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熊本市東区にて医療施設ビルで雨漏れ調査!防水工事で改善しなかった雨漏れの原因が屋上点検で判明
更新日:2025年7月8日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
熊本市東区の医療施設にて
「3階部分に雨漏れがある」とのご相談を受け、調査にお伺いした様子をご紹介します。
天窓周辺のクロス剥がれやデッキプレートの錆びなど、鉄骨造建物の雨漏れ症状が見られた調査内容です。
医療施設や店舗ビルなどの雨漏れでお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
今回ご相談いただいたのは、熊本市東区にある3階建ての医療施設で、「3階部分に雨漏れが発生している」というものでした。
詳しくお話をお聞きすると、「以前に屋上の防水工事を実施したにも関わらず、雨漏れが改善されない部分がある」とのことです。
早速雨漏れ箇所の3階を確認しました。
3階の天窓周辺に、クロスの剥がれが複数ありました。
長期間の雨漏れによる水分の影響で、クロスの糊が剥がれてしまったと考えられます。
他の箇所からの雨漏れは防水工事により解決したものの、天窓周辺の雨漏れだけが継続しているとのことでした。
天井点検口から
天井裏を点検したところ、
デッキプレートが錆びていることが分かりました。
デッキプレートは鉄骨造の建物で床面の下地として使われており、このデッキプレートは屋上の床面下地となっています。
長年の雨漏れで錆びが進行し、割れも起きているため、このまま雨漏れを放っておくと
建物の強度低下・耐久性低下にもつながります。
【関連記事】RC造建物は雨漏りが最大の弱点!適切なメンテナンスで雨漏りを防ぎましょう
雨漏れの原因を特定するため、雨漏れ箇所の真上にある屋上を点検します。
屋上の床面には
水の染み込みを防ぐための「防水工事」が施されています。
防水工事にはいくつか種類がありますが、こちらの屋上では
ウレタン防水工事を行われたそうです。
雨漏れが起きていたのが天窓周辺だったため、まずは天窓の周りに問題がないか確認しました。
天窓周辺も点検しましたが、大きな問題はなく、
天窓は雨漏れの原因にはなっていないようです。このようなドーム型天窓の場合、ドームに割れが起きたり、ボルトが浮いて雨漏れが起きることがあります。
【関連記事】熊本市北区にてドーム型トップライトが割れて現地調査を行いました
天窓本体に問題がないとすると、雨漏れの原因は他の箇所にあると考えられます。
調査を進めていくと、屋上のパラペット(外周の立ち上がり壁)にウレタン防水が施工されていない部分を見つけました。
電気配線ボックスに繋がっている配線の下に、ウレタン防水が塗られていませんでした。本来であればパラペットにもウレタン防水塗料を塗るため、壁に取り付けている物があれば仮撤去して塗ります。
しかし、こちらでは
防水工事の際に配線を外さずに施工したようです。
医療施設の雨漏れ調査が完了!原因と解決方法をお伝えしました
熊本市東区にて医療施設ビルの雨漏れ調査が完了しました。
室内の雨漏れ箇所と屋上の状況を考慮すると、
防水工事が行われていなかった部分から雨漏れが起きたと考えられます。
お客様に雨漏れの原因をお伝えし、
コーキングによる雨漏れ補修をご提案しました。
防水効果のあるコーキングを防水未施工部分に打ち、雨水の侵入を防ぐ方法です。
後日お客様より工事のご依頼をいただきました。
【工事の様子】熊本市東区 医療施設ビル屋上の雨漏り修理|天窓・パラペット周辺のコーキング補修
今回の調査では、天窓自体に問題がなく、天窓周辺の施工状態が雨漏れの原因である可能性が高いと分かりました。
医療施設など精密で清潔な環境が求められる建物では、施工の不備が全体の信頼性に影響を及ぼすことがあります。
当店では一般住宅だけでなく、医療施設や商業施設の雨漏れ修理も承っております。
「工事後も雨漏れが解消しない」「長年の雨漏れで困っている」などのお悩みは、ぜひお気軽にご相談ください。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


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