ガラス瓦って何？注目される理由とは

最近、「ガラス瓦」というキーワードで検索される方が増えています。

ガラス瓦とは、透明なガラス素材でできた瓦で、太陽光を屋根から室内に取り込むための建材です。

「瓦屋根は暗くなりがち」「天窓をつけたいけど雨漏りが心配」という方にとって、非常に注目されている選択肢なのです。

スレート屋根や金属屋根では天窓の選択肢も豊富ですが、瓦屋根では従来、採光を確保するのが難しいとされていました。

そこで登場したのがガラス瓦です。こちらは実際に袖ヶ浦市で施工されたガラス瓦の設置例です。

太陽の光を屋根から取り入れることで、室内が明るくなり、日中の照明使用を抑えることができます。

見た目にも美しく、デザイン性を損なわないため、景観を重視した住宅にもぴったりです。

屋根に溶け込む美しさ！瓦屋根に調和するガラス瓦のデザイン性

こちらの写真では、ガラス瓦と通常の瓦がきれいに並んで設置されている様子が分かります。

ガラス瓦を用いた場合、通常の天窓に比べ屋根との相性が良く、納まりもスマート。形状も既存の瓦と揃えられているため、異物感がなく屋根全体の統一感も保たれます。

この点が、従来の天窓との大きな違いであり、外観を気にされる方にも高く評価されています。

使用されているガラスは「ホウケイ酸ガラス」という耐熱性・耐久性に優れた素材です。

【ガラス瓦は雨漏りしない？】構造から見る安心の防水システム

ガラス瓦を設置する場合は、下地に専用ユニットを使用することで、瓦と同様の防水性を維持できますので台風や大雨でも雨漏りのリスクを最小限に抑えることが可能です。

ガラス瓦は、既存の瓦屋根と同じサイズ・形状で作られているため、施工時に屋根の大改修することなく天窓（トップライト）の代わりに設置できます。

設置後も、瓦自体の強度や耐候性が高いため、メンテナンスの頻度が少なく済むのが特長です。

そのため、長期的に見ると、メンテナンスコストも抑えられる点は大きなメリットと言えます。

採光効果の実感！光の広がり方が違います

壁面の窓からの光は限定的ですが、屋根から降り注ぐ光は部屋全体に広がる特性があります。

とくに屋根裏部屋やロフト、暗くなりがちな廊下の上などにガラス瓦を取り入れることで、自然な明るさを確保することができます。

また、曇りの日でも明るさが持続するため、省エネ効果も期待できます。

メンテナンスやリフォームの際に天窓からの変更も可能です

ガラス瓦は、「明るさを取り入れたい」「瓦屋根の景観を壊したくない」「雨漏りが心配」といったお悩みに応える理想的なアイテムです。

屋根リフォームの一環として取り入れることで、住まいの快適性も美しさもワンランクアップします。

私たち街の屋根やさんでは、ガラス瓦の施工にも対応しております。

メンテナンスの際に、天窓（トップライト）からガラス瓦にされるお客様もいらっしゃいます。

ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください('◇')ゞ