施工の様子をご紹介したいと思います。

▼前回までブログ
・阿見町で破片が落下したコロニアル屋根に対するカバー工事の足場設置と施工前状況

屋根カバー工事のコロニアル屋根補修の様子

今回、強風時にコロニアル屋根の破損した一部が落下したことから、その修復のためカバー工事を行っていくことが決定しています。

そして前回、屋根カバー工事を行うための足場を設置した後、コロニアル屋根を改めて確認してみると、複数箇所に割れが生じている状況を確認しています。

また、今回の屋根カバー工事は、火災保険を利用して行うことになっており、その申請の際には、弊社でサポートをさせていただきました。

火災保険は、火災だけでなく、風災や雹（ひょう）災、雪災などの自然災害の影響で生じた損害なども適用の対象となります。

例えば、台風で屋根材や棟、ケラバの役物などが飛ばされたり、あるいは雹でスレート屋根や波板屋根に穴があいたりした場合などが挙げられます。

一方で、地震により屋根や外壁が破損した場合、火災保険だけでは適用外となり、補償を受けるには地震保険への加入が必要となる点は十分に注意しておかなくてはなりません。

今回のケースは、火災保険の適用が認められたので、その補償を受けて屋根カバー工事を行い、ダメージの回復を図っていくことになります。

屋根カバー工事は、既存のコロニアル屋根をそのまま残し、その上に防水シートを敷設し、さらに金属屋根を葺いて仕上げていきます。

その屋根カバー工事の施工にあたり、まずは、割れていたコロニアル屋根の補修を行っておきます。

割れが生じた部分にコーキング材を塗布し、破片を貼り付けて補修します。

その他の割れている箇所についても、同様に補修を行います。

コロニアル屋根の補修が完了したら、既存の板金役物などを撤去した後、防水シートの敷設、そして金属屋根の葺き施工といった流れで進めていきます。

なお、次回のブログでは、既存の棟板金や雨押え板金、雪止め金具などの撤去工程について、その様子をご紹介したいと思います。

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