宇都宮市で外壁塗装終了後に下屋根のカバー工事をしました。
更新日：2025年6月3日
下屋根の役物板金の撤去中です。
屋根カバー工法は、１次防水としてルーフィングで屋根を覆いますので、屋根の凹凸を無くすために雪止めや壁水切りを撤去していきます。
雪止めや壁水切り、板金下地の貫き板を全て撤去しました。
ルーフィングは棟に被せるように、縦方向に１００ミリ横方向に３００ミリの重ねを取り貼り付けていきます。
また、外壁との取り合いは５０ミリ立ち上げ、室内への雨水の侵入を防ぎます。
板金下地を真っすぐ取り付けるための墨を引き、墨どうりに垂木を取り付けていきます。
板金下地の垂木を取り付けた後、ルーフを貼り付ける側の側面に捨て谷を取り付けていきます。
捨て谷とは、万が一これから取り付けるルーフと板金の隙間から雨水が入った場合、捨て谷を伝って雨水を軒先に排出してくれます。
寄棟屋根は、棟の傾斜を測ってから墨を引き、斜めにカットしてからルーフを貼り始まります。
１枚目のルーフは、軒先に取り付けた水切りスターターにある溝にルーフの爪を引っ掛けて、直線を確認してから固定していきます。
墨を引き、取り付け位置を確認してから、雪止めを千鳥にビスで固定しました。
今回は２段目と３段目に雪止めを取り付けましたが、１階外壁の真上に取り付けて雪の荷重で軒先が垂れるのを防止します。
今日はここまで
また明日。
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