瓦屋根からの雨漏りが原因で雨樋と鼻隠しが落下！？岡崎市での緊急調査レポート
更新日：2025年6月22日
これは「鼻隠し（はなかくし）」と呼ばれる部分で、雨樋（あまどい）を支える重要な部材です。
さらに調査を進めると、上部の屋根瓦の隙間から雨水が侵入していた形跡がありました。
屋根にはセメント瓦が使われており、経年劣化による色褪せが発生していました。
セメント瓦の隙間から雨水が侵入し、鼻隠しの内部に水分がたまり続け、木材が腐食。
結果的に強度を失ってしまい、雨樋と共に落下したと考えられます。
セメント瓦の下の防水紙（ルーフィングの劣化もしくは不具合）と軒先の納まり不良による排水不良が原因と思われます。
昔の住宅によく使われていて、重厚感がありますが、長年使うとズレやすくなります。
雨樋を取り付ける土台で、建物を守る大切な役割があります。
雨の日に雨水が地面に直接落ちないようにしてくれます。
今回は以下の内容をご提案いたしました。
・屋根全体の点検と必要な瓦の差し替え
・腐食した鼻隠しの交換と包み板金の取り付け
・新しい雨樋の設置（耐候性の高い素材を使用）
・屋根材のメンテナンス方法についてのアドバイス
写真を交えながら、お客様にも分かりやすく現状をご説明し、ご納得いただいた上で工事を進めることとなります。
今回のように、屋根からの雨漏りは見えない場所で静かに建物を傷めていきます。
鼻隠しや雨樋の落下は突然起こりますが、前兆があることが多いです。
「なんだか雨音が変だな」「雨樋が曲がってるかも？」と感じたら、ぜひ早めの点検をご検討ください。
「街の屋根やさん 豊橋店」では建物の外回り（屋根・外壁・雨樋など）のお困りごとを解決しますよ。
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