はじめに

東京都杉並区にお住まいのお客様より、築年数とともに劣化した屋根の改修についてご相談をいただきました。

既存の屋根材は経年劣化が見られ、防水性や耐久性に不安がある状態でした。

今回は、軽量かつ高耐久で人気の高い金属屋根材「ジンカリウム鋼板 ディプロマットスター」を使用し、屋根カバー工事を実施しました！

本記事では、その施工工程を写真付きで詳しくご紹介します！

ジンカリウム鋼板ディプロマットスターとは？

ジンカリウム鋼板は、アルミニウム・亜鉛・シリコンで構成されたメッキ鋼板で、一般的なトタンやガルバリウム鋼板に比べて耐久性・耐食性に優れている屋根材です。

構成が若干異なりますがほぼガルバリウム鋼板と変わらないので同じものだと思っていただいて大丈夫です！

その中でも「ディプロマットスター」は、表面に天然石チップをコーティングした高級屋根材で、美観と耐久性を兼ね備えています。

軽量で建物への負担も少なく、既存屋根にかぶせるカバー工法に最適な素材として注目されています。

工事前の屋根の様子

既存の屋根はパミールでしたが、全体的に色褪せや割れが目立ち、棟板金の浮きや腐食も確認されました。

このまま放置すると雨漏りなどのトラブルにつながる恐れがあるため、早急な対応が必要な状態です。

まずは既存の棟板金や役物などを丁寧に撤去していきます。

防水紙（ルーフィング）の施工

屋根カバー工事では、既存屋根の上から防水紙（改質アスファルトルーフィング）を敷設します。

これにより、二重の防水構造となり、雨漏りリスクを大きく軽減できます。

使用した防水紙は耐候性・密着性に優れたものを採用し、隙間なく張り付けていきます。

ジンカリウム鋼板「ディプロマットスター」の葺き上げ

防水紙の上から、いよいよジンカリウム鋼板ディプロマットスターの屋根材を葺いていきます。

今回お選びいただいたテラコッタのお色は赤みのある美しい屋根材が特徴で、見た目にも高級感があります！

軽量なので建物への負担も少なく、地震時の安全性も高まります。

役物の取り付けと仕上げ

棟部分やケラバ、谷などには役物（仕上げ材）を取り付けていきます。

今回はコストバランスを考慮し、高品質な汎用品の役物を採用しました。

機能性に問題はなく、見た目もきれいに仕上がりました。

職人による丁寧な加工と取り付けで、雨水の侵入を防ぐようしっかりと処理されています。

屋根カバー工事完了！

全体の屋根工事が完了しました！

ジンカリウム鋼板ディプロマットスターの赤系カラーが、周囲の街並みにもよく映える美しい屋根に仕上がっています。

屋根表面の凹凸と石粒仕上げによって、雨音の軽減や断熱性の向上といった付加価値もあります。

これで今後の台風や大雨にも安心してお住まいいただけるようになりました。

まとめ｜街の屋根やさんにお任せください！

ジンカリウム鋼板ディプロマットスターを使用した屋根カバー工事は、

• 美観性

• 耐久性

• メンテナンス性

すべてにおいて高い評価を受けている工事方法です。

東京都杉並区で屋根の劣化が気になる方は、ぜひ「街の屋根やさん」までお気軽にご相談ください！

無料点検・お見積りも随時受付中です！