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福岡市西区の工場屋根の雨漏り調査|折半屋根(金属屋根)のサビと劣化で雨漏り被害
更新日:2025年6月3日
福岡市糸島市で工場・倉庫・事務所ビル・店舗などの建物を管理されている皆様へ。
屋根や外壁の経年劣化、雨漏り、設備不良などによる建物の不具合にお悩みではありませんか?
福岡市西区の工場より「雨漏りが発生している」とのご相談を受け、現地調査を実施しました。
屋根材は折半屋根で地区30年以上も経過していました。
調査の結果、5箇所からの浸水が確認され、天井材や内部設備にも影響が及んでいました。
工場や倉庫は単なる建物ではありません。
それは企業にとっての“資産”であり、“信頼を背負った顔”でもあります。
雨漏りなどの劣化を放置すると、資産価値の低下だけでなく、従業員の安全・製品の品質・企業のイメージにまで影響する可能性があります。
「稼働中だから、工事は難しいのでは?」という声も多くいただきますが、当社では工場を止めずに施工できる方法をご用意しています。
今回の事例では、カバー工法による対応を提案し、実際に操業を継続したまま施工可能な条件が整っていました。
以下、物件概要および調査内容の要点です。
・物件所在地:福岡市西区
・建物種別:鉄骨造りの工場
・築年数:築30年以上
・屋根構造:折半屋根
・相談内容:雨漏り
・調査内容:屋根調査、浸水経路の特定
調査の結果、
5箇所で明確な雨水の侵入経路が確認されました。その影響により、天井内部・照明配線・断熱材などが以下のように損傷していました。
雨漏り箇所①・天井クロスの膨れ
・内部に水分が滞留
雨漏り箇所②・天井クロスの破れ
・配線露出
・漏水により電気配線が危険な状態
雨漏り箇所③・天井の雨じみ
・天井クロスの裂け
・天井材の劣化とカビ発生のリスク
雨漏り箇所④・断熱材腐食
・長期浸水していると考えられる
雨漏り箇所⑤・クロスの浮き
・水の通り道が複数あるという証拠
雨漏り調査結果:折半屋根に広がるサビを確認しました。
折板屋根は一般的に金属製(鋼板)で、経年により表面の防水塗膜が劣化すると、
空気中の水分や酸素と反応してサビが発生します。
このサビを放置すると、次のような進行プロセスを経て、雨漏りへとつながります。
🔹
屋根調査で確認された症状🔹
・屋根全体に広がる赤サビ
・固定ボルト周辺の腐食 → パッキン機能喪失
・重なり部のサビ → 雨水が毛細管現象で侵入
🔹サビの進行→雨漏り発生のメカニズム🔹
①塗膜の劣化:防水塗装が紫外線や風雨で剥がれる
②サビの発生:鉄が酸化し赤サビへと進行
③腐食の浸透:サビが深部に進行し、穴あきや継ぎ目の隙間を形成
④雨水の侵入:微細な孔やボルト周辺の隙間から屋根下へ浸水
⑤天井材へ到達:内部断熱材や照明器具に被害を及ぼす
① 防水塗膜の剥離 → 素材むき出しに
屋根には本来、防水塗料やガルバリウムなどの防食加工が施されていますが、サビが進行するとこの塗膜が剥がれ、雨や湿気が金属部分に直接触れる状態になります。
② サビの進行で金属が腐食 → 穴が開く
サビは一度始まると徐々に深く浸食していきます。
屋根材の厚みが薄い部分(特に谷部や継ぎ目、ボルト周辺など)では、腐食が進行して小さな穴が開き、そこから雨水が浸入します。
③ ボルトや継ぎ目のサビ → 浸水ルートができる
折板屋根はボルト固定式が多く、ボルトやナット周辺がサビると、金属の膨張やパッキンの劣化が起こり、微細な隙間から雨水が侵入します。
また、ボルトが抜けてしまうケースもあり、そのままでは確実に漏水につながります。
折半屋根とは、
工場・倉庫・大型店舗などで広く使われている金属製の屋根構造の一種です。
正式には「折板屋根(せっぱんやね)」と書き、鋼板(鉄板)を波状や山形に折り曲げて成形した屋根材を指します。
✅
折半屋根のメリット・軽量で建物への負担が少ない
・広いスパン(無柱空間)でも施工可能
・排水性が良く、雨や雪が溜まりにくい
・材料・工事コストが比較的安価
✅
折半屋根の注意点(メンテナンス面)・金属製のため、
経年劣化によりサビが発生しやすい
・固定ボルトまわりからの雨水侵入(雨漏り)が多い
・遮音性・断熱性は低い
約25〜30年が目安です。防錆塗装やボルトの点検をしない場合、20年以内でも雨漏りが発生することがあります。
折半屋根は非常に機能的な屋根構造ですが、10年を超えるとメンテナンスの要が増すことが一般的です。
ボルトまわりのパッキン劣化、表面塗膜の剥がれ、サビなどの早期発見・早期対策が、
屋根の長寿命化と設備保全に直結します。
現状の屋根全体の劣化状況と室内被害を総合的に評価し、「カバー工法」による再発防止対策をご提案しました。
既存の屋根に新しい屋根を載せるのが屋根カバー工法です。
| 不要なものを撤去 |  |
| 補修 |  |
| 新しい屋根を設置 |  |
| 板金を取り付け完了 |  |
カバー工法とは、既存の屋根材を撤去せずに、その上から新しい金属屋根を重ねて設置する工法です。
屋根全体を二重構造にすることで、防水性・断熱性が大幅に向上します。
この方法の最大の特長は、工場や倉庫の稼働を止めることなく施工が可能である点にあります。
さらに、断熱材を追加すれば空調効率の改善も見込め、遮熱・省エネ対策としても有効です。
耐用年数は、新設同等の20〜30年の持続性が期待できます。
今回の物件では、雨漏りが5箇所で発生し、屋根全体にわたって赤サビが広がっていることが確認されました。
この状況下で部分修理を繰り返しても、他の劣化箇所から再発するリスクが高く、長期的に見て非効率です。
そのため、全体を一度に保護でき、再発リスクを最小限に抑えられるカバー工法の選択が合理的かつコスト効率の高い判断となります。
「屋根を工事するとなると、生産ラインを止める必要があるのでは?」
こうしたご心配をお持ちのご担当者様も多いかと思います。
今回ご提案したカバー工法は、既存の屋根を撤去せず、その上から新しい金属屋根を被せる工法のため、工場の稼働を一切停止せずに施工が可能です。
-
屋外からの作業のみで完結
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騒音・振動が最小限で、生産環境に影響なし
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ご希望に応じてエリアごとの分割施工も対応可
まとめ:福岡市西区工場|5箇所の雨漏り被害と屋根に広がるサビを確認
本事例では、福岡市西区の工場において5箇所の雨漏り被害および天井破損が確認されました。
屋根の折板構造は築30年以上が経過し、複数の浸水リスクが顕在化していました。
部分補修では再発の可能性が高く、コスト的にも割高になるため、カバー工法を用いた屋根全体の再生が長期的に最適であると判断しました。
操業中でも施工可能で、稼働を止めずに防水・断熱性能を回復できる点からも、おすすめです。
一般住宅に加えて、工場・倉庫・店舗など大型建物の屋根工事にも多数の実績があり
街の屋根屋さん福岡西店では、一般住宅に加えて、工場・倉庫・店舗など大型建物の屋根工事にも多数の実績があります。
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現地調査・見積りは完全無料
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ドローン・目視・散水による多角的な調査体制
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工場の稼働を妨げない施工プラン提案が可能
福岡市・糸島市・博多区・福岡空港エリアで、雨漏りや屋根修理をご検討中の企業様は、ぜひ一度ご相談ください。
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E-Mail fukuokanishi.main@machiyane.com
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