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熊本市中央区にて工場の波型スレートが経年劣化|カバー工法か葺き替えどちらがおすすめか徹底解説!
更新日:2025年6月24日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
今回は
熊本市中央区にある築30年の工場にて、屋根メンテナンスについてご相談いただきました。
工場屋根の波型スレートが経年劣化し、アスベストが含まれた屋根ならではのお悩みもありました。
記事内では、波型スレート屋根のメンテナンス方法についても徹底解説しておりますので、ぜひご参考ください。
熊本市中央区の工場担当者様より屋根メンテナンスのご相談をいただきました。
「屋根の波型スレートが古くなっていて、アスベストが入っていると聞きました。どんなメンテナンスが必要か分からず、不安です」
とのことでした。
丈夫で耐久性のある波型スレートですが、長年の雨風や紫外線にさらされることで、どうしても劣化してしまいます。
特に30年を超えると、汚れの蓄積や強度低下が目立ち始め、割れや穴あきが起きることも多いです。
工場の波型スレート屋根には、長年の汚れが蓄積していました。波型スレートはセメントと繊維が原料のため、表面がザラザラとしており、汚れが蓄積しやすいデメリットがあります。
屋根の汚れは高圧洗浄で落とすことも可能です。しかし、経年劣化した波型スレートは割れやすく、洗浄だけで耐久性が回復することはないため、あまりおすすめできません。
汚れだけでなく、苔の繁殖やボルトの錆びも見られました。
波型スレートを固定しているボルトの錆びが進行すれば、波型スレートの固定力が下がって屋根が剥がれる原因にもなります。
また、工場の内側から見ると波型スレートが割れている箇所もいくつかありました。
割れた箇所から雨漏りが起き、工場内の機械や資材が傷む原因になるため、早急な対応が必要です。
お客様は「この屋根にはアスベストが含まれていると言われたので、どのような工事をすればいいか分からない」とお悩みを持っていました。
かつて波型スレートには耐久性や耐火性を向上させるため、アスベスト(石綿)を混ぜて製造していました。
しかし、空気中にアスベストが浮遊すると健康リスクがあるため、2006年にアスベストが0.1%以上含まれた建材の使用が規制されました。
そのため、2006年の規制より前に製造された波型スレートには「アスベスト(石綿)」が含まれている可能性が高いです。
「屋根にアスベスト(石綿)が含まれている」と聞くと、それだけで不安になってしまう方も多いと思います。確かに、アスベストは吸い込むことで健康被害を引き起こすとされており、過去には社会問題にもなりました。
しかし、ご安心ください。屋根材や外壁材として使用されているアスベストは、固形の状態であれば基本的に飛び散ることはありません。
つまり、普段の生活や工場の稼働中に屋根からアスベストが飛散して健康に害を及ぼすということは、まずありません。
問題になるのは、
屋根を撤去したり割ったりするときです。アスベスト含有の屋根材が破砕されると、アスベストが空気中に舞い上がり、吸い込むリスクが出てきます。
そのため、アスベストを含む屋根材の撤去には専門の処理や防護が必要となり、費用も高額になってしまうのです。
【関連記事】建材のアスベスト問題について
波型スレート屋根のメンテナンスには、「葺き替え工事」または「カバー工法」の2つの選択肢があります。
当店では、アスベスト含有で経年劣化している波型スレートには、既存の屋根を剥がさずに新しい屋根を被せる「カバー工法」を推奨しています。
| ①工事費用が削減できる | 既存の屋根を剥がさないため、解体撤去費用が抑えられます。解体撤去費用が高額になりがちなアスベスト含有の屋根には特におすすめです。 |
| ②工期が短い | 撤去作業がない分、葺き替えと比べて工期短縮になります。 |
| ③アスベストの飛散リスクがない | 既存の屋根を剥がさないため、アスベスト含有の屋根材でも飛散のリスクがありません。 |
| ④工場の操業に影響が少ない | 葺き替え工事の場合は屋根を一度剥がすため、工場の操業に影響があることもありますが、カバー工法の場合は操業に影響がないケースがほとんどです。 |
| ⑤断熱性・遮音性が高くなる | 屋根が二重になることで、屋根の断熱性や遮音性が向上する効果もあります。 |
工場や倉庫の屋根も、日々の紫外線や風雨を受けて経年劣化が起きて様々なトラブルの原因になります。
「アスベストが入っていると聞いて不安」「どんな工事が必要か分からない」とお悩みの方も、まずは無料点検をご利用ください。
街の屋根やさん熊本店では、屋根の状況に応じて最適な工法をご提案しています。
無理な営業は一切いたしませんのでご安心ください。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


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