初めに

1. はじめに ～ 梅雨の雨漏りトラブル、原因は屋根の“あそこ”かも？

今回は、梅雨時期にぜひチェックしておきたい「棟板金（むねばんきん）」の交換について紹介します('◇')ゞ

雨が多くなるこの季節、実は「棟板金の不具合」が原因で雨漏りしてしまうお宅が急増します。
特に、築10年以上の住宅や強風・台風の後などは注意が必要です。

棟板金ってどこの部分？なぜ大事なの？

• 屋根の頂上部分にある金属カバー

• 屋根材の接合部を保護し、雨水の侵入を防ぐ

• 風で飛ばされやすく、気づかぬうちに浮き・釘抜けが発生

梅雨時期の雨漏りリスク

• 雨量が増えることで、ちょっとした隙間からでも浸水のリスク

• 木部の腐食、カビ、シロアリ発生につながる可能性

• 修理費用が大きくなる前に予防がカギ！

メンテナンス時期

棟板金交換のタイミングとサイン

• 強風後に屋根から「バタバタ音」がする

• 天井に雨染みがある

• 築10年を超えてメンテナンスをしていない

棟交換風景紹介

① 既存棟板金の撤去

まずは劣化した棟板金をバールなどの工具で慎重に取り外します。
このとき、内部の「貫板（ぬきいた）」という下地の状態も確認します。

📌ポイント
→ 棟板金の固定釘が抜けていたり、サビでボロボロになっていることが多いです。

② 古い貫板（下地）の撤去

棟板金を外すと、その内側にある貫板が見えてきます。
貫板は、棟板金をしっかり固定するための木材で、多くの場合は防腐処理された木材や最近では**樹脂製貫板（タフモック等）**が使われています。

劣化が見られる場合は、古い貫板も撤去して、新しいものに交換します。

新しい棟・貫板取り付け

　③新しい貫板の取り付け

　　新しい貫板を、屋根の形状に合わせてしっかりとビスで固定します。
　　最近では、耐久性の高い樹脂製の貫板を使うケースが増えています。

　　📌樹脂製貫板のメリット

• 　腐りにくい

• 反りやねじれが少ない

• 長期間、安定した固定力を維持できる
  
  ④ 新しい棟板金の取り付け

  新しい棟板金を貫板に合わせてかぶせ、ステンレスビスや釘でしっかり固定します。
  固定箇所にはシーリング材を使用して、防水処理も徹底します。

  📌施工の注意点
  → ビス止めは、強風で飛ばされないよう、一定の間隔（約30cmごと）でしっかり固定します。

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  ⑤ 最終確認・清掃

  すべての棟板金の取り付けが完了したら、仕上がりの確認を行い、雨水の流れを妨げていないか、釘やゴミの残りがないかをチェックします。

施工期間

施工期間と注意点

• 施工期間：通常1日（天候による）

• 費用目安：15,000〜25,000円／m（長さ・材料・屋根の勾配により変動）

☑ 雨の日は作業できないため、天候により延期になることがあります。
☑ 火災保険で修理できる場合もあるので、破損の原因が風災であればご相談ください。

最後に

棟板金は、屋根の中でも特に風雨の影響を受けやすい重要部位です。
見えないからこそ、10年〜15年に一度の点検とメンテナンスをおすすめします。

街の屋根や川越店では屋根の工事・雨どい交換・屋根塗装・外壁塗装などもございます。
私共、街の屋根やさん埼玉川越店では、お住まいお住まいの状態を確認しながら最善のメンテナンス方法をご提案し施工致します。
屋根は勿論、外壁なども多く施工しており実績を重ねています。